ふれふり!

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引ソロ家探し(その90 DIY日記 WICの復旧作業4 巾木のかわりにエコカラットの使用を検討)

ソフト巾木はあちこち、こんな感じでベロンとしていた

 

前回、壁紙貼りを終えました。色々やらかしたところはあるわけですが・・・とりあえず終えました。

2020free.com

 

それで次の作業ですが、一般的に壁紙の下端処理として床との境界部分に巾木というものが使われていますので、それをやります。

築20年以上のため、上の写真の通り例によって古くなって劣化しているので、、、壁紙に続いてどうにかしなければなりません。

 

巾木の役割とソロもん住宅における必要性のなさ

巾木の役割としては

・端部のまとめ(床壁境界の見栄え)

・衝撃吸収(ルンバ君とか掃除機のヘッドとか)

があるとのことですが、いずれもソロもんにはあまり関係がありません。(なぜなら自分ひとりが気にしないor気をつければいいだけだから)

 

というわけで、元からあった(劣化した)巾木を除去したあと

・ムダなので巾木の取付を省略する

という選択肢もあるのですが、機能的にはともかく見た目的にはあまりよくないですね。

百歩譲ってこういうクローゼット内は放置でいいにしても、さすがに室内の場合は石膏ボードむき出しというのもアレなので、巾木をつけないならちゃんと壁の下端までキッチリと壁紙を貼っていきたいところ。

 

巾木の代替に壁紙を伸ばそうと思っても下地問題が

ところが、巾木を取り外したところで問題が起きました。

巾木があったところは何やら接着剤の跡が横線状に・・・

見ての通り、もともとが巾木を取り付けてあったところは、上方(壁紙を貼ってあったところ)と違うんですよね、下地が。

なので、壁紙を床付近まで延長させるには、もと巾木のあった場所のケアをしてやる必要があるってことです。(ケア=接着剤の残凸凹を除去&均しパテたり、状態によってはプライマーを塗ったり)

 

うーん、これは面倒くさい。とても面倒くさいぞ。(角なので作業がしにくい)

 

WICはあくまで実験体なので色々やってみるのはいいのですが、さすがに明らかに面倒で次に続かないようなのは・・・

 

それを考えると壁紙を貼るより新しい巾木を買ってきて、元あったように取り付けた方がずっと楽です。取り付けるメリットが薄いといっても、逆に除去のメリットがあるわけでもないので、どっちでもいいなら楽な方を選ぶべき。1m100円くらいで20年使えるならコスパも良いでしょう。

 

ちょうど巾木みたいなやつ=エコカラットがあった

じゃあ買うかと思って巾木の種類を見ていたところ、例によって種類が多くてどれがいいか決められません。まとめ買いすると安いのですが、そんなにたくさん使うかな? っていうのもあり。

 

そんなときに、似たようなモノを見つけました。

 

その名は「エコカラットプラス ラフクォーツ」。

 

これです。

www.ecocarat.jp

 

エコカラットはよく知られた内装部材で、カンタンにいうと調湿機能を謳った「居室の壁に(部分的に)貼る装飾用タイル」です。(実際に調湿効果があるかはよくわからない)

 

エコカラットは基本的に30cm角くらいのシート状下地にタイル状のエコカラットを並べて貼り付けた、みたいな構造になっていて、シートごと貼り付ける感じの施工になります。

が、デザインによってシートサイズが違っていたり(30cm角じゃないってこと)、そもそもシート状じゃなかったりします。

 

全部チェックしたわけではないのですが、見ているうちに巾木として使えそうなエコカラットが見つかったので、これを候補として考えていきたいということです。

タイル状で施工するうえ、タイル1枚がイイ感じのサイズになっているラフクォーツ


ラフクォーツは現行のエコカラットプラスのラインナップの一つで、シート状ではなくて1個づつ独立したタイル状になっているタイプ。

1タイルは高さ75mmX幅303mmというサイズになっています。

厚みは6.5mmと9.0mmの2種が混在しているのですが、これは使い分ければ良いでしょう。9.0mmのほうは巾木として使うには厚すぎる感じもしますが。

 

ちなみに何でコレに思い至ったかというと、以前書いた「このどん詰まりの倉庫の空気環境を少しでも良くしたい」という考えがあったからです。

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エコカラットが調湿するのであれば、何の役にも立たない(必要性のない)巾木の代替として「役に立つ」のでは?ということです。

巾木を取り付けるような入り隅部分(凹んだ部分)は湿気が溜まりやすいと聞く、という前提です。

 

巾木(100円強/m)の代替として30cm500円のエコカラットを使うという暴挙・・・失敗!

巾木に比べてエコカラットは高単価なので、思いついたからと言ってうまくフィットする確証もないのにいきなり買うのもなぁ・・・

というわけで、他の実施例がないか検索してみたのですが見つけられず。あまりにアホ過ぎてやる人がいないということか・・・

 

しかたなく自分で買って、さっそく当ててみたのですが・・・

床は試しにコルクを敷いてみる実験中・・・

ダサッ!

 

いやー、なんか思ったよりダサいですね。サイドの色が塗られていなくて、まっ白いラインが入ったようになってしまって、なんというか「はんぺんを挟んだ何か」みたいな感じに。

これ、横が白じゃなくて濃い色になっていてタイル面が薄い色だったりとか、もしくは壁紙がもっとピュアホワイト系だったらよかったのかも。

 

あまりデザインには詳しくないというか感度の低い自分で、しかもデザインとかどうでもいい倉庫の中の、さらに誰も見ないような足元の角の部分とはいえ、、、こうして自分で作業をしていると「さすがにコレはアカンやろ・・・」と思ってしまう自分がいました。

 

というわけで、あまりにダサいのでエコカラットを巾木の代替として使うという案はボツになりました。

うーん、この横の白い部分を何らかの塗料で塗るという手もあるのですが、、、正直、倉庫の巾木にそこまで手間をかけてもなぁというのがあります。

(あと、エコカラットの厚みのぶんだけ(僅かとは言え)収納スペースが減るのは避けたい、というのもあった)

 

うーん、どうしようか・・・。