家探しの話の続き。理想の家を追い求めていくぞって話です。
不要なウォークインクローゼットを倉庫化するため
・棚や壁材(石膏ボード)を外して裏を見る
・壁紙を貼り替える
・巾木をどうするか検討して交換する
・床のカーペットをコルク+フロテックスに交換した
というところまでやってきました。
基本的にはこれで全部終わりなのですが、その他の後始末を少し。
据え付け棚のリペア
元からあった据え付けの棚を洗浄し、少々の調整作業をしてから戻します。
調整作業というのは研磨です。
以前フラッシュ扉の分解組み立ての際にみたとおり、中古住宅の木部は長い年数を経て湿気を吸って膨張、肥大化してることが多いようです。(これは木なのでしかたないこと)
今回もご多分に漏れず、突っ張り棒なみの強烈な突っ張りで壁紙をガッチリ掴み込んでいて、取り外すときに苦労しました。
こういう木部はいくつかのパーツから構成されていますが、もとの部位が違うということなのか、すぐそばにあった(≒同じ環境にあった)はずなのにそれぞれ伸縮率が違って、結果凸凹が結構目に付くようになっています。(もとから凸凹していた可能性もあるけど・・・)
なので、その凸凹をピッタリおさまるように削って均してから再度取り付ける、という作業をしました。
難易度が高いわけではありませんが、削り過ぎてもいけないので結構気を遣うコマい作業でして、こういうのも自分の家だからやれるものの、他人の家なら「おさまればいい」という対応になるのもわからないでもないな、と・・・
なお、ちょっと迷ったのですが、倉庫の棚ということで塗装はしませんでした。
連結ワッシャー&連結キャップの交換
この棚の戻し作業のとき「連結ワッシャー」「連結キャップ」というネジの頭を隠すプラ部品も交換しました。上の写真で、木の棚の下にところどころ点々とある白マルの部品です。こんな感じのやつ。
木は削ればなんとかなりますが、プラ部品は劣化してヒビや欠け、割れが出ていると修理しようがないので、寿命が短いですね。交換しかありません。
ちなみに上のは大里というネジなどのメーカーが出しているのですが、なぜかキャップとワッシャーが別パッケージなんですよね。セットで使うはずなのに・・・
ホームセンターだと少量パック10個入り200円みたいなレベルで非常に割高だったので(金額はうろ覚え)、自分は100個入りのケース版を買ってしまいました。(キャップ400円強、ワッシャー600円弱であわせて千円くらい)
ただ、いくら家全体をクリーニングしていくといっても100個は多すぎるでしょ、という人はこれくらいのやつがいいかもしれません。
実は自分が買ったときはこの40個入りのやつ見つけられなくて、100個のにしちゃったんですが、今ならこっちを買ったと思います。(値段は同じくらいですが、ワッシャーが金属っぽいので数が少なくてもこっちのが良さげ。プラスチックのワッシャーは強度に不安を感じます。買っちゃったので使ってるけど・・・)
作業がなかなか進まないのは調べている時間が長いから(愚痴というか・・・)
交換作業をするだけであれば別になんてことない話なのですが、連結ワッシャーなんてマイナーなモノだけに当初は部品の名前も知らなかったし、メーカーやらサイズやらアレコレ調べて、使えるものがわかっても取扱店が少なくて、なんとか店を探して価格を調査し、価格によってはそもそもの要否を検討し、、、とやっているとかなり面倒で手間がかかります。
ぶっちゃけ、こんなネジのキャップなんてなくても機能的には支障ないですからね。いったい誰が倉庫の棚の裏側に回って、ネジ頭がどうなっているか、隠れているか? 錆びてないか? みたいなことを気にするんだ? という話なわけで。
ときどき自分でもよくこんな面倒なことしてるなぁと思うことがあるのですが、別に誰かに強制されたわけでもないので、ときどきウンザリしつつもエネルギーが続く限り気の済むまで好きなようにやっていきたい所存。
ちなみに外したネジも、同じサイズの新しいネジ(ステンレス)に交換しておきました。