ふれふり!

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引ソロ家探し(その99 DIY日記 ユニットバスの天井裏側を見てみた)

 

家探しの話の続き。

 

風呂場についてはこれまで浴槽の蓋を改修(魔改造?)したり、水圧不足を調べたり、掃除をしたりしつつも、以前ショールームに行ったときに検討、判断したとおり、

・リフォームせず、コストをかけずにそのまま使うという方針

できています。

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ただ、WICの壁裏を見てしまったことで、風呂場の天井裏も見ておこうかということになりました。

というのも、ユニットバスの天井には点検口がありまして、そこから容易に天井裏を確認することができるんです。

ユニットバス天井にある点検口



WIC(ウォークインクローゼット)の壁裏を見た話はこのあたり。

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そんなわけで今回はユニットバス天井裏の話。

 

LEDシールライトを使って天井裏に明かりをともす

当たり前ですが天井裏は照明もなく、日中でも真っ暗で何も見えないので当初は手持ちのライトを使っていました。

が、ライトって局所的に明るくなっても広い範囲を明るくするのには向いてないんですよね。圧倒的に光量が足りないってことなんだと思いますが・・・。

手持ちライトだけだとこんな感じ

要は全体を一望するのが難しく、広がりというか、空間としての把握がしづらい。

というわけで、

・ダイソーで買ってきたLEDシールライト2m550円を針金に取り付け、ぐるっと輪のようなかたちをつくって照明の代替とする

ことにしました。

2mで550円・・・だが役立つ!


これ単体だとただのビローンとしたヒモなので何かに取り付ける必要がありますが、今回は針金に巻き付けてある程度は自由に動くようにしてみました。(ところどころ、ライトがないところをテープで固定した)

 

照らすとこんな感じです。

ユニットバス天井裏、中央の換気ユニットの周りに輪のように這わしてみた

 


このシールライト、デフレ脳で「ダイソーなのに550円ってどうなの?」と思ったのですが、どうやらAmazonとかでアヤシイ品を買ってもこの倍くらいはするらしい・・・

USBバッテリー直差しで稼働するので電源ケーブルも要らず、こういう場所で非常に役立ちます。(そのぶん、電源のオンオフスイッチすらないですが・・・)

ちなみに、電力消費は思った以上にある

昼間のようにメチャクチャ明るくなるわけではないですが、モノが何かわかる程度には光量があります。これは買って良かったし、なければ見づらくてかなり困っただろうなという印象です。

 

うちの点検口の入り口はこんな感じで、以前掃除をしたときにカビハイター的なもので清掃、除去したので、25年モノにしては実にキレイなものでした。

置いてあるだけ=自重で固定されているだけ(ツバがあって落ちないようになっている)



ユニットバスはどうやら薄い鉄板入りのようだ

よく、ユニットバスは

・壁に鉄板が入っていて磁石がつくのでマグネット式のフックとかが役立つ

と言われています。実際うちもマグネットがつくことは確認しています。

 

以前、お風呂ブーツの吊り下げ用に吸盤タイプのフックを買いましたが、どっちかというとマグネット式のほうが楽だし、ユニットバスのヒトはそっちのほうが良さげ。

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(風呂場の壁がタイルだったりするとマグネットではつかないので、吸盤が必要)

 

じゃあ天井はどうなのか、ということでマグネットシートを貼ってみたところ、天井も同じく鉄板入りのようです。

天井にも磁石がつく

 

ただ、裏側(天井裏側)に回るとマグネットシートはつかなかったので、おそらく

・室内側に近い層に薄い鉄板が入っているのでは?

という感じです。

 

これ、どうでもいいことのように思うかもしれませんが、将来的にDIYで作業する上では非常に重要です。

どういうことかというと、

・ユニットバスの壁や天井は何か重量物を支えられるほど丈夫な鉄板ではないだろう

ということです。

断面(銀紙の剥がれた部分)を見ると厚みの大半が石膏ボードっぽい

なので、点検口から天井裏(ユニットバス天井)に人間が登り(入り)込んで作業をするのは避けた方がよさそう。

それを裏付けるように、先日カビ取りの話を書いた24時間換気装置も「天井裏側から置く」のではなく、「浴室側から持ち上げて吊り下げ設置する」ようになっています。

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実際はそろりそろりと移動すれば大丈夫な気もするけど・・・やめておいたほうがいいだろうなぁ~という感触です。

 

木の棒などがあるが,何のためにあるのかよくわからない

ユニットバスの天井には気の棒などが渡っているのですが、これ、別にどこかに固定されていてユニットバスの天井が落ちないように支えているというわけでもなさそうなんですよね(ユニットバスの内側で切れていて、ただ乗っているだけみたいな状態)

似たような木のバーがいくつかあるけど、端がどこかに固定されいているわけでもない

この木、何のためにあるんだろう・・・天井のたわみ防止?(単なる手抜き工事だったりして?

 

ところで、ざっと見たところ、風呂場の直上にもかかわらず湿気で木材がひどく傷んでいるという様子もないので、ユニットバスは25年近くたってもかなり気密性が保たれているんだなと感心しました。

24時間換気システムの設置フレームも錆びたりせず、金属の光沢がきっちり残ってるんですよね。

 

案外いい環境なのかも・・・

 

と思うと同時に、、、なんかここ、空気環境が悪くないなら物置として使えるんじゃないかって気がムクムクとしてきましたよ・・・軽いものだけならイケるんじゃ・・・?

 

天井に断熱材が入っておらず残念

居室の壁の裏側には断熱材が入っていることを確認しているのですが、今回見たところ浴室及び周辺の天井には断熱材はなさそうでした。

左を見ると壁にはウレタンが吹き付けられているのがわかるが・・・

まぁ左側の壁部分など、部分的にウレタンが吹き付けられているところをみると、

・やるべきところとそうでないところがあって、このエリアはやらないところに区分されているだけ

で、もしかすると同じ天井でも居室などは断熱材が入っているのかもしれません。

 

ただ、居室はどこも天井に点検口がないので、今のところ確認するすべがないんですよね・・・

 

ちなみに、キッチンのダウンライトを外したときにその隙間から見たらこんな感じでウレタン充填?されていました・・・

キッチン天井はウレタンっぽい吹付がされていた

 

ユニットバスの天井裏を攻めたくなってきた

WICの壁についてはまったく何もできずに撤退する羽目になったのですが、このユニットバス天井については自分で何かできそうな空間があります。

かなり劣悪な環境だとばかり思っていたのですが、天井もそこそこ高くてスペースがとれるし、上でみたとおり空調的にも優れていて良環境のようです。

 

ダクトについても・・・どうだろう。どうにかできるかな。

 

何にしてもWICのときのような無力感はなく、手を入れられそうな感じなので少し考えてみたいと思います。