ふれふり!

素隠居してお菓子。リフォームがしたくて住宅を購入。そして興味がないことは無駄なく。

引ソロ家探し(その110 水回り等ショールーム 新宿2回目その2 トイレ=家電? &リリカラ)

国土交通省サイトより

家探しの話の続き。

 

以前、よーし家を買ってリフォームするぞ!と意気込んでいた頃(まだ実際にはやっていないかった頃)、新宿のショールームを回った話を何回かにわけて書きました。

 

その後だいぶ経ってからですが、前回、2回目の新宿巡りの話で、LIXILをのぞいてきました。

2020free.com

 

前回の話はまだ見ていない(座っていない)パナソニックのトイレをどうするか・・・ということで終わったワケですが、、、汐留のパナソニックショールーム、行きたいけど遠い。

そこで、LIXILの帰りに「新宿のどこかで見られないだろうか?」と少し見て回りました。

なにせパナなので、家電量販店で取扱がありそうかな? と。

家電量販店側でも住設(住宅設備)に触手を伸ばしているという話もあります。

 

ヤマダはTOTOと組んでいてパナはなし

まずヤマダです。家電から住設に力を入れる方向にシフトすると大々的に宣言してますが・・・確かにトイレあります。

 

あったけど、TOTOと組んでオリジナルモデルを出していて、それ推しで、他はなし。

ヤマダオリジナルモデル

なんだろう、選択肢がないというのは、、、ヤマダデンキに激しくコミットしている、どっぷりなお客さんにはいいんだろうけど・・・。そういう人に対して「トイレなんてどれも大して変わらないから、オススメのこれでいいでしょ?」という感じなのかなぁ。

 

確かに製品15年保証、工事10年保証が標準添付とか、工事費込み価格で提示とか、シンプルでわかりやすくていいとは思うんですけどね。(ただし、工事の長期保証はリフォーム工務店でもやっているところは多い)

自分も、もしあまりトイレに興味執着がなくて「とりあえずタンクレスで何か良さげなのを・・・」と思ったらこれが候補にあがったかもしれません。

 

ただまぁ、こうしてあちこち見て回っている身からすれば、残念ながらあまり魅力を感じません。この製品はごく普通の便座形状だし、機能にしたってTOTOが自社製品を押しのけて、より良いものをヤマダブランドで出すとも思えないんですよね。「そこまでの義理」っていうのは、なさそうに思うのです。

 

ボリューム契約(ヤマダの資金力で大量引き取り)で割安になっているかもしれないので、製品の違いやこだわりよりコスパを優先するならそのあたりは比較する価値はあるかなと思いましたが。

 

ちなみに、新宿にはヤマダが何店舗かあったと記憶してたのですが、どうやらだいぶ撤退気味で、今は西口の一店舗しかなくなってしまったようです。

正直、自分も近年はほとんどヤマダでモノを買ったことがなくて、ヤマダはどうなっていくんだろう・・・と心配です。

 

ヨドバシはトイレの扱いほぼナシ

新宿の家電量販店のドンであり王様であるヨドバシも寄ってみました。西口のマルチメディア館だったかな。ヨドバシは何店舗かあって色々名前が付いているのですが、よくわからず、、、とにかく一番大きそうな建物に。

が、残念ながらトイレ、、、というか住設はほぼ取扱がないという感じ。前回見たときも、ガスコンロとか「やってはいるけど全然ダメ」って感じでしたし。

 

売り場はこんな感じで、トイレではなく完全に「家電であるウォシュレット」の売り場という状態でした。

あくまで家電品のウォシュレットとしての販売のみ

家電量販店としては正道なのかなとは思いますが・・・。

 

というわけで、残念ながら今回の新宿探訪では、パナのタンクレストイレ「アラウーノ」は見る(座ってみる)ことができませんでした。

またタイミングを見てどうするか考えてみたいと思います。

 

リリカラショールームに寄って低反射壁紙を聞く

新宿にあるショールームで行ってなかったのがリリカラです。壁紙とか、壁系のメーカーですね。

会社はさほど大きくはないようですが、壁紙ではサンゲツに次ぐくらいのシェアがあるのではないでしょうか(推測)

あるネットショップの取扱数

 

ショールームの場所は線路のすぐ横のビルの中で、LIXILや新宿駅との位置関係はこんな感じです。

JR新宿駅からLIXIL、リリカラと移動・・・遠い・・・

ここもLIXILほどではないのですが、新宿駅からは距離がありまして、どうやら西武新宿駅というところに近いようです。

 

ショールーム入り口はこんな感じ。ビルの2Fワンフロアで、こじんまりした感じのサイズ感です。

おしゃれ感と清潔感はある

1Fはなんか半分オフィスみたいな入り口でして、階段で2Fにあがるとこのリリカラショールームの入り口があります。

階段あたりには織物の展示などしてあるので、なんとなくショールーム感はあるのですが、どっちかというと見学用というよりは商談用のショールームのような雰囲気・・・

(ただ、受付はなく、フラッと入って名前も書かずに自由に見て回る感じになっているので、ここまで来てしまえばあとは入りやすく出やすい)

 

壁紙はこんな風に大きな板に貼ってあり、天吊りになっているため手前に引き出してじっくり見ることができます。

壁紙が貼ってある板

 

手元で見たい場合は小片(実物)の貼り込まれたサンプル冊子を手に取って見る感じ。

 

LIXILのエコカラットと同様、低反射の黒系壁材がないだろうかと、懐中電灯をあてて見てみたのですが・・・

照明をあてる

やっぱりどれも反射しますね。ビニル素材だからしょうがないけど・・・

凸凹があると光が散って反射が弱く感じられるのですが、あまり凸凹が細かいと今度はゴミがつきやすく落ちない、みたいなことになってしまうので難しいところ。

この中だとLW295なんかが比較的地味でいい感じなんですが、これは消臭機能がついてないみたいです・・・

 

リリカラの消臭機能は、消臭剤塗り込みタイプと光触媒対応タイプがあるのですが、ショールームの人に聞いたところ光触媒タイプのほうが効果が高い、みたいなことを言っていました。

ただ、感じとしては機能・機序のようなものを把握して説明しているというよりは、製品グレードと後発開発品だからこっちが上、みたいな感じのニュアンスでした。光触媒ってLED照明でも大丈夫なの?という質問には「えーと、、、たぶん」というような曖昧な回答。

リリカラの壁紙もそこそこ機能性をPRして売ってるところあるはずなのですが、どうも現場ではカラーやデザイン面に偏った評価になっているようで少し残念でした。

 

 

帰りはokadayaに寄り道

せっかく新宿まで出たので、帰りはokadayaに寄って生地を見てきました。

ビルまるごと、服飾系の道具&素材屋さんです。

生地だけで2フロアか3フロアあって、相変わらずすごい量です。ウチの地元の店ではこの1/10すら、あるかないかってレベルです。

圧巻の生地量

世の中広いので、これでも世界の布素材の一部なのかもしれませんが、少なくとも自分が加工とかで把握したり、使える幅は遙かに超えています。

 

平日の夕方~夜にかけての時間帯でしたが、そこそこお客さんは入っていました。

劇の衣装とか、舞台とか作ったりするのに使うのかな? あと最近はコスプレ衣装づくりとか・・・?

 

低反射布のベルベット、別珍、ハイミロンといったものも扱っていましたが、あまり出ない素材だからか、端の方に追いやられているうえ、結構な色が在庫を切らしている感じで、なかなか店頭では買いづらいのかなーと。(むかし、ここでハイミロンを1反買って、ヒィヒィいいながら電車とチャリで持って帰ったような、かすかな記憶が・・・)

別珍、ハイミロンなどの素材は端の方に・・・

なお、店内は98%くらいが女性客なので、なんとなく男性は肩身が狭い感じです。(数少ない男性客も,ほぼ全員が女性の付き添いみたいな感じ・・・)

 

今のところほとんどやれていないのですが、リフォームが落ち着いたら裁縫もやってみたいと思ってるんですよね。(実はすでにミシンを買ってある)

ソファのような家具など、ファブリック素材ってリフォームと地続きというか親和性が高い面があるので、ある意味リフォームの延長といっていいのかもしれないです。

コスト的に可能かどうかわかりませんが、例えば壁紙の代替として布素材を使うというのもアリかもしれない・・・とか。