ふれふり!

素隠居してお菓子。リフォームがしたくて住宅を購入。そして興味がないことは無駄なく。

カンカン音で息も絶え絶えの自転車がグリスで復活

ほぼノーメンテで12年目に突入したガチャリンコ

自分は運動(いわゆるスポーツ)をする習慣がないため、健康維持を目的に日常生活においてはできるだけ徒歩や自転車で動くようにしています。(といっても、早歩きはしないし、自転車もただのママチャリですが)

 

なので、買い物に行くときも、(備蓄水などの重いものを買うときなどを除いて)ほとんど自転車移動です。最近は運動不足がマシマシになってきたので、自転車はできるだけスピードを出して、がんばって漕ぐようにしています。

 

ところが先日、買い物からの帰り道で自転車の調子が悪くなり、どうにもこうにもならなくなったので少し調べてメンテナンスをしました、というのが今回のお話。

 

ペダルが異常に重い&異音->ブレーキの調子が悪い->メンテが必要

調子が悪い・・・といってもイロイロありますが、どうも後輪の軸のあたりがおかしくなったようです。

具体的な症状としては

・漕ぐと常時「カコン」「カコン」と大きな異音がする

・何かが擦れている「シュシュ-」という音も発生(タイヤの特定の位置(角度)で)

・ペダルがメチャクチャ重く、なかなか進まない(ブレーキをかけながら走っているような感じ)

というものです。

 

実は以前からカンカン音はしていたのですが、「だいぶ乗っているし、あちこちぶつけてるし、何か車体全体の歪みでも出て、どこか引っかかってるのかな~?」と思って(諦めて)放置していました。

 

ただ、今回のようなどうにもならない状態になってしまったので調べてみたところ、実際はこの症状ってボディの歪みとかではなく

・後輪に付いているローラーブレーキという部品のグリス切れもしくは固定ネジ(ボルト)の緩み

が原因らしく、それだけでカンカン音が出たりするとのこと。

 

自分の感覚的には、グリスが切れてカンカン音がするとか、そんなことってあるの?って感じですが、そういうものらしいです。(内部構造を調べると、確かに金属同士が当たることで音が出るようなシロモノ。)

 

ながらく自転車のメンテをしてなかったことを反省する

そもそものところ、自転車は(ママチャリであっても)定期的にメンテをしないといけないみたいです。

自転車好きの人には怒られてしまいそうですが、自分の場合は12年目に突入するにもかかわらず、実は1回もまともなメンテナンスをしたことがありませんでした。

(というか既に11年経過しているのだけど、この自転車は一度たりともパンクしていないのが驚異的)

 

いまは屋根付きの駐輪場なのですが、過去には雨ざらしだったこともあるので、管理状態もロクでもなかった、としかいいようがありません。

 

ひどい扱いをしてきてズタボロ状態まで追い込んでしまった・・・。ごめんなさい。

 

というわけで、今回はちゃんとメンテナンスをしてみたいと思い立ちました。(といってもほぼ瀕死の状態になって、という追い詰められての行動ですが)

 

 

専用グリスは近所のホームセンターなどでは売っておらずネット注文・・・

ブレーキという性格上、グリスは指定されたもの以外はNGというのが通説となっています。そこで、今回はおとなしく指定のローラーブレーキグリスというものを注文しました。

 

これですね。

 

実はマニュアルによるとうちのパナソニック自転車には専用のNBP002というグリスがあるらしいのですが、入手できなかったのです・・・

パナソニックの型番はNBP002らしいが・・・

公式ショップで検索しても出てこないんですね。現行モデルのマニュアルにも同じ記載があるんですが・・・この会社、サポートするという考えがまったくないのか・・・(あるいは自分でやるな、ということなのか)

パナの公式ショップについては以前も書いたような気がしますが、ここ、本当にヒドいんですよね・・・

 

というわけで、しかたなくうちの現物チャリを見ると後輪に「SHIMANO BR-IM31-R」というローラーブレーキが使われていました。

BR-IM31-Rという一般的なローラーブレーキ

シマノのローラーブレーキ用のグリスは全部共通らしいので、上のグリスを注文した次第です。

まず間違いなく、NBP002はこのシマノのグリスだと思います。

(いずれも、ホームセンターやイオンバイク店頭では販売されていませんでした)

 

ベルトとその周辺の掃除

グリスが届くまでの間に、ゴム部品も汚損、劣化しているのでは?とタフベルト(チェーンの代替についているベルト)を洗浄しました。

思ったほど汚れてはいない

ここは水洗いOK、洗剤系NGとの情報だったので、ぬるま湯でジャーッとやってからめん棒で凸凹の窪みを掃除していきました。

汚れを除去したのち、最近買ったラバープロテクタントを塗布。

 

これはゴム部品の保護材で、表層剤だけでなく、こうしたベルトにも使えるとのことです。(用途に自動車のベルトなども例示されているので、自転車の駆動ベルトも大丈夫だろうという判断)

 

なんか気持ち、ゴムにハリが出たような気がしますが・・・気のせいですかそうですか。

めん棒の繊維が残って付着してしまったのがやや気になる・・・

 

ローラーブレーキを外から水洗い

10年以上風雨にさらされながら使っているため、ブレーキ周囲に砂埃やチリなどが大量に付着しているという想定で、ここも水洗いをしました。

といっても、これまたお湯でスプレーしただけですが・・・

電動スプレーで猛烈に水洗い

この程度ではあんまり意味ないかな? と思っていたのですが、これだけで車輪の回転がマシになった感じがしました。(手で空回ししたときの回転が良くなった)

 

ローラーブレーキ内にグリスを注入する

数日後、グリスが届いたのですが、見るとなんか内部で液が分離しているような・・・

 

というわけで、季節柄ゆたぽんで少しあたためて、ぶんぶんと振りまくって中身をかき混ぜました。

真冬なのであたためてから中身をかき混ぜる

 

シマノのマニュアルだと、グリスの先端を穴から12mmほど突っ込んで注入するようにとあります。

現物を見ると、確かに先端部は12-14mmほど均等幅の部分があって、根元のほうがすり鉢状に広がっています。目盛りはありませんが、目安としてこの均等幅の部分を奥まで穴に突っ込めばいい、ということのようです。

先端は封がされた(密閉された)状態なので、カットして使う

 

さっそく、ブレーキのゴムキャップを外して穴からグリスを入れてみます。

 

が・・・

 

キャップを外して挿入してみるが・・・

あれ??

 

全然入りませんよ? 

 

12mmどころか、その半分も入っていきません。

 

 

よく見ると、なんか穴の中には金属のようなものがあって、それが邪魔をしているようです。

なんか銀色のバーのようなものが中にある、そのせいで入らない?

 

・・・うーん、入れる角度が悪かったのかな? この内部の金属部を避ければ入るかな? などと思ってグリグリやってみたのですが、どの角度にしても全然入りません。

 

どうなってるんだろう???

 

 

穴周辺の内部構造はよくわからないものの、よくよく全体構造を見てみると、、、

そもそも12mmも入れたらブレーキの反対側まで行っちゃうじゃん?

なんか、そもそもこのブレーキ、全体の厚さが12mmくらいしかないようです。

これ、仮に12mm入ったとしても、最奥にグリスを塗ることになってあまり意味はなくなってしまいそう。

 

というわけで、とりあえず普通に入るところ(4-5mm程度?)まで先端を差し込んで、ぶちゅ~っとグリスを流し込んでみました。

 

5gを測りながら注入する

上のパナソニックの取説にもあるとおり、1回の必要グリス量は5g程度となっています。多すぎてもいけない(というか無駄に流出するだけで意味がない)らしいので、5gを目安に入れていきます。

 

とはいえ、このチューブにメモリもついていないし、どうやったら5g入れられるのか・・・ということで、いい案が思いつかなかったので、単純に重さをはかりながら入れていくことになりました。

 

最初が117g、112gになるまで何回か測りながら注入を繰り返しました。

少しずつ3~4回で注入

ボトル本体を押して(潰して)先端からグリスを出すのですが、キャップ部分が透明でなく真っ黒なので実際にグリスが出ているのかどうか、どれくらい出ているのか、よくわからないんですよね。

というわけで

・ボトルを手に持って先端を目視しながら潰し、グリスがせり上がってきて出そうになったところで穴に差し込んでさらに潰す(グリスを出す)

みたいなことを繰り返して5g減るまで3~4回注入しました。

 

試験走行OK、チャリは完全復活!!

注入後、タイヤをクルクル手で回して、数十mを手押し走行。翌日に実際に乗って数㎞先のスーパーまで走行するという感じの流れで、復活を確認しました。

 

先端が12mm入らず4-5mm程度だった点がやや不安でしたが、ちゃんとグリス注入できていたようです。

 

カンカン音も、シューシュー音もしなければ、ペダルも重くありません。

 

完全に復活しました。

 

ありがたい!!

 

これでまたしばらく乗れそうです。金属部が大破してどうにもならなくなるまで乗り続けたい所存・・・

(パナソニックはこのタフベルト&ガチャリンコのママチャリをもう販売しておらず、同型後継機への買い換えはできないので・・・)

 

 

今後の課題、ブレーキとハンドル

あとはブレーキのワイヤーが錆びているのも気になるので、これをどうするか・・・

ブレーキワイヤーが真っ茶色(錆)、もう一本のワイヤー(変速用)は全然問題ないのに・・・

ワイヤーだけ交換するのは一般的らしいのですが、この写真を見る限り単に刺さっているだけで、固定用のギミックはなさそうなんですよね。このネジで取り外しできるのかな? 裏から見るとわかるのか? どういう構造になっているんだろう??

ネジも真っ茶色に錆びてしまっているので、果たして(技術的に)取り外し交換ができるのか、このネジをどうしたらいいのか・・・(ワイヤーを買ったら付属してくるのか? 別に買わなければならないのか? レバーに付属している?)などなど、調べることが多そうです。

 

※実は交換用のレバーも調べたのだけど、適合する製品が良くわからなかった・・・BL-C6000ってやつっぽいのだけど、現在は販売されていない?らしい。似た型番の6010は販売されているけど、これは合わないらしい・・・シマノのサイトを見ても、こういうママチャリ用品は相手にされていないらしく情報が見当たらず、サッパリわからない・・・

 

あと一つ、ハンドル、握りの部分ですね。グリップというのかな?

ゴムというかスポンジっぽい素材で、ボロボロに崩れているわけではないのですが、表面コーティングはかなり劣化して剥がれてしまっています。

Panasonicマーク入りなので同一品の入手は難しそう・・・

仮にブレーキのレバーを交換するなら、これも取り外して交換せねばなりません。

 

今すぐどうこうということではないのですが、また10年使うぞ、みたいなことを考えたらブレーキレバーとケーブル、ハンドル(グリップ)の3つは交換しておきたいところです。

 

というわけで次はブレーキケーブル編・・・の予定ですが、時間のあるときに調査、検討していきたい、みたいなイマイチ積極性が感じられない状態なのでいつになるか不明・・・