ふれふり!

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引ソロ家探し(その91 DIY日記 WICの復旧作業5 巾木の寿命と多少投げやりなソフト巾木の取り付け)

ソフト巾木はあちこち、こんな感じでベロンとしていた

 

前回、巾木の代替でエコカラットと使おう!といいこと思いついた風にスタートしたものの、なんか違う・・・とすぐに挫折したわけですが・・・

2020free.com

挫折したからといって放っておくわけにもいかず、このべろんとした場所をどうにかしていく必要があります。

 

巾木の寿命はどれくらい?

販売店の広報記事を見ると巾木の寿命は5年くらいと表示されているけど、例によって売る側の説明なのでなんともね・・・という感じです。

現実問題としては5年に1回交換するなんてかなり手間ですよね、コストもかかるし・・・。

じゃあどれくらい使えるのかというと・・・実際どうなんだろう。一般的にはリフォームするまでそのまま?

たぶん巾木だけを交換する人なんていないんじゃないですかね。壁紙の時に一緒にやる人はいるかもしれないけど、数としてはそれすら少ないという感じで(巾木はそのままで壁紙だけ更新とか。そんなことはない?)。

っていうくらい、誰も巾木のことなんか気にしてなさそう。(個人の感想です)

 

うちの築25年弱の居宅でいうと

・MDF(木質)の巾木は表面の汚れ、キズなどは多いもののまだしっかりしている

・ソフト巾木(ビニル)は全体の半分くらいに剥がれ、めくれ、浮きなどが見られた

という状態でした。

リビングのMDF巾木の様子(表面が傷ついてめくれたりしている)

洗面所の巾木(掃除をしてないので汚れているが、素材自体はしっかりしている)

ソフト巾木(めくれたり膨らんだりしている)

パッと見、ソフト巾木はもうダメで交換するしかないかなって見た目ですが、よく見ると素材そのものがダメって訳でもなさそうなんですよね。ヒビ割れとか切れ目とかは見あたりません。紫外線のない日陰だと、こうしたビニル素材でも10年20年単位で日持ちするんですかね~。

もっとも、変な曲がりクセがついてしまっているので、これを洗浄して糊をとってまっすぐになるようクセをとって元どおり貼り付ける、という作業をするくらいなら新しいものを買って付けた方がよさそうではあります・・・。

(両面テープや接着剤が剥がれたあと曲がってクセがついてしまったのか、逆にビニル素材の曲がりエネルギーの影響で接着剤が取れてしまったのか、因果関係は不明です。)

 

一方、MDFのほうは素材に厚みがあり折れ曲がったりはしていませんが、モロいところもあるので表面にキズがついたり削れたりっていうのはあります。

 

また、これは後日トイレの巾木を取り外したときの話なのですが・・・

真ん中から上だけが折れ曲がってしまった

どうもこのMDF巾木、湿気にすこぶる弱いみたいで、トイレの巾木は見た目まったく問題ないように見えて、中はグズグズになっていました。

 

取り外そうと壁との間にヘラを入れて、テコの原理で剥がしていったのですが・・・中の木というか、木質の紙?みたいなのがバラバラと分離して、表面の白いビニルも剥がれてしまっています。

中のMDFがミルフィーユのように層に分かれていて崩れるばかり

剥がすというより「崩れていく」って感じです。

 

こうなってしまうともう容易には剥がれないので、面倒ですがドライヤーで暖めながら剥がしていく感じになります。

接着剤をドライヤーで暖めながら少しずつ剥がしていく

 

ソフト巾木も結構イイ値段する

物価変動の激しい(主に値上げの)昨今なので参考になるかわかりませんが・・・店頭ではこんな感じでした。

ソフト巾木は90cm長で200円弱

MDF巾木は4m長ほどで800円弱

こうしてみると、m単価はほとんど変わらないですね。ソフト巾木はH75、MDFのほうはH57と、ややソフト巾木のほうがスペックが上ですが。(Hは高さ)

 

カラー、デザイン

 ソフト巾木はネットか取り寄せならカラーが豊富(店頭在庫はどこも種類少ない)

 MDFはもとからカラー少ない

入手性

 ソフト巾木は長さが90cmほどなのでネットでも店頭でも購入が容易

 MDFは長すぎて通販が無理、店頭で買ってもサイズカットしてもらって持ち帰り?

 (短いMDFもあるけどかなり割高だったような・・・)

 

ちなみに自分はMDF3650mmをホームセンターのトラックを借りてそのまま持ち帰りましたが、ここまで長くなるとマンションの階段を上るのも一苦労です(あちこちでつっかえてしまうし、カタいといってもここまで長くなるとビヨンビヨンと跳ねる)

 

安いソフト巾木を貼り付け

とりあえずこのように並べてみました。

どれがいいかな~?(左上のがベロンしてしまった旧巾木)

買ってはみたものの、まず、無駄に厚みのあるソフト巾木はナシだなぁ~と。

そしてソフト巾木はなんか白すぎるな~ということで、ホワイト系のなかでも少しグレーの入った色味のものを追加購入。

 

真ん中のが新しく買ったグレージュ?っぽいやつ(高さがやや低い60mm)

なんかラフクォーツに似た色合いになってしまった・・・

 

色々見ているとキリがないので、これに決定!ということで貼っていきます。(コンパクトなH60のもの)

取付は接着剤を使わず、家にあったクッションフロア用の両面テープを使って貼っていきました。(幅50mmのセメダインのやつ。これです)

 

床の敷き込みカーペットを剥がして、取り付け位置の状態を確認しながら、壁紙の下端がしっかり隠れるように取り付けていきます。

敷き込みカーペット固定用のグリッパーとの間に隙間がある

入り隅(凹み)はドライヤーで柔らかくしてしっかり曲がりを付ける

 

というわけで、巾木は結局安いソフト巾木を貼って終わりになりました。

色々考えている時間は(どうしたらいいのかわからず)シンドいのですが、身体を動かして作業をしている時間は気が楽でいいです。進んでいる実感も得られるし。

貼り終わり

 

一応、仮でコルクのタイルを置いてますが、これ、工業用の下地材?です。

最後に床をどうするか、、、みたいな内容でWICの話は終わりになる予定です。