ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

引ソロ家探し(その37 転居にあたり白物家電の更新をしなかった件)

国土交通省サイトより(加工済)



家探しの話の続き。今回が37回目。

 

少し前に転居の概要について書きました。

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転居費用がトータル18万円ほどで済んだ、と。

 

家を買ったにもかかわらず賃貸並の費用(?)で済んだわけですが、これは何かを値切ったとか運良く安く済んだということではなく、その内容が賃貸->賃貸への転居みたいなスタイルだったからです。

 

この、費用面で安く済んだ理由の多くは

・家電の更新をしなかった

ということにつきます。

 

今回はその話。

 

家電を全然買わなかったことと、その理由

冷蔵庫や洗濯機といった家電は引っ越しを機に買い換える人が多いのですが、自分の場合は今回、全部持っていくスタイルになりました。廃棄家電もないので処分料もかからず、新たに購入したものもありません。(厳密には、掃除機を買い足しているけど・・・)

 

買い換えたい気持ちはあったんです。

 

たとえば冷蔵庫は冷えすぎていて、なんか壊れているような気がするし、洗濯機は週末にまとめて一週間分を洗濯するスタイルだった(そうせざるを得なかった)勤め人の頃に買った大きなものなので、今ならもう少し小さいものに買い換えたい。

そもそも、どちらも15年モノなのでそろそろ経年劣化や省エネの観点から買い換えのタイミングです。

 

ただ、少し先送りしました。

 

これはゼニカネがないとか貧乏性だということも当然あるのですが、

・新居での生活スタイルが自分でもまったくわからないため、それがある程度定まってから買い換えたい

・引っ越し前後の時間のない中で、長く使う家電をテキトウに決めたくない

という考えがあったからです。

 

というわけで、せっかくの機会なので主要な生活家電について自分用のメモ(将来の買い換え用の)も兼ねて書いておきます。

 

冷蔵庫450Lはそこそこ満足

三菱の450L、15年モノを使っています。

型番はMR-G45Mで、450Lとはいうものの容積は1割アップの495Lとのこと。

購入当時はこのクラスのモデルが最もエネルギー効率が良いとのことで、少し大きいかなとは思いつつ購入しました。その後、特段の故障もなく、定期的に消耗品の交換や掃除などをしつつ活用してきました。

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以前に比べてやや音が大きくなってきたかな?という感じはするものの、冷蔵/冷凍の基本的な機能についてはまだ大丈夫そうです。

サイズは大きすぎるわけでも小さすぎるわけでもなく、ちょうどいいかなという感じ。気になっているのは消費電力と製氷関係ですね。

 

消費電力は15年前の段階でも相当低くなっていたように思うのですが、いまのものはさらに半分くらいになっているのかな? なんかこの期間中に省エネ表示の方法も変わってきていて、同じ項目同士の比較もあまりアテにはならないようですが・・・

 

よくわからなかったので、調べてみるとこんな感じみたいです。

2007年MR-G45M(現在の使用モデル)

 消費電力:590kWh/年

2023年MR-R46J(15万円クラス)

 消費電力:359kWh/年 40%減

2023年MR-MZ49J(20万円クラス)

 消費電力:269kWh/年 55%減

 

冷蔵庫の場合、機能面では「これがあれば生活が一変する」「料理が楽になる」みたいなものと出会えなければ、なかなか買い換えるきっかけが生じません。

とはいえ、3ヶ月後か5年後か10年後かわかりませんが、いずれ壊れるでしょうから、そのときに食材を全部ダメにしてショックを受けつつ、慌てて買い換えるようなことは避けたいので、タイミングを見て買い換えたい所存。

(電気代が半額になれば年間1万円くらいは浮くことになるので、10年で10万円浮いて元は取れるかな? って感じはしている)

 

もう一つ、内蔵されている自動製氷機が氷をうまく製造できている気がしない。

購入当初はかなり透明な氷ができていたのですが、今は白く濁った氷になってしまっています(水は同じ蒸留水を使っている)

おまけに表面が溶けてしまっているのか、氷同士がくっついてしまって、アメーバみたいな見た目になってしまっています。手でモゲば分離するので、使えなくはないのですが・・・

白くなり、くっついてしまっている

こちらも完全に機能不全になっていれば買い換えの動機になるのですが、微妙なところ・・・

 

引っ越しの際に掃除をしてスッキリしてしまったので買い換えモチベーションが低下

引っ越しの際、設置直前のタイミングで、引っ越し業者の人にお願いして冷蔵庫背面を掃除する時間をとってもらいました。(彼らはその間、別の運搬作業をしていたので作業全体への影響はなし)

ホコリを掃除機で吸い取り、塗れた布で表面に付いた汚れを取り除く程度の作業ですが、かなりキレイな状態になりました。

掃除前:隙間や凹みにホコリが詰まっているのがわかる

掃除後:ホコリ除去済み

ホコリ以外にも色々ゴミっぽいものが付着していて、それが運搬時に落ちたりする

せっかくキレイになったのだから、まだしばらく使えばイイじゃないかと思って買い換えのモチベーションが下がってしまった自分がいます・・・

 

ちなみに、基本的に引越業者は荷物の清掃はしてくれないので掃除そのものは自分でやることになります。

 

この掃除、このタイミングを逃したらできない! 絶対やろう! と思っていた作業なのですが、どうやら多くの冷蔵庫ではキャスターが付いていて設置後であっても手前に引き出すことはできるらしいので、、、もしかしたら後日やることもできたのかもしれないです。

 

洗濯機は考えがまとまらないので先送り

洗濯機をどうしたらいいのか、現時点ではまったく考えがありません。

 

うちのは日立の初代ビッグドラム(BD-V1)で

・洗濯9kgという(当時としては)大容量

・ドラム式なので繊維の痛みが少ない

・大きいドラムで叩き洗いの洗浄力の弱さを補う

みたいなところに惹かれて購入しました。

 

現状、気になっているのは

・洗浄力がやはり弱い

・ドラム内部(背面・見えない側)の汚れが気になる

ということでしょうか。

 

内部の清掃はこんな感じで定期的にやってはいるのですが・・・

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最近は洗濯槽に穴のないモデルなんてのもあるらしいので、そのうちどんな構造になっているのか調べつつ、買い換えを考えたいと思います。

 

なお、ドラム式のメリットである乾燥機能を自分はまったく使わないので、縦型の洗濯機の容量が大きくなってきた現在では、ドラム式にこだわる必要性は感じていません。(ただ、大容量になると縦型もそんなに安くはないんですよね・・・)

 

洗濯機は外装のプラスチックが割れたりはしているのですが、機能的には故障らしきものもなく元気に動いているので、もしかしたら壊れるまで使うことになるかもしれません。

ピロピロワカメの退治も、面倒ではあるのですが今は定期的に実行するサイクルが作れているのと、ほとんどの作業は自動なので手間としてはさほどでもないんですよね。

 

エアコン5台大杉問題

契約の話の際にも書きましたが、新居では全室に設置されたエアコンはそのまま、現状渡しの状態で引渡を受けました。

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前の住人の方も当然住みながら買い足してきたのでしょう、設置されていたエアコン4台はメーカーもモデルもバラバラ。

2018年ダイキンの大型200Vのもの(室外機が大きくエネルギー効率も低い?)

2017年ダイキン小型100v

2013年シャープ製100V小型

2010年シャープ13年モノは100Vだがやや大きめ

どうやら前の住人はダイキンとシャープが好きだったようです。

 

それに加えて1台、旧居から撤去して運んできたもの(2023年モデル)がありますので、これをどの部屋のエアコンとすげ替えるか、という点も今後考えていくことになります。

 

その他の家電(食洗機etc)と時代の変化

据え置き型の家電としては以上の3種くらいで、あとはシステムキッチンにビルトインされていた食洗機をどうするか、くらいでしょうか。

食洗機については色々困ったことがあってどうしたものか頭を抱えているのですが、長くなるので、機会があればまた今度書きたいと思います。

 

その次に大きいのはオーブンレンジとレーザープリンタ。

これらはやや大きいので設置場所については考える必要がありますが、ひとりで(なんとか)動かせるものだし、転居とはあまり関係がない感じですね。

 

デカいといえば、昔はステレオコンポやテレビのような家電もありましたが、もはや自分の生活の中には気配すら感じられず、昭和の思い出の中にしか存在しないものになってしまいました。そういうことを考えてみると、家の中に存在するモノというのも子供の頃から比べるとだいぶコンパクトになってきたなぁと感慨深いものがあります。

パソコンがデスクトップ型からノート型に移行するのと同じ必然なんでしょうかね。

最近の若い子は車や固定電話、新聞、テレビどころか、風呂場に浴槽すら不要(シャワーのみで十分)という話もあるらしいです・・・

 

そういえば、ユニットバスのショールームに行ったときの話を思い出したのですが、、、

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このときも費用の比較で

(ユニットバスの減価償却が)1回300円だとすれば、2回入るのを我慢すればそのコスト(600円)で温泉施設とかに1回行けそうですね。

などと書いていますが、確かに湯船につかりたければ近場の温泉施設に行けばいいのだ!となれば、そもそも自宅の浴室設備としてはシャワーだけあればいいんじゃね? というのは一理あります。(自分はそこまで考えが及ばなかったけど、なるほどなーと感心する)

 

高くなる前に買い換えるべきという話もあるけど、、、

さて、色んなモノが値上がりしており、家電も例外ではありません。

自分は15年前に冷蔵庫、洗濯機、オーブンレンジの3つをまとめて購入したのですが、そのときのレシートを見ると28万円ほどとなっていました。

今同じくらいのものを買おうとすると40万くらいしてそうです。

 

ただね、だからといって15年前と同じ製品を今28万円で買うかというとそうはならないわけで、必ずしも早く買えばいいってわけでもないのが技術進化の伴う家電の難しいところ(とはいえ、3年くらい前なら現行品と遜色ないモデルが35万くらいで買えたのでは?みたいな意見はありそうですが)

 

今すぐどうこうというわけではありませんが、今後落ち着いたら冷蔵庫の更新を中心に少し検討していきたいところです。