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電気代節約! 17年ぶりの冷蔵庫買い換え 01動機とタイミング

上から下までビッチリと半額シールや再利用テープが貼られまくった冷蔵庫(吉田家仕様)

 

転居とはあまり関係ないのでシリーズには入れませんが、引っ越し後、半年ほどして冷蔵庫を買い換えました。

 

※ずっと「15年ぶりだなぁ・・・」と思っていたのですがよく確認したら前回が2007年7月だったので、16年と8ヶ月くらい。ほぼ17年になるので、以下「17年ぶり」としておきます。

 

せっかくなので買い換えの動機、選択、購入録、省エネ比較などを順次書いていきます。

 

まずは買い換えの動機から。

 

買い換え動機(言い訳)

大型家電の買い換えは住宅購入や引っ越しの際に一緒に行うことが多いようですが、今回自分はまったく買い換えをしませんでした。。。という内容の話を以前書きました。

2020free.com

 

ただ、その際も書いたとおり

・すでに冷蔵庫、洗濯機、電子レンジは購入から15(17)年経過している

ことから、買い換えタイミングになりつつあり、なかでも毎日使っている冷蔵庫の買い換えは関心が高い、としたところです。

(もっとも、掃除をしてキレイになったので買い換えのモチベーションが下がった、とも書いてあるけど・・・) 

 

冷蔵庫だけ関心が高い主な理由は

・冷蔵庫は毎日使用するため、故障されると生活への影響が大きい

・故障は突然発生し、その際に中の食材が全部ダメになるなどリカバリが大変

・電気代が高くなってきているなか、24時間365日通電する冷蔵庫は省エネモデルへの買い換えメリットが大きい

といったことが頭にあったためです。

 

いろいろ調べてみたところ、それに加えて

・冷蔵庫は夏前の気温が上がってくる時期に負荷が高くなり、故障しやすい傾向がある

・10年以上経過している家電は汎用の保証からも除外される(基幹部の修理費用は6万~)※

・17年も経過していると故障時に修理ができない可能性もある(部品の保存期間)

・冷蔵庫は1~2月が新製品発売のタイミングで、旧型が底値に落ちている※

・店によっては旧型の在庫処分で底を割った価格で買えることがある※

・冷蔵庫は新型と旧型の差はほとんどない(旧型で十分)※

といったことがわかり、加えて

・新しい冷蔵庫は冷えるまで半日~1日かかり、その間の食材保管を考えると寒い時期の買い換えがベター

・買い換えにイニシャルコストがかかるが、早く買い換えるほどランニングコスト(電気代)の削減額が増える※

・昨今の電気代単価の値上がりから、省エネによる削減額は以前より増えている

ということで、今回のタイミングでの買い換えに至りました。

※のついている項目については以下、もしくは次回以降の記事で触れる予定

 

なんという必死な言い訳の列挙・・・(どれもウソじゃないんだけど・・・

 

 電気代はあくまでカタログ値+α程度ですが、上記の記事にも書いたように仮に年1万円ほどの削減が可能であれば、

・今の冷蔵庫を今後10年使い続けるのと10万円の省エネ冷蔵庫を買うのとで、持ち出しは同じ

ということになります。

(とはいえ、実際は年に1万円も削減できないと思うし、主要メーカーの超省エネタイプ冷蔵庫は10万円では買えず15万円くらいするので、説明としては誇張表現になっていることを敢えて書いておく。だけど、それくらいしないと買い換えのモチベーションがね・・・(本末転倒) )

 

ちなみに上で6万円~と書いた冷蔵庫の修理費用の出典ですが、三菱の概算表示で、だいたいこんな感じらしいです。

三菱冷蔵庫公式サイトより参考価格



冷蔵庫の新製品投入サイクルは自動車に近くなってきている

ところで、冷蔵庫市場について数年単位の長期的な話をすると

・毎年新製品は出るが、基本的にはモデルチェンジではなくマイナーチェンジ

・マイナーチェンジでの変更点は外装デザインや内部のトレイの形状変更、連携アプリの見直しなど細部にとどまる例が多い

・コンプレッサーなどの基幹部、基本性能は新旧で同じ

・数年に1回、ちゃんとした(基幹部を見直した)モデルチェンジをする

という、どこかで聞いたような中長期のモデルチェンジサイクルになっています。

このパターンでよく聞くのは自動車ですね。自動車のほうは毎年毎年ってわけじゃないようですが・・・

 

メーカー自身も明言しないし新製品の紹介記事でもハッキリとは書かれていませんが、要は

・中身が一緒の冷蔵庫を、デザインと型番を少し変えて数年間売り続けている

ということです。

 

これは別に悪いことではなく、それだけ成熟した分野、製品だということではあるのですが・・・。(もしかしたらそのうち画期的な方法で冷蔵する機構が開発されて、それを搭載した冷蔵庫が出るかもしれないけど、今のところそういう話は聞かない)

 

なお、一部のメーカーはこうした現状に

「基幹部を数年使い続けるのなら毎年マイナーチェンジなどせず、2年に1回程度にして、そのぶんのリソースを新技術の開発などに回したほうがよいのでは?」

と考えているようで(ホントその通りだと思う)、今後ますます長期サイクルになっていきそうです。

 

三菱冷蔵庫は2022年にモデルチェンジして新世代へ

自分の購入予定だった三菱電機の冷蔵庫は、2022年に8年ぶりのモデルチェンジをしてデザイン以外の断熱材など基幹部も更新されたとのこと。

2023年モデルはそこから2世代目にあたり、世に出回った1世代目のフィードバックから不具合などが(あったとすれば)発見・改善されているはず。

そして、さらにそれが2024年冒頭ともなれば1年間ずっと同じものを製造をしてきて、生産現場としても安定しきった時期なので、買うタイミングとしては非常に良いのではないか、と感じました。

 

ちなみに2024年モデルは既に発表され、発売を目前に控えた時期ですが、発表を見る限りマイナーチェンジにとどまっているようです。

 

そんなわけで、三菱に買い換えるなら今年あたりはいいタイミングかなというのも今回買い換えに走った理由です。