以前、鰹を削って出汁をとった話を書きました。
作った出汁がなくなるたびに削って煮出して・・・と言うのを繰り返しています。面倒くさいですね。まぁでも自分でやれるのがいいわけで、そのために勤め人をやめて確保した時間なので。
さて、こうしてつくった出汁というのは使用済みのペットボトルに入れて冷蔵庫に保管し、大半を毎日の味噌汁の味調整に使っています。
が、
・1回に使う量などたかが知れている
一方、
・1回に作る出汁はどうしても結構な量になる
ため、
・作った出汁はしばらくの期間使い続けることになる
んですよね。
ここで問題になってくるのが、数日ならともかく数週間にわたって使い続けることになることで、さすがに保存が大丈夫なのかという不安が生じてきます。
保存料も入っていないし、元の水はRO水なので塩素も抜けてしまっていてそういう面では非常に脆弱です。(一応自分の嗅覚判定、味覚判定ではセーフなので「ま、いっか」と思って使っている)
まぁ、うちの冷蔵庫ってやや壊れ気味でかなり温度が低くて、雑菌の繁殖には適していないので大丈夫かとは思っているのですが・・・。
※最も省エネな設定(温度が高い)にしているにも関わらず、庫内の場所によっては氷結気味でシャリシャリしていることがある。もしかしたらどこか壊れていて、電気をバカ喰いしている???
氷結果実ならぬ氷結出汁
そんなとき、ネットをフラフラしていたら
・出汁は氷トレイに入れて凍らせておけば長持ちする
・使うときには1個単位で溶かせばいい
みたいな話をみかけて感激。
いやー、確かに。なるほど確かにですよこれは・・・。
こういう発想は自分にはまったくなかったです。不安だ困った、とは思いつつ解決策を考えない愚・・・。
まぁ幸い、遅まきながらこうした良い情報に出会えたので、さっそくやってみました。
まず、押し入れの段ボールから氷トレイを出してきました。
こんなの。
たぶん今では100均で売ってるレベル(自分はだいぶ昔に買ったので100均じゃなかったと思う)
上のヤツは氷柱みたいなのが作れ、下のは溶けやすい小さな氷を作れるやつ。
うちの冷蔵庫には一応自動製氷機がついているので氷を多用する夏場以外はこうしたオモシロ系トレイはシーズンものとして押し入れに収納してあります。
さっそく出汁を作りますが、、、今回はちょっと時間の余裕がなくて、出汁パックを使いました。何かのキャンペーンでもらったパック。(いただきものに助けられつつ暮らしている)
冷ましたあと、短期間で使用する分はペットボトルに移しておきます。
残りは今回のメインである氷結トレイに。
ちょうどフタもついていてイイ感じのトレイなので、さっそく出汁を流し込みます。
うーん、なんか色が薄いですね。奥行きがないからしょうがないか・・・。ちょっと気になるけど・・・色と味はあまり関係ないからまぁいいか。
あとは、凍ったら別の容器にでも移しておく所存です。
くっつかないように平らに並べて、冷凍焼け・・・というか周囲の水分が付着して味が濁るのも(出汁の役割に反するので)気になるので、空気抜きができるジップロックにでも入れておけばいいかな?
使用する際はこのように具材と一緒に入れて、水やお湯でもどすだけです。とても簡単。
こうして、ネット上の名も知れぬ誰かの知恵に助けられながら今日も暮らしていくのでありました。。。