転居とはあまり関係ないのでシリーズには入れませんが、引っ越し後半年ほどして冷蔵庫を買い換えました。
という話で、色々と書いてきました。
ざっくりいうと経年劣化と省エネ(電気代節約)のために買い換えに走った、ということになります。
前回、このように・・・
「旧冷蔵庫のリサイクル料とかを込みにしたら、実はネットより近場の家電量販店のほうがトータルで安く上がるんじゃね?」という目論見のもと、地元行脚をして無事目標価格を下回って購入できました。
今回は配送、設置の記録です。
事前に冷蔵庫マットを買っておいた
必要性があるのか疑問もあるのですが、冷蔵庫の下に敷く2mm厚のポリカーボネートマットを買っておきました。
こんな感じのやつ。
今回買った冷蔵庫は130kg程度なので、かなり重めの人間と同じくらい(?)なのですが、なにしろそこに水モノをはじめとする中身を入れるので実際の重量はそんなものでは済まないはずです。
とはいえ、それは昨今始まった話ではなく昔からそうだったはず。となると、冷蔵庫メーカーも建築メーカーも冷蔵庫を乗せたくらいで傷ついたり、床が抜けたりするようなことにはしてないはず、、、と。
うーん、だったらこんな板、要らないのでは?
なのですが、にもかかわらず、コレ、なんかあったほうがいいような気がしてくるんですよね。効能を読んでも今ひとつしっくりこないのですが、それでもあったほうがいいような気がしてくる。なんかの洗脳なのか!? 洗脳されているのか自分?
というわけで迷っていたのですが、たまたま2千円を切るレベルの安売りを見かけたので(上のリンク先とは別メーカーの)750X700サイズのものを買ってしまいました。
なお、購入したのはマットと言っても板でして、ポリカ板なので「しなる。けど丸まらない」タイプです。
だいたい家電量販店や引越業者だと5~8千円、単体で通販などで買うと3千円くらいなのですが、なかには通販で千円台のものも見かけます。
ただ、
サイズの割に安い! これでいいんじゃね? みたいなものはポリカではなく厚手のビニルシートのことが多い
ので買う場合は注意が必要です。(文字ではポリカと謳っていても、画像では丸まった状態だったりして、何度か騙されかけた)
ちなみに前の冷蔵庫のときもこういうマット、わざわざ買って下に敷いてたんですよね。今回は床面積が大きくなってしまって、古いものがそのまま使えなかったので新しいものを買う羽目になりました。
こんなことなら最初から大きいマットを買っておくんだった・・・
上にも書いたとおり「なんかあったほうがいいような気がする」レベルなので、なくてもよかったかなとは思います。他人様に聞かれても、まったくお勧めはしません。
買っておいてこんなこと言うのもナンですが、湿気とか考えると、むしろない方が良いのかも知れない・・・(ただ、仮に冷蔵庫下部から湿気が出たり水が垂れるリスクがあるとすれば、大きめサイズのマットを敷いておくことに意味はありそう)
ちなみに、一応、三菱冷蔵庫の説明書では床が柔い場合は固いモノを敷くように、とありますので全くのトンチンカンな製品というわけでもないようです。
板のメーカーはこれを根拠に、2~3mmの板を製造して販売しているのかなって思います。
とはいえ、よく見かける「賃貸の原状回復を考えたら必須」みたいな記事はどうもね。。。東京ルールでやるならそんなの関係ないのでは?って感じがするんですけど・・・。
2日前、前日にSMS、当日TEL
冷蔵庫の配送は効率化されていて
・予定日の2日前にSMSで事前予告(内容確認して違っていれば連絡して、という内容)
・予定日の前日夜にSMSで配送枠の通知(1枠3時間単位で、どの枠か、という内容)
・当日は配送30分くらい前にTEL連絡(これから行くよok?という内容)
という感じで、かなりシステム化されている印象。
このあたりは購入時点でざっくり説明を受けていて、そのとおりの流れ。
前日~当日、冷蔵庫の中身の待避
引っ越し作業の時と違って前日から冷蔵庫の電源を抜いておく必要はなく、直前まで使用できます。上の例でいえば、30分前の連絡がくるまでは電源は入ったまま、冷凍庫も含めて普通に使っていました。
ただ、冷蔵庫を2つ並べて中身を移すわけにもいかないので、中身は一時的にせよ待避しなくてはなりません。量が多い場合は計画的に待避する必要があります。
これは
・冷蔵庫の入れ替え作業に30分~1時間程度かかる
・新しい冷蔵庫が冷えるまでにそこそこ時間がかかる
というのが理由です。
一時的だからとそのままそこらへんに出しておいて、新しい冷蔵庫が設置されたらすぐそこに収容すれば万事OKというわけにはいかない、のです。(ペットボトルとかはそれでもいいかもしれないけど)
自分は
・購入後、配送までの間の日々は必死に冷蔵庫内の備蓄を消化
しておいたうえで
・前日までに冷蔵庫の中身をいくつかにグルーピングしてビニール袋で仕分けておく
・最後に残った不要なもの?は胃袋orゴミ袋に移す
・米や既製品のお菓子などは当日、3時間枠に入った段階で北側の寒い部屋に移動させる
・アイスなど保冷必須のものは30分前TEL連絡が来た段階で一時待避させる
という段取りにしました。
要冷蔵度の低いものはこんな感じ。旧冷蔵庫の収納トレイをそのまま使って待避しました。
今回の冷蔵庫はリサイクル扱い(4730円支払う)だったのですが、冷蔵庫内部のこうしたトレーやポケットなどの収納は、なくても特に何も言われませんでした。(17年モノの冷蔵庫なので、リサイクルといっても解体かな?と思っているのですが・・・実際どうなんでしょう?)
冷凍ものは直前に、発泡スチロールの箱に待避
アイスなどの冷凍物の一時退避には、通販などでゲットしたアイス用の発泡スチロールの箱を使いました。いつもどおりの貧乏性を発揮し、捨てないでしっかり取ってあったのです。
ほかにバター、刻みネギ、出汁キューブなどの冷凍保管品があったので、それらも待避させました。(補助に保冷剤を使用)
3時間ほど発泡スチロール2箱+保冷袋で保管しましたが・・・
中身は、、、
このとおり、溶ける気配は感じられず、まったく問題なしでした。(右のしろくまバーが溶けているように見えるのは元から)
こちらはほぼ氷そのものである出汁キューブ。
左下を見ると、ブロックの隅に残った微少な氷が溶解して液体化しているのがわかりますが、大きなキューブは問題なし。
実はこの発泡スチロール保管のときに「ドライアイスが必要なのかも?」という点が多少不安で、近所のスーパーに買いに行くべきか迷ったのですが、今回は必要なかったようです。(夏場は要りそうな気がする・・・)
搬入前に、経路のサイズ確認
冷蔵庫のサイズが従前より大きくなることと、事前の現地確認をしていなかったため
・搬入経路の採寸や搬入方法を行う
・養生を行う
・既存の冷蔵庫を搬出する
という順番の作業となりました。
同一サイズの場合は採寸はせず、いきなり運び込むようです。
(量販店によっては、事前に現地確認に入るところもあるようです)
採寸は自分で事前に確認してあり、当然ながら特に問題なく終了。
それが終わって入替が確実にできることを現地で確認できたところで、ようやく旧冷蔵庫を運び出します。(買った冷蔵庫が搬入できず、キャンセルになる事例もあるらしい)
ドナドナ~と運ばれていく旧冷蔵庫を見ていて、ややおセンチな気分になってしまいました。
設置の方がそうした作業をしている間、自分はリサイクル証明書へのサインなどを行い、あわせて空いたスペースの掃除をします。(「掃除されますか?」と聞かれました)
あまり汚れはありませんが、大きめの綿埃なんかが散見されますね。
本格的な掃除は入居前に済ませており、それから半年程度なので今回は軽くカラ拭きする程度で終わりにしました。
設置作業をしてもらい簡単な説明を受ける
後はお任せで設置。
動作チェックを求められましたが、そうは言ってもすぐに何かわかるわけでもないので、扉の開け閉めとか棚のスライドなどを実施して、可動部に異常がないか確認。
外装のキズなどを確認してから引渡完了のサイン。
説明内容は
・初期設定はすべて中
・コロナ騒動以降、内側にあまり手を触れないことになったので棚の固定テープなどはそのままになる、自分で外すべし
・奥は壁にベタ付けOKだけど、両脇は指2本くらい隙間があったほうがよい
・冷えるまで冷蔵は1時間、冷凍は2時間ほどかかる(冬なのでその程度で済む)
・昔は夏場だときちんと冷えるまでに半日程度かかることがザラだったが今は進歩して短くなっている
・初期不良等があればメーカーではなく販売店へ
といった感じ。
これで配送の人たちはお仕事終了で撤収になります。お疲れ様でした。
設置位置を微調整する
位置については「左寄せで設置してほしい」旨の依頼はして、そのとおりにやってもらったのですが、なんか微妙にかゆいところに手が届かない感じなので、下のシートなども含めて自分の満足いくように微調整をしました。
中身の入っていない(まだ相対的に軽い)段階でやっておかないと、あとでやるのは大変です。
ただ、横に微妙に動かすのは結構大変で、手前に引き出してから多少斜めにして奥に戻す、みたいな作業を根気よく続ける必要がありました。
メーカー公式では
・奥はベタ付けOK
・左右は各5mmの隙間を
という条件だったのですが、床付近の巾木などもあるため実際には左が20mm、奥は5mm程度の隙間がある感じになったかと思います。
巾木っていうのはこの床付近の、壁から少し出っ張った部分のことです。
右は110mmくらいです。
ここに隙間ラックを入れるかどうか検討中です。
こういうやつ。
我が家の場合、横位置の微調整はかなりシビアで、もともとこの冷蔵庫右側からせり出してくる調味料入れのスライド棚(元米びつを魔改造した)をちゃんと開けるかが、冷蔵庫のサイズや設置位置を見極める際の選択基準の一つでした。