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引ソロ家探し(その67 HC日記 高圧洗浄機を買ってベランダや壁を洗ってみた 検討編)

国土交通省サイトより(加工済)

 

家探しの話の続き。今回が67回目。

 

購入した家は中古住宅だったので現状渡しでしたよ、という話で順次リフォームやハウスクリーニングを進めています。

 

今回から少し、高圧洗浄機を買ってみた&使ってみたという話です。

高圧洗浄機は初体験です。

ずっと前から一度使ってみたかったんですよね、これ。

 

高圧洗浄機の種類

高圧洗浄機と言えば黄色いケルヒャーが有名で、そこらのホームセンターや家電量販店で、高圧洗浄機の扱いがあればまず必ず置いてあるといっていいレベルでメジャーです。

が、今の時代、世の中にはケルヒャー以外にも色々な製品があります。

 

買うにあたって色々調べて検討しました。最初にその内容を書いておきます。

大きく分けて2つのカテゴリーがあるのでそのあたりから。

 

ハンディ型(バッテリー駆動タイプ)

バッテリー駆動する「大きめのガン」タイプの高圧洗浄機です。

もちろんケルヒャーやアイリスなども販売していますが、どっちかというと密林で販売されている有象無象の無名メーカー品が大半です。

競合する国内メーカーがほとんどないため、政治力もまったく動かず無法地帯?と化しています。

まぁ、人の生き死にに関わるようなものではないので、これはこれでいいんでしょう。

価格帯は3千円から1万円くらい。

 

ちなみに大半はマキタの電動工具用バッテリーが使えるようです。

 

以前、ダイソンのバッテリーが昇天したときに切り替えで使ったやつですですね。

2020free.com

 

ただし、一部、独自形状のバッテリーを採用していたり、「マキタ互換バッテリーに見えて実は互換性がないバッテリー」が採用されている高圧洗浄機もあるらしいので、買う場合はレビューなどをチェックして確認しておく必要があります。

 

見ていると

・バッテリー駆動方式は電源ケーブル不要で楽だが、水圧(パワー)が弱い、足りない

との評価が多く、気になりました。

ただし、

・「十分な水圧が得られている」という評価も散見される

ので、ちょっとよくわからないところもあります。

サクラレビューをふるい落とせたとしても、製品によってパワーが違うというのもありそうなのと、あとはどっちかというと

・レビューを書いている人の使い方や期待値の違いが大きそう

で、そのあたりはよく確認しておく必要がありそうです。

 

また、通常の散水ホースと異なり、蛇口からホース直結では使えないモデルも多いみたいです。(どうしてなのか理由は不明)

じゃあどうするの?という話ですが、バケツに一度水を汲んで、そこから給水(吸水)するかたちになります。

これ、

・ベランダに水道蛇口のないウチのような住環境だとむしろバケツ吸水方式のほうが合っている

・バケツさえ持って行ければ水源のない場所(玄関先、駐車場など)でも高圧洗浄できる

という点で惹かれたのですが、一方で結構な水をジャージャー放水するため

・バケツの水がすぐになくなり、洗浄作業の途中で何度もバケツに水を汲んでくる必要がある

という点が使いづらい、との意見もあり、確かにそうだなぁと悩ましい感じに。

 

 

据え置き型(AC駆動タイプ)

家庭用のAC100Vコンセントから電源を取るタイプで、パワーはあるけど高額でサイズも大きめ。

こういうやつ。

据え置きと言っても車輪はついていて、多少の移動はできます。

 

ケルヒャーが有名ですが、他にもブラック&デッカーやリョービ、マキタといった工具メーカー、洗浄機専業?のヒダカとか、もちろんアイリスオーヤマも含めていくつかのメーカーが製品を出しています。

こちらは無名メーカーのものより銘入りのものが目立ちます。

5千円~数万円とハンディより上の価格帯なので「それくらい出すなら有名メーカーできちんとしたものを」っていう心理になるんでしょうか。

 

こちらは

・ACケーブルと給水ホースの2つのヒモを本体からぶら下げることになり準備や取り回しが手間

・ヒモの届く範囲しか洗浄できない

・バケツ給水ができない製品が多い(≒蛇口のないところでは使用不可)

・騒音が大きい(サイレントモデルもあるが高額)

・デカくて保管するときにすごく邪魔

といった問題点がある、というのが総評のようです。

 

水道の蛇口からホースで給水するため水がなくなることはなく、延々と高圧洗浄作業が続けられます。また、AC駆動のためバッテリー切れによる使用時間の制約もありません。

気が済むまでトコトン洗浄をしたいという向きには、バッテリーや水が切れて中断されるハンディタイプよりAC&水道直結の製品のほうが向いていそうです。

 

結論からいうと

「パワーが足りない、きちんと洗浄できなかった、汚れが落ちなかった」的な機能面の不足評価はほとんど見あたらず、AC駆動タイプを買っておけば間違いなさそうだ

というのが自分の判断です。

 

 

次回は購入品とセッティングまでの話、の予定です。

 

 

 

※ちなみに今回、製品選びの際に記録しておいた自分用のメモが以下

最初は安いハンディタイプでお茶を濁すつもりだったけど結局AC駆動タイプに寄っていっているのがわかる・・・

・あやしげな品5千円~ブランド品2万円前後

・大きな特徴は2つで、一つはバッテリー式で電源コード不要ということ。2つめは、ほとんどの機種は水源(蛇口)がない場所でも、バケツやペットボトルに入れた水で洗浄ができて、これを自吸式という。この2つがあるので、使用するときは電源ケーブルや給水ホースが不要。

・安いが電圧が低いためやはりパワーはない様子(ただ、それでも十分使えているという人と、全然ダメって人がいてまったくよくわからない)

・バッテリーは多くの機種がマキタ互換のようなので、一部の内蔵モデルや専用バッテリーモデルを除けば電源の不安は少ないかなと

・電圧は21Vのものと48Vのものが多い(ただし21Vというのは表記上の話で、実際は(規格上は)18Vらしい。24Vの製品もあってレビューを見るとバッテリが5本しか入ってないじゃん、みたいなのもあった(3.6Vx5=18V) 48Vの製品も実は18Vだったりするらしい。)

明らかに虚偽だろうという感じだけど、

・48Vというのはよんじゅうはちボルトという電圧のことではなくて「48V(よんはちぶい)というバッテリーの名称だ」

というオモシロ解釈がw

また、容量20000mAというのもあって、どう考えてもおかしい

こっちも4000mAのバッテリー5本使っているから20000mAってことかな(直列・・・)

おかしいものばっかり

だがそれが密林クオリティではある

 

・フリマやオークションなどの個人売買を見ると安く入手できそうだけど、こういうモーター系のものは故障や不良品のリスクが高いので、保証があったほうがよい

・なので、せめてAmazonで買うべきかと思ったけど、Amazonの返品扱いも今はどうなっているのかよくわからない

・水圧表示も2MPa前後から8MPaまであるが、全部最大値で、常時表示はしていないみたい

・10MPa弱くらいのモデルって仕様を見るとAC100Vで1400Wとか消費するわけで、バッテリ方式300Wとかで、同じパワーが出るわけないんだよね