ふれふり!

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引ソロ家探し(その51 DIY日記 フルカラーとコスモワイドが奇跡のマリアージュ)

 

 

家探しの話の続き。今回が51回目。なんだこのタイトル・・・

 

前回、前々回と書いてきた新居のコンセントの話。

前回「もうどれを選んだらいいのか決められないから、コスモワイドのまま最低限の投資で進めていくゾ」みたいな方針をたてましたが、今回はその実践で、コスモワイドのプレートにフルカラーのコンセントをはめてみる実験です。

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余ったフルカラーのトリプルコンセントがもったいない

「あれ? それって最初に試験合体して隙間が大きくてNG、ってことになったのでは?」という感じですが、、、ハイそのとおりです。

 

これですね。

確かにちょっとダサ過ぎる・・・

この件は、このとき↓に少し書いてます。

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ただ、このフルカラーのトリプルコンセント、使えないからといって捨てるのも惜しいんです。何しろどこも壊れていないし、古い割に汚れもほとんどない(National時代のものですがまだまだ使える)。

 

これをなんとかコスモワイドと合体させられないだろーか、という諦めの悪い再チャレンジが今回のお話です。

 

 

そもそもコスモワイド+コスモワイドでもツライチになっていない

前も書いたとおり

フルカラーよりコスモワイドのほうがプラスチックのプレートが2mmほど厚い

ので、

フルカラーのコンセントにコスモワイドのプレートを取り付けるとコンセント部分が陥没してしまう

わけですが、じゃあコスモワイド同士で組み合わせたらハッピーかというとそうでもないんですよね。

このとおり。

 

なんだ、よく見たら結構出っ張ってるじゃん、という話です。

 

これが公差のせいか施工が悪いのかわかりませんが、他の場所を見ても多かれ少なかれコスモワイド同士でもコンセント部が出っ張るような状態になっていて、これが適正な状態のようです。

 

机上組み上げでもこんな感じです。

コスモワイドのプレートにコスモワイドのコンセントをはめてみたところ

 

コスモワイドとフルカラーのコンセント部を並べてみる

コンセント本体がどうなっているのか確認するため、両者を並べてみます。

こんな感じ。

左がコスモワイド(枠が金色)、右がフルカラー(枠が銀色)で全体的には似てる

金属枠の凸凹(位置や形状)がやたらあちこちにあるなど、細部の違いはイロイロみられますがざっくり全体構造としては似たような感じです。

特に中心部の上下にある4つの穴の位置、形状はほぼ同じなので、細部に目をつぶればすげ替えて使うことに支障はないようにできているように見受けられます。

 

裏側はこんな感じ。

左がコスモワイド、右がフルカラー

こちらもほぼ同じですね。

 

上から見るとこちら。

ネジ位置を赤線で揃えると、青い線の分だけコスモワイドが出っ張っている

このように、コンセントを固定する金属枠のネジ部分(赤線)を揃えて比較すると2mmほどコスモワイドの白いコンセント部が出っ張っていることがわかります(青線)。

コスモワイドになって緑のブロックがコンパクトになった、ってのもありますが、全体を見ると白と緑の境目がずいぶんと表側に動いたんだな、ということのようです。

 

うーん、どうすればいいんだろう。

 

強引に金属枠の凸部分を平らにしてみる

上の写真からは、

・真ん中の白と緑のプラスチック部分をどうにかして(金属枠に対して)前後に動かせばツライチに近づくのでは?

と思えますが、これ、プラスチック部のツメで金属枠とガッチリ固定されていて動かすのは難しそうなんですよね。それに、そこを無理矢理加工して固定強度が落ちるのは(電力回路であるという性格上)避けたい。

 

そこで、かなり強引な方法ですが、フルカラーの金属枠の出っ張り部分(凸部分)を平らにしてみる、つまりネジ位置を奥に動かしてみることにします。

凸部分が平らに近づくことで、白い部分は手前に移動してきて、陥没が緩和されることになります(そのはずです)。

フルカラーの上下にある凸部分をペンチで平らにしていく

 

とはいえ、コンセント部品という性格上、肉厚の金属でかなりガッシリ作られており、そこかしこに穴があいている割に、この金属枠を平らにするのは難しいです。

それにしても、大量に出る品とはいえ、こんなガッシリしたものが200円とか300円で手に入るというのはすごいことだと感心します。

 

で、がんばってやってみたのですが、、、非常に固く、この程度までしかできませんでした。

厚みもあってなかなか平らにならない

平らになったというよりは、曲がった角の部分が逆側に歪んで凸凹がひどくなったというか・・・

しっかりした金床に乗せて、平らな金づちでまっすぐ叩いて平らにする、といった方法がよかったかもしれません。(金床持っておらずできなかった)

 

凸部が平らになった(?)フルカラーコンセントをコスモワイド枠にはめたらイイ感じ

とはいえ、これでも一応ネジ穴の空間的な位置としては、奥側(緑のパーツ側)に少し移動したのは間違いないので、これでどうなのか試しに机上組み立てしてみます。

 

できあがりはこちらです。

かなりツライチに近い状態に・・・

お、おぉ、なかなか良いのでは!?

 

未加工のフルカラーコンセント部そのままより圧倒的に隙間が少なくて良いし、コスモワイドのコンセント部で生じていた出っ張りもほとんどなくなって、ツライチに近い状態になっています。

触ってみた感じガタガタすることもなく、普通に使えそうです。

 

フルカラーコンセント(改)とコスモワイドプレートとの相性って意外に良いのでは?

実際に壁に取り付けてみたのがこれです。

ややナナメっているとはいえ

写真の通り、ツライチに近いとはいえ左側がやや奥に、もう片方が手前になっていて、ナナメになっている感は否めません(金属枠、歪んでますからね・・・)。

が、それも比較対象である平らなプラスチックプレートと接しているため目立つだけで、無理矢理の加工結果としては悪くないです。

 

こんなこと言うとパナソニックの人に怒られそうですが、

・コスモワイドのプレートを使う場合、同シリーズのコンセントを使って1mmほど出っ張るより、フルカラーのコンセントをうまいこと加工したほうがデザイン的にはいい

のかもしれない・・・。

 

あのように

・コスモワイドになってフルカラーのコンセントと位置構造が変わってしまったのには何かしら技術的な理由があるのかもしれない

ので推奨するわけではありませんが・・・

(仮に、単にデザイン上の問題だとか営業上の理由で位置互換が取られていないだけだとすれば問題なし)

 

金属枠を適当なDIY加工したことによる弊害

今回の加工ですが一点、実際上の問題点がありました。

それは

・金属部を無理矢理曲げたことで、ねじ切りの部分に歪みが生じてしまいネジ留めの際に引っ掛かりを感じた

ということです。

どうにかして歪みが生じないようなかたちで平らにできればいいんでしょうが、なかなかよい方法が思いつきません・・・

 

 

※念のため書いておきますが「コスモワイドよりフルカラー(加工済)のほうが凸凹が少ないなんてなんか変だなぁ~」とは思いつつも、今後自分が新たに買う場合はたぶんコスモワイドのトリプルコンセントにしますよ。(回路に影響はないはず、と思いつつも電源部分を無理矢理加工するのはね・・・)