ふれふり!

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引ソロ家探し(その49 DIY日記 コンセントを3個口に交換)

 

家探しの話の続き。今回が49回目。

 

今回は新居のコンセント交換の話です。

 

コンセントは3個口にしたい

各部屋のコンセントですが、うちのように電器製品が多い環境だと一般的な2個口コンセントでは使い勝手が悪いので3個口に変更します。できれば家の中の全部のコンセントを3個口にしたい。(洗面所のアース付きなど、できない場所を除く)

平成の建物なのでNationalだし、まだアンテナ線も残っている

この作業は時間のあるときに順次やっていけばいいや、くらいに思っていたのですが、特に作業上のハードルも高くないし、他の作業との関連性もないので、単独でさっさとやったほうがすべての利便性が高まるな、ということで早めに着手することにしました。

 

フルカラーからコスモワイドに強制変更になって部材の流用ができない無念

旧居は築30年くらいの建物だったのですが、築20年ちょいの建物に転居したことで時代がちょっと違うのか、既設のコンセントもNationalのフルカラーというシリーズ(旧居)からコスモワイドというシリーズ(新居)で別物になっていました。

 

まじかー。

 

旧居では主要なコンセントを3個口に交換して使っていたのですが、元のコンセントに戻して(現状復旧して)退去してきました。なので、取り外した3個口コンセントをそのまま新居で使えばイイと思っていたわけでして、、、手持ちの資材だけですぐできる作業だと思っていたのに、規格変更されてたらできないじゃん。

 

厳密にはフルカラー用のコンセント(旧居で使っていたもの)をコスモワイドの環境で流用できないわけでもないのですが、コスモワイドのほうがプラスチックプレート全体が2mmほど厚い(壁から出っ張っている)ので、

・フルカラーのコンセントにコスモワイドの枠を組み合わせると、コンセントが奥に陥没したような状態になる

ということで、隙間ができ

・見た目がダサい

・電気的に(ホコリなどが堆積しやすく)良くない

・空調的に(空気の出入りが生じやすく)良くない

ということのようです。

 

見た目をあまり気にしない自分としては「まぁ別に多少凹んでてもいいんじゃね?」と思ったのですが、試しに1セット組み立ててみたところ・・・

確かにちょっとダサ過ぎる・・・

いやー、さすがにこれはちょっと隙間デカいですね。かなりユルいつもりの自分の許容範囲をきっちり超えてきているなぁ・・・というわけで、これはちょっとアカンですね、流用はやめましょう。

 

 

プラ部品は洗い、コンセントは3個口のものを買って交換する・・・

ということで、うーん、困ったぞ。当然ながら、コスモワイドの3個口(トリプル)コンセントは持っていません。

困ったのですが、このままだとドン詰まりなので、、、何事もやってみなはれということで、試しにコスモワイドのトリプルコンセントを1個買って交換してみました。

密林さんで1個300円くらい。20年使えるとすれば安いものです(実際はもっと長期間使っていることも多い)

 

買ったのはこちら。

 

絶縁枠付き(プラスチック枠)というやつもあるようですが、違いが良くわからなかったので金属枠のものにしました。金属のほうが寿命が長いらしいです。

(値段は数十円、絶縁枠付きのほうが高く、こちらのほうがノイズ的にいいのではないか?みたいなことを書いてあるサイトもあったけど、理由がよくわからなかったのと、なんか枠の形状が違うようにも見えたので金属のほうを選択した)

 

この新しく届いたトリプルなコンセントを元からついている2個口のものとすげ替えます。

元から付いている2個口のものを3個口のものへ交換する

 

以下、その交換作業。

 

分解&清掃

分解ってほどでもないのですが、まずプレート等を外してプラスチック部品を洗います(上の写真はすでに外した状態です・・・)。下に小さな凹部があるのでツメなどをかけて、引き剥がすように手前に引くとベリッとプレートが取れます。

以降はネジを外して取り外していきます。

築20年以上経過しますが、見たところまだプラ部品は割れたり崩れたりはしていないようです。

ただ、なんか弱ってる感じはするんですよね。プラ素材に張りがないというか元気がないというか。そのうちパキッといきそうな予感。

洗ったモノは水気を切った後、乾かします。除湿機やサーキュレーターの空気をあてるのも面倒なので空気清浄機の排気口に並べて乾かします。

このように色々と多目的に使える空気清浄機君

 

コンセント交換手順

以降の手順としてはざっくり

1.交換するコンセントのある部屋のブレーカーを落とす(テスターで電圧確認)

2.古いコンセントを枠から取り出す

3.新しいコンセントに電線を移植する

4.元通り収納しブレーカーを上げる

という感じで作業自体は難しくはありません。

 

一番大事なのはこれ。

ちゃんとブレーカーは落としておく

ブレーカーを落としても電気が来ている状態というのはありえないのですが、不安な場合は下のように先に白い線を2つとも新しい方に移して、そのあとで黒い線を2つ移すと安心かと。

チキン野郎のショート絶対避けたいマンはこのように片方ずつ新しいコンセントに移植

ちなみにこのうち「元のコンセントから線を引っこ抜く作業」が意外に面倒かも・・・

穴に棒を突っ込んでロックを緩めた状態で引き抜くのですが、長期間固定されていたので線が軽く固着しちゃってるというか、スッと抜けないことがあります。(そうするとちゃんとロックが緩んでいないのか、固着してしまっているのか、瞬間的に原因がわからなくてイラッとする)

 

線は単線(太くて固い一本の線)なので、汚れてたら切断してキレイな部分を出してから差し込むかな~、と思っていたのですが、引っこ抜いてみると表面は酸化しておらず、非常にキレイな銅の色をしていました。

接点は非常にキレイだが、ニッパの痕がやや気になる・・・

部分的に多少ゴミっぽいものも付いていたので少し拭いて、そのまま新しいコンセントに差し込みました。(差し込むのは本当にスッと穴に差し込むだけ。ただしちゃんとまっすぐ差し込む必要がある)

 

一応書いておくと、こうした作業には電気工事士の資格が必要云々・・・

(まぁ資格云々の話は大人なので自分の責任でやればいいと思うのですが、電工2種であれば電気の初歩なので、こういうのが好きな人は一度勉強して取っておくのが吉と思います。ちなみに一度合格してしまえば無期限有効で、更新手続的なものもないです・・・)

 

その後、分解したときと逆の順番で取り付けていって作業完了です。

 

プラスチックプレートもキレイに掃除されたのでテカテカで、もじゃもじゃのケーブルが這っているのが映ってしまいこんなザマに・・・

テッテレー(完成ーっ!)

単純に交換しただけで、ACコードを同時に3つ取り付けられるようになって余裕ができたね、というだけの非常にライトな話なのですが、、、2つと3つだと実用性という面では天と地ほどの差があります。かなり便利になりました。

 

あとは家の中の他のコンセントをどうするか考えないと。このまま他のコンセントもWTF13033に交換していくだけでお茶を濁すか・・・

交換作業中に気になることもあったので、次回はその辺も含めて今後どうするかを考えたいと思います。