ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

引ソロ家探し(その35 新居契約~転居の概要その1)

国土交通省サイトより(加工済)

家探しの話の続き。今回が35回目。

 

前回まで、購入した物件の契約手続について何回かにわけて書いてきました。

2020free.com

鍵を受け取って、基本的に物件の契約手続はこれでおしまいです。(登記などはあるけどお役所仕事なので後日処理となる)

 

とはいえ具体的に自身の生活の拠点が移るわけで、物件そのもの以外にも色々契約(または解約)しなければならないこと、自分で手を動かさなければならないことなどがあります。

 

前提条件としては例によってソロもんだということで、手伝ってくれる家族もおらずすべて自分でやることになります。

 

順次書いていく予定ですが、今回はとりあえずおおまかな全体のスケジュール感というか、どういうことをやりたかった/やったのかという概要を書いておきます。

 

転居概要

一般的なお引っ越し作業に加えて、次のようなことを行います

・旧居のエアコン取り外し、家具の分解などの事前準備

・一部荷物を自力運搬

・新居のDIYリフォーム(&ハウスクリーニング)作業

・旧居の現状復旧作業

これらを、できれば諸々のコストを抑えつつ行う、ということになります。(自分でやるからコストを抑えられる、ともいえる)

 

誤解されると困るのですが、これは「自分でやってみたいので自分でやることにした」ことです。(中には「別にやりたくはないけど、ついでなので自分でやった」みたいなのも含まれますが)

 

転居の期間は15日ほど

まず最大の問題となる時間的な話ですが、

・新居へ荷物搬入ができるようになる日から旧居の退去日までは15日間

となりました。

このスケジューリングは、物件の契約をしたのち、清算日が確定した段階で自分が「これでやろう」「これでやれる」と設定し、調整したものです。

 

節目の大きなイベントを並べると

・1日目 新居の鍵入手(清算日PMから作業可能)

・12日目 引越業者による荷物運搬

・15日目 旧居の退去(深夜23時59分まで作業可能)

という感じ。

 

この間どんなことをやったのかという具体的な話は追々。

 

結果からいうと、いくら時間の自由のきく自営業とはいえ大量の荷物がある身で、未経験のDIYリフォームを(かなり局所的、限定的だとはいえ)やりながら15日で転居を完了させるというのはハードでした。

 

やりたいことは色々イメージして材料の事前手配など準備は行ってきたのですが、この期間中、毎日毎日気力体力の限り作業を続けたものの、実際にできたのは本当に最低限必要なことだけでした。

最終15日目の旧居退去の際、残った最後の残留物をまとめて部屋の鍵を閉めたのは23時半過ぎ。

 

このスケジュール、ある程度ハードであろうという見通しはあったものの

・旧居の退去日を早めにすることで家賃を浮かせる

・そのぶんのゼニカネを運搬作業、リフォームや清掃の工具、材料の費用に充てることで予算に余裕を持たせてモチベーションを高めたい

というアグレッシブな考えで攻めのプランをたてたわけですが、自分の気力体力をもう少し冷静に考えるべきでした。

 

転居のコスト18万円ほど

転居そのものにかかった費用は、

・引越業者に依頼した荷物の運搬10万円

・旧居のハウスクリーニング費用7万円弱

・近隣挨拶の贈答品5千円弱

で全部で18万円ほどとなりました。(ほかにガソリン代が少々、純粋に転居費用といえるか微妙なのがプロバイダーの解約金1万円ほど・・・)

 

これはいま思いつくまま書いたのですが、たぶん他に大きなものが漏れているということはないかと。

 

旧居の退去費用7万円の話

上記のうち、旧居のハウスクリーニングは入居時の特約でして、退去時には自分が負担することになっていて、やむを得ないところとしてあらかじめ把握しており、納得しています(自分の入居時にも前の居住者の費用負担でクリーニングが実施されている)

破損や修繕が必要とされた箇所はなく、現状復旧費用は0円です。

都内の不動産会社なので、いわゆる「東京ルール」「東京都ガイドライン」準拠ということかと思います。

 

入居から15年近く経過していたので、ほとんどは経年劣化で片付けられそうではあるのですが、ただ、自分的にはこのあたりの傷みを指摘されたら費用負担もやむを得ないかなとは思っていました。

2020free.com

ふすまの小さな穴や壁の凹みなどもあったのですが、指摘も請求もなく、正直助かりました。(ボンドなどで簡単に補修しておいたのがよかったのかもしれない)

 

ちなみに自分の契約していた賃貸業者は、退去時の立ち会いはナシ、入居時とのビデオ撮影の比較で査定をするそうで、今回退去にあたっての面と向かってのやりとりは一度もありませんでした。

 

引っ越し業者や挨拶の費用

いろいろあったので後日別途。

引っ越し費用の10万円は高いような気もするのですが、予定通り無事に終わったという点だけでも満足しています。額については今から振り返ってもよくわからないんですよね。

挨拶は悩んだのですが、悩むくらいならしておいたほうがよいだろうということで、管理人室と隣部屋と下の部屋に・・・

 

新居のDIY費用はプライスレス

新居の掃除や補修にかかる費用として、ネジや金具、工具といった原材料、道具類の購入費は別途かかっています。

(引っ越しの時期に支出したとはいえ、概念としては住宅設備に類するものかなということで引っ越しそのものの費用とは分類しませんでした。)

工具はこの際だから・・・と色々買ってしまいそうな予感がしたので、事前に「工具は予算10万円まで!」と頭に置いて買っていったのですが・・・果たしてどうなったか?(これを書いている時点では未整理で、そのうち確認するつもりです)

 

いずれもモノそれ自体の単価は安いもので、無理矢理コストをいうなら自分の人件費ということになりますが、それは無粋ということで。

 

これについてはコスト云々というより作業工程とか部品の入手といった面から色々苦労したので、そういう観点でいくつか書くことがあるかもしれません。