家探しの話の続き。今回が36回目。
前回、転居の概要について書きました。
そのなかで
・1日目 新居の鍵入手(清算日PMから作業可能)
・12日目 引越業者による荷物運搬
・15日目 旧居の退去(深夜23時59分まで作業可能)
とざっくりしたスケジュールを書きましたが、寝具を含めた主要な荷物の運搬が12日目ということで、
・11日目までは旧居で寝泊まりし、12日目以降は新居で寝泊まりする
ことになります。
特に11日目までにやるべき作業をきちんと済ませておかないと
・水道光熱ネット等の生活インフラがない場所で生活する羽目になる
・新居への荷物搬入後に、その荷物をどかして作業をする羽目になる
・そもそも(梱包などが済んでいなくて)運搬してもらえない荷物が発生する
といったことが起こりえます。
そのため、計画的な作業、、、とまではいえなくても、少なくとも「あちゃー、これ忘れてたー、どうしよ~」みたいなことにならないように、漏れなく作業をしていくための進行管理表をつくりました。
といっても、殴り書き用の表なんですけどね。
引っ越し前後の進行管理の考え方と手法
何かしらチェックリストのようなものがあればよいのですが、これだ!というものを見つけることができなかったため、
・自分で思いつくまま書き殴ってそれをスケジュール表に入れ込んでいく
・何かを実施したらそれもスケジュール表に書き込む
・先送りしたものなどは逐次修正していく
というスタイルを取りました。
具体的には、使い慣れたエクセルシートでスケジュール表を作って埋めていくというかたちです。
スケジュール表あらため進行管理表のフォーマットと事例
表の様式はこんな感じ。
日付ごとに、旧居でやること、新居でやること、新旧の間にあるもの、備考みたいな感じです。3秒ではつくれないですが、たぶん10秒くらいあれば作れます(ひでぇ
作業内容の大小や序列を考えるのが面倒だったので、表計算やセルがどうのというより位置固定の付せん的な使い方で、1日1セル構成になっています。
それで、実際のところは?というと、具体的にはこんな感じで埋めていきました。
これ自体を作成したのは(口頭で)契約成立したタイミングです。
ただ、実際に具体的な作業についてのメモは契約日以降に集中しています。
これは2つ理由があって、一つは契約日前に何もしていなかったわけではないのですが、準備期間というか、色々調べたり考えたりして頭の中の整理的なことをしていました。
(この頃の自分の日記を見ると、ホームセンターに買い出しに行ったり、ネットで必要な(=欲しい)工具を見繕ったり、不要品の整理をしたりといった準備は着々としていたものの、まだ焦りは感じられない状態)
2つめは、実際に一ヶ月前にならないと受付してくれない手続などもあるので、各内容を記入したのは結構前で(思いつくたびに追記する、みたいな粘土加工のような作り方をしていた)、実際にやる日付はどんどんズラすかたちになって後になっている、という面があります。
管理表はちゃんと役に立ったと思う
単なる殴り書きシートではあるのですが、これのおかげか、漏れなく作業はできたかなと思います。
バタバタしながら混乱のなか進んでいく転居作業のなかにおいては、まだ余裕のあった(冷静だった)時期に下地が作られたこの表を見ることで心が落ち着くというか、なんかレールの上をちゃんと進んでいる感じがして安心できました。
あ、、、別に自信家というわけではないんですけどね、、、自分の敷いたレールの上を自分がちゃんと歩いているということで安心感を得られるというのは。
なんというか、自分の敷いたレールなら、その先が行き止まりだったとしても「それならそれもしかたない」と思えるという感じ、といえばわかってもらえるでしょうか。(実際のところはよく行き止まったり穴に転落したりしていて、そういうときシンドいことにはかわりないんですが)
ちなみにこのシート、やった作業が日付順に並んでいることで、全体の流れのようなものを、あとになって俯瞰的に見ることができるようにもなっていました。
これはエクセル日記365にヒントを得て縦横を入れ替えて作ったのですが、なかなかよい構造だったと思います。(エクセル日記の発想が良いだけなんだけど)
結果として、作業に漏れがなかったのは幸いですが、これは
・全ての経費を自分で負担しており支出(契約)を把握している
・全ての物品とその取り扱いを自分で把握しており、その価値や要否を判断できる
というソロもんゆえのものもあるのかなぁと思ったりしています。(いつもの話ですが、困ったときや迷ったときの相談相手もいない、というシンドさと表裏一体?)