ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

南側の窓ガラスにフィルムを貼り付ける(貼り付け失敗編)



模様替えの一環で、窓の遮光について取り組んでいます。

 

前回までは

・少ない選択肢のなかLow-Eガラスに取り付けができるフィルムを買ってきた

・窓のサイズに合わせてカットした 

というところまで。 

2020free.com

 

 

取り付け方は説明書に記載があり、そのとおりに進めます。

しれっと表裏と書いてあるけど現物を見てもどちらが表かわからない

窓ガラスの清掃

最初にやるのはこの作業ですが、中性洗剤を少し溶かした水(水溶液)をスプレーして汚れを取るだけなので簡単です。

今回貼り付けるガラスは室内側なので元々さほどヨゴレはなく、すぐに終わりました。

注意点としては、繊維質のもので拭き取り作業をすると繊維くずが残ってしまいフィルムとの間に挟み込んでしまう可能性があるので、紙やウエスなどではなくゴムのスクレーパー(ハンドワイパー)を使うということでしょうか。手元になければ100均のお掃除用品コーナーで手に入るので購入。(今後、普通に窓掃除をするときにも活用できる)

同様に、付近に繊維質のものがあると浮遊してガラスに付着する可能性があるので、カーテンはあらかじめ外しておく必要があります。

 

窓ガラスに水をスプレーする

これも普通にスプレーで水溶液をかけるだけです。

ただ、ガラスに水溶液を霧状にスプレーしても、あっという間に水滴みたいになって垂れ落ちてしまうんですよね。なかなか難しい・・・(上の説明書のイラストでも水滴っぽい感じに描かれているので、どういう方法でやってもそうなってしまうものなのかもしれない)

 

フィルムを剥がす・・・のに失敗し、貼り付けにも失敗!

準備が終わったら、いよいよフィルムから保護フィルムを剥がして、ガラスに貼り付けます。

 

と、、、ここまでさんざん書いてきてアレですが、、、結論からいうとフィルムの貼り付けに失敗しました。

せっかくなので後進(?)のため、失敗した状況を事細かに写真付きで掲載したいところなのですが、作業失敗中に写真を撮っている余裕などなく、半べそ状態でグチャグチャの状態に陥り、放心状態に近い感じでなんとか貼り付けを終わらせた、という状況なので、かなり断片的になります。

 

どうやって失敗したか(?)というと、作業の途中でフィルムの粘着側同士が接触してしまい、それを引き剥がそうとしているうちにまた別の場所が接触してしまい・・・という感じでフィルムがクシャクシャになりました。

粘着側はほんの少しでも接触するとその瞬間にピタッとくっついてしまい、簡単には離れないのです。(ビニールなので静電気の影響もあったのかもしれない)

 

まぁ説明するより見てもらうのが早いと思うので、、、こんな状態になりました、と。

ベランダに転がっている茶色いモニョっとしたやつは例のサンシェード(落下中)

上の方を窓ガラスに一部貼り付けた状態でなんとか撮影したのがこれ。

このクシャクシャになっているのが920mm×1700mmのフィルムです。

何しろソロもん作業だと手が2つしかないので、作業中に撮影することすら非常に困難なんですよね。

 

開封したときは「しんなりしている」という印象を受けたフィルムですが、なんかこうなってしまうとパリパリしているというか、ペラペラしているというか・・・

 

あちこち折れ曲がったうえ、粘着側同士が接触して、接触した部分はなんとか引き剥がせても、白い跡として残ってしまい透明度が失われてしまう(一度使ったセロテープを剥がした時のようなイメージ)、という最悪の状況になりました。

 

クシャクシャになってしまったときはどうしたらいいのか・・・となかば放心状態になったのですが、そうはいっても何もせず放っておいても勝手に張り付くわけでもなく、誰かがやってくれるわけでもなく、しかたがないのでクシャっとなった部分を(スプレーしたりしつつ)端から少しずつはがしていきました。

そして上半分をはがして平らになったところでガラスに貼り付け、下半分を少しずつはがしてまっすぐにしていく、という感じの屈辱的なリカバリ作業をしました。(うちは絨毯のため、繊維質が絡まって大変なことになるので床に広げての作業ができない)

 

貼る前は何回も窓を拭いたり洗ったり、カーテンも取り外し、ホコリが極力入らないように、、、などと気を遣っていたのですが、もはやそれどころではないですね。

 

なんとかリカバリして、貼り終わったのがこんな状態。

もう気泡だか粘着部のヨゴレだかわからない

うわー、ぐっちゃぐちゃ!(涙


一応貼れたは貼れたのですが、そこかしこに折れやキズなどができてしまい、今回は完全に失敗となってしまいました。


貼ったばかりの状態では白い貼り跡のようなものが全面にあらわれていて、説明書の文面を信じるならこれ自体は一週間程度で消えてくれるようなのですが、フィルムが一部伸びてしまったのか、どうやっても浮いた感じになってしまい、いくら調整しても気泡が抜けずどうにもならない部分もあちこちに発生してしまいました。

なかなかのヒドさ!

 

ちなみに、その後の状況ですが、貼ったまま一ヶ月ほど様子を見たところ

・気泡はそのまま派手に残っている

・白い跡のようなものは消えている

というような状態です。

気泡が多くて窓の透明度が多少下がっているものの、普段はカーテンで覆っていて目に付かないこともあり、とりあえずこのフィルムを貼り付けたまま過ごしています。

 

現在のイメージ写真を載せるとこんな感じです。(本当は上と同じ位置がよいのだろうけど、白い跡が消えてしまい気泡の様子がわかる写真が撮れなかった)

一ヶ月ほど経過してから見ると白い跡はほとんどないけど気泡はありまくり

 

反省文

小学生の作文ではないのですが、どこがダメだったのか思いつく限り書いてみます。

 

1.フィルムから保護シートを剥がすのが難しかった

保護シートって当然ながらフィルムにピッタリしっかりくっついているわけで、剥がすのに多少力を入れる必要があります。

問題なのは、スマホやタブレットのフィルムと違って窓ガラス用のフィルムはサイズが920mm*1700mm程度と自分の身体くらい大きいということで、上から順番にめくって剥がしていくのにそこそこ力が必要なうえ、めくってもめくってもなかなか剥がし終わりません。

スマホサイズのフィルムを指でつまんで剥がすのと同じイメージを持っていると、うまくいかない気がします。

 

2.フィルムに水溶液をスプレーするのが難しかった

上の説明書では、フィルムを貼りながらスプレーをしているように見えますが、二本の腕では難しい作業です。

それでもやろうとすれば、片手でスプレーし、もう片方の手だけでフィルムを吊り下げることになり、どうしても不安定になってしまいます(幅920mmの薄いフィルムをたった一点で支えるとどうしても端がめくれたり曲がって垂れ下がり、粘着部分同士が接触してしまう)

 

3.スプレーすることでフィルムがヌルヌルで重くなる

想定外だったのは、フィルムに溶液をスプレーすることで、ヌルヌルになっておまけに水分で重量が増えることです。

ヌルヌル滑るものが重くなっていくとどうなるか、わかりますよね。そう、気をつけないとすぐ滑り落ちます。

そして洗剤の入った溶液は仮止め用のテープと相性が悪い・・・(仮止めが剥がれてしまった)

また、人間にとって自分の身長より高い位置に手を上げて何か荷物を支え続けるというのは結構疲れるというのも感じました。

 

4.フィルムの位置を調整するのが(一人では)難しい

上のほうの貼り付け位置をあわせても、フィルム自体がナナメになって下の方がズレているといったことがあります。

これ、修正するには下の方からフィルムを少し剥がしていって位置の調整をしながら再度貼り付ける、しかも気泡を抜きながら、みたいな作業をするのですが、5インチ前後のスマホサイズと違って、この窓サイズになってくると非常に困難です。

もしかしたら二人以上いて、手が4本あればなんとかできるのかもしれませんが、2本の手だと物理的に難しいですね。

 

大きいサイズのフィルム貼りは(一人では)難しい

これまでいろいろなことを一人でやってきましたが、なかでも今回のフィルム貼りの作業は一人で(二本の腕だけで)やるにはトップクラスにハードルの高い作業だという印象です。

なにしろ、今回失敗したからといって、じゃあどうやればうまく貼れるのか、というのがまったく思いつかないんですよね。

フラットな床で保護フィルムを全部剥がして、その場で水溶液をスプレーし、ゆっくり窓まで運んで貼り付ける・・・みたいにやればうまく行くんだろうか?

いっそ1枚の大きなフィルムを貼るのは諦めて、半分のサイズのフィルムを上下2枚に分けてそれぞれ貼っていったほうがうまく(キレイに)貼れるかもしれません。切れ目のところのスジがどれくらい目立つかにもよりますが・・・

 

最初に「内側にフィルムを上手く貼れたら外側のフィルムを検討する」みたいなことを書きましたが、この状態では買っても上手く貼れそうにありません。なので、フィルム貼り作業はこの圧倒的敗北!! のまま終わりということにしたいと思います。

ぐぬぬ・・・