以前、
梱包テープをすぐに外せば再利用できるのでは?
みたいな限界節約的な話を書きました。
まぁ・・・なかなかうまくいかなかったのですが、それでも最後は
・上手に剥がせたテープを丸筒にガムテープを元に戻すかのような感じで巻き付けていって再利用できそうな感じ
になり、一件落着となりました。
ただ、なかには
・取り外せたものの中途半端に弱い粘着力が残った状態の残念なテープ
もできあがります。
こういうのは再利用するといっても梱包する際には強度(粘着力)不足だし、捨てるしかないのかな・・・と思っていたのですが、
・その微妙な粘着力を利用して日常のホコリ取りに使えるのでは?
と思いついたのでやってみました。
キーボードのホコリをとる
ホコリがつきやすくて取りづらいものの代表といえばPCのキーボード。
こんな感じでペトペトとキーボードの窪みについたホコリをとっていきます。
やってみると、一応粘着力はあるので軽く上に乗っているだけのゴミ、ホコリのようなものはちゃんと取れていきます。
一方、下地が細かく凸凹している(ザラザラしている)ようなもので、その凹部や隙間に入った細かなチリのようなものは難しいようです。
やはりガッツリとこびり?ついてしまったものや細かいチリのようなものまでは取れないのですが、そういうものを除去したいときにはもう少し粘着力の強いテープを使ったり、エアダスターで除去するといった使い分けをすることで、それなりに使い分けはできそうです。
コーヒーの粉を取る
続いて珈琲のグラインダー周りに付いたコーヒーの粉を取りました。
珈琲の粉の特徴としては、静電気でこんな状態になっているため、なかなか手ではたいたり乾いた布で拭いても取れないことです。取れたように見えても、移動して別の場所にくっついしてしまってたりします。
粘着テープであれば静電気より強いはず。
というわけでやってみたところ、さすがに内部の粉を梱包用テープで取るのは躊躇しますが、外側に静電気で飛び散った粉を取るのはアリかなという感じですね。
下の写真のように、上側のボタンがある部分などはデコボコが多く、凹んだ部分に細かいゴミが溜まっていきがち。(キッチンなので多少なりと飛散した油脂なども付着してしまい、軽く叩いたり息を吹きかけた程度では取れない)
これもペタペタとやっていくと・・・
まず大きめのゴミが取れると同時に、表面の劣化したゴム(白っぽくなっている部分)がテープの粘着部といい感じに交わり合ってベタッとしてきます。
ちょうどいいのでコレもついでにキレイにしてしまいましょう。
この表面加工で使われているゴムの劣化については以前まとめてアルコール掃除してやっつけたのですが、完全ではなくてこうして部分的に残っています。
当時も「ボタン周りはデコボコが多くて取りづらい」みたいなこと書いてある・・・
なお劣化ゴムはホコリと違ってペタペタやるだけで取れるわけでもなく、多少横にゴシゴシとこすったり、ペッタンペッタンと粘着部を剥がす感じで力を入れて処理します。
完全には取れてませんが、だいぶキレイになってスッキリ。
さらについでなので、脇のボツボツした部分に溜まってしまった埃みたいなのも取っていきます。
が・・・これ、なんかなかなか除去できないですね。
しょうがないのでティッシュを濡らして軽く拭きました。
こっちのほうがキレイになります。
やはり水の力は偉大ですね。(梱包テープの再利用は・・・?)
フタや粉受けカップなどの取り外せる部品は普通に食器と一緒に洗って干せばいいのですが、モーターの入った本体部分はなかなか丸洗いするわけにもいかないので、このように掃除の手段が増えたのはよかったかなと。
そんなわけで弱い粘着力の梱包テープは捨てる前にペトペトホコリ除去に使いつつ、あまりに汚れが酷くなってきたら濡れタオルやティッシュで洗う、みたいな使い分けになりそう。
なぜこんなことを・・・?
実は梱包テープを剥がしまくっていたらどんどん溜まっていって、でもそんなに自分自身が梱包する機会なんてないんだよね・・・ということで消化に困っていました。(バカなの?)
なので、今回は必要に迫られてというよりは、必要もないのに無理矢理使い道を探したに近い感じ。
とはいえ、ニーズはありそう。
なにしろ世の中には弱い粘着力を落としてホコリ取りをしよう、なんて製品もあるくらいですからねぇ。
こういうの。
ちなみに、だんだんテクニックがついて上手く剥がせる率が高くなってきています。こういうスキル、将来どっかで役に立つだろうか・・・