「麦わら帽子は冬に買え」とはよく聞きますが、自分は「梱包テープはすぐ外せ」を提唱したいと思います(は?)
通販で品物を買ったときに使われる段ボール箱を再利用している人は多いかもしれませんが、骨までしゃぶる的な精神(?)があれば梱包テープだって再利用できます。
コツとしては、できるだけ早く取り外すこと。時間が経過するほどベッタリと張り付いてしまってうまく取れなくなってしまいます。
なので、ブツが届いたらすぐに開梱してしまうのが一番です。
自分は5年くらい前に買ったハンモックを昨夏にようやく開梱した・・・みたいな時間の流れで生活しているので、届いたものをすぐに使うという習慣がなく、むしろ汚れないように保管するには実際に使うまでの間は開梱しないほうがいいのでは?くらいに思っていたのですが、このようなテープ再利用のためにはそれは間違いです。(買い物のしかた自体が間違っている気もするが・・・)
とりあえず、最近うちに届いた品をすべて開梱して、ほとんどのテープを再利用できるような状態で確保したのが冒頭の写真です。
金属製の玄関扉に半分吊す感じになっています。
ベタ付けしてしまうと今度は扉に固着する可能性があるので、端と端みたいにピンポイントで接点をもうけて、取り外しもしやすいようにしています。
(全体としてはだいたいこの4倍くらいの量があり、ほかの場所に似たような感じで保管?してある)
テープの保管場所には気をつけたい
上でテープの保管について書きましたが、保管場所には注意が必要です。
化粧板(表面にシールのようなものが貼られた板)にテープが固着すると、剥がした時に表面が剥がれてしまうことがあるので要注意です。
やってしまった阿呆がこちらにいます。
こんなふうなザマでは、まったくもって本末転倒です。
馬鹿なの? 死ぬの? という罵声が頭の中で響き渡るので、マネをしないようにしましょう。
再利用が難しいものもあるので、そういうのは素直に諦める
テープを再利用といっても全部が全部再利用できるわけではありません。
クラフトテープ(紙テープ)は基材(テープの本体)の強度的にかなり難しいし、接着相手が段ボールやエアクッションなど表面素材として弱いものだった場合は、テープにギッチリ付いてしまってうまく取り外せず再利用できないことも多いです。
こういうのは端に残った接着面などの弱い接着力を活用して、ちょっとした仮止めとかに使う感じになりそうです。(素直に諦めるといいつつ、それでも何かに使おうというあさましさ・・・)
再利用テープの長期間保存は避けたほうがよさそう
テープそのものは梱包用だからといって安物というわけでもなく、ちゃんと段ボールなどに貼り付けた状態であれば10年だって持つ印象はあります。(クラフトテープは劣化している例が多いけど)
ただ、このように一度使われたものを剥がして保管しておく場合は、本来の保管方法ではないため基材と粘着面が剥離してしまうなどの問題があり、長期間は難しいな~という感じです。
これは食器棚の扉ですが、水分や油脂に強い表面になっていて結構テープ系は貼り付けづらい(食いつきが悪い)感じなのですが、それでもしばらく貼っておくとこのように基材から接着面が剥離して、扉側にキタナイ感じに残ってしまいます。
こうなってしまうともう基材側の粘着力は皆無に等しく、テープとしては役に立ちません。また、この跡になってしまった粘着物を除去するという無駄なうえにかなり手間のかかる面倒な作業が生じてきます。
正直、最上部に載せた玄関の鉄扉のやつも接着面が分離してしまって剥がし跡が残ってしまう可能性はあるので、そうならないうちにさっさと使ってしまおうと思っています。
何かよい再利用テープの保管方法があればよいのですが、そうでなければあまりヒトには勧められないな~という感じのリユースでした。
なんかいい方法ないかな~茶筒とかにクルクル巻いて保管しておけば長持ちするんだろうか・・・