
失敗続きでロクな焼き芋ができず、前回は初心にかえって焼き芋づくりのお勉強をしてみたわけですが、、、
ふと考えてみたら、何度か話に出したスーパーの焼き芋って、見る割に実はあまり食べた(買った)ことがなかったんですよね。
というわけで今回はそれを試しに買って食べてみた話。
570gで199円の芋をゲットして食す
近所のスーパーに行き、芋を袋の隙間から覗いてみて、大きそうだったこの個体をゲットしました。

そこそこズッシリしていて、ところどころ水気が濡れています。これは蜜が出ているのだろうか・・・
ま、できあがっているもので、調理も加工もなにもないのでさっそくいただきます。

割ってみたところ、色はいいですね。きちんと火が通っており、芯が残っている感じはしません。
実際食べてみても、スジというか、繊維っぽい感じはまったくしなくて、ホクホクした焼き芋でした。
ただ。
味は・・・うーん、なんかイメージしてたのと違います。
もっとトロッと蜜が入っていて甘いのを想像していたのですが、甘さはあまりなく、、、ただ触感が柔らかくて食べやすい。
多少モソモソする。
そんな感じ。
甘いのは外周のやや焦げたところですね。このあたりに甘さと苦さがあります。中の方はあまり甘くないです。
なんかもうちょっとトロッとした感じをイメージしてたのですが、なんだろうこれ、、、近い食感としては「肉じゃがのジャガ」でしょうか。あれはサツマイモじゃなくてジャガイモだけど・・・ホクホクした食感はあれに近いです。
追い蜜生成が可能か1時間ほど試す
これだとちょっと味に不満がある・・・というわけで、せっかくなので、グリルと焼き芋石を使って追い蜜生成を試みます。
これで蜜が出てくるかどうか・・・

迷ったけど、グリルの火力で燃えたり水分が飛んでボソボソになるのもよくないなということで、ホイルに包んであたためました。
石を数分加熱して150℃を超えたことを確認し、そのまま芋と一緒に前々回製作した保温箱に入れて1時間ほど放置。

できあがりはこんな感じです。

うーん、色がよくなった気がしないでもないけど、光の加減と言われればそうかも・・・
実食してみると味のほうは違いを感じられず、正直なところ、、、この作業やってもやらなくても変わらない感じ。
見てのとおり、蜜がトロリと出ている、って感じにはなっておらず・・・。
前回見た事例の中で写真に写っていたような、お蜜トロリの芋たちとは比べるべくもありません。
なお、ホクホクになったこの状態から中低温で加熱(保温)をしても、硬くなること(新たなペクチン硬化という症状)はありませんでした。
一度細胞が壊れているから元には戻らないってことかな?
スーパーの焼き芋に抱いていた幻想と、自宅での焼き芋作りのメリット
なんか昔食べたスーパーの焼き芋は,トロリまではいかないまでも、もう少し色が濃くて、繊維っぽい部分が残りつつも、蜜があったように思うんですけどね~
思い出補正されているのか・・・もしれません。
まぁ、スーパーは焼き芋屋じゃないですから多くを求めてもしかたない・・・。
集客の一環で焼き芋を置いてるだけで、とりあえず返品されないよう、食べられるものを出す、ということになると味より食感優先になるのは当然かもしれません(仮に大半が甘くても、中心部の少しが硬くて食べられない、みたいなことになると当然それだけで返品やクレームのリスクになる)
そうそう、この店だけかもしれませんが、芋そのものと焼き芋の値段が変わらないというのもよくわからないところだったんですよね。
これで儲けようとは思ってないってことかなぁと(そもそも儲けを考えるほど大量に生産できなさそう)

ちなみにスーパーの焼き芋の値段、これまで199円だとか198円だとか買いましたが、店によって結構違っていて、298円の店もあるようです。(やはり大手チェーンは高い印象・・・特にI&Y系とかCGCグループ。それ以上に個々のサイズに個体差が大きすぎ)
味を求めるなら自宅でなんとかやるしかないか!?
というわけで、スーパーの焼き芋は「ちょっと焼き芋気分を味わいたい」みたいなときにはいいけど、ねっとり蜜を味わいたい、みたいな人には向いてないように感じました。
確か「焼き芋は結局自宅で作るよりスーパーで買った方が美味しいうえに手軽だ」という認識を持っている・・・みたいなことを書いた気がしますが、今回のような味であれば「自宅で作らないと美味しい焼き芋は作れない」という認識に上書きしてもよさそう。まぁそれも、今後の研鑽?でちゃんと美味しい焼き芋が家で作れるようになれば、、、の話ですが。