先日から試行しているエアコン室外機の温度を下げよう作戦。
前回までの試行で、
・不織布が紫外線に弱すぎて実用に耐えない!
ということが判明し、最初に使った綿のパジャマを適当なサイズにカットして使うことにしました。
綿なので吸水はしっかりしてくれて問題ないのですが、
・水が多く流れすぎる
・すぐになくなってしまってボトル交換頻度が高い
という問題は残ったままです。
というわけで、その対策として今回は呼気口の調整をしてみます。
上からの空気の取り入れが少なくなれば、下からの水の出も少なくなるだろう、という理屈です。
使うのはこのときに出してあった絆創膏。

呼気口を微妙に塞いでみたが・・・
針であけたペットボトルの呼気口をばんそうこうで塞ぐ、という作業をします。

ばんそうこうは空気を通す、しかし100%通すわけではなく何割かは通さない、と思うので、これで空気の抜けが悪くなり、反対側にある穴からの水の出も悪くなるはず・・・と期待。(何割ぐらい通すのかはサッパリわからないので、かなり適当)

この状態でキッチンで水を入れ、そのままペットボトルを立ててみると、ボトルに沿ってボタボタと落ちます。

ちなみに「穴を絆創膏で塞がなかった場合」は、こんな感じでピューッと出るので、、、

絆創膏をすることで「内部から水圧で出る水」っていうのは減らせているのかな、と期待が持てます。
※実は実際に立てたままだと両穴とも水で塞がって継続的には出ないんですよね(立てた瞬間だけは出る)。なので、イメージ図としてわかりやすいように、この2つの写真は蓋を少しあけて撮影したものです。
というわけで、この状態で室外機上に設置してしばらく稼働させてみたところ・・・

いや~、普通に水がなくなってますね・・・
結露したみたいに内側に水滴ついているところをみると、内部に入る空気が細かい泡みたいになっているのかもしれない・・・が、この際そんなことはどうでもいいです。
水が出すぎ・・・それにつきます。
ばんそうこうのお陰で少し水の出が少なくなったかな?って感じはしないでもないのですが、、、(気温や時間の計測をしていないのでざっくり感覚です)
あんまり効果なかったという前提に立てば、これ、どういうことなのかというと・・・
重力による水圧(ぴゅーと出る)
=<
絆創膏パワー(ピューと出るのを防ぐ)
<<<
重力による水圧+綿の吸水力(毛細管パワーで吸い取る)
って感じなんですかねぇ。
空気穴を完全に塞いで、毛細管現象だけで水を吸い出すことはできるのか?
ついでなので、綿繊維の吸水力(毛細管現象)がどれくらいのもんなのか? ということを確認するため、絆創膏の代替としてビニール系のテープで呼気口を完全にふさいでみました。
その状態で数時間・・・

これ、水がまったく減っておらず、下に敷いた綿もほとんど濡れていません。(穴の周囲だけ微妙に濡れていたけど広がりがない・・・)
どうやら毛細管現象だけで、「ペットボトルをベコベコにしてまで水を吸い出す」といったパワーはないようです。
というわけで「どこからか空気を取り入れないと、小さな穴から水は出ない」ということは確認できたものの、どうやって空気の入りを調整したらいいのかうまいアイディアが出ないまま、そろそろ夏が終わってしまうのであった・・・(え? 今年の夏は10月まで続くの?? それはそれで勘弁してほしい・・・)
絆創膏は空気をどれくらい通すのか?
絆創膏については、自分の思い込みで「空気を通すだろう、しかしある程度は空気の流れを阻害するだろう」と期待したものの、ちょっと見たところメーカー自体は完全にそういう説明をしているわけでもないんですよね。
これがケアリーヴの公式説明ですが・・・

パット部については「キズぐちにやさしい」とは書いてありますが、よく見るとこの部分が空気を通すか、通さないかは書いていない。
一方、粘着部については「通気性が良く」とあります。
なので、もしかしたら呼気口にあてるべきだったのはパッド部じゃなくて粘着部だったのかもしれない・・・(夏バテでもう試す気力がない・・・)