ふれふり!

素隠居してお菓子。リフォームがしたくて住宅を購入。そして興味がないことは無駄なく。

引ソロ家探し(その137 HC日記 窓枠木部の掃除&塗装 リビング編)


先日、長らく先送りしていたリビングの窓枠掃除をしました。

 

先送りの理由は窓枠サイズが大きくて時間がかかりそうだったのと、周辺にモノが山積みで作業が大変そうだったから。

 

ただ、大きいということは熱の出入りも大きいわけで、去年の冬はキツかったので、今年の冬はその轍を踏まないように、と腰をあげました。

 

現場がどうなっているかというと・・・

どういう汚れなのかよくわからない

こんな感じでなんか見た目がとっても悪い。

うーん、最初は汚れが堆積して色がついたのかと思っていたのですが、こうして写真で見ると「塗ってあった表面の塗装コーティングが剥げた」って感じなんですかね~?

とはいえ、拡大すると、、

拡大すると

なんかキタナーイ感じであるのも確か。

場所的に考えて、おそらく人の皮脂とか塵芥みたいなのが堆積したり、木目に入り込んだりってのはありそうです。

 

というわけで、作業は汚れを落として、表面を研磨して、アクを出して、再度何かを塗る、という手順で実施。

 

最初は汚れ取りは少し硬めのブラシを使用。

竹ブラシで汚れを取る

前回、金属ブラシで削りまくっていたら永遠に毛羽立ちが続いて収拾がつかなくなったので、今回は木材を削らない程度の硬さで表面の汚れだけをとり、あとは適当に切り上げます。

 

ついでヤスリで削ります。

60くらいの目の粗いやすり

もともとかなり粗い表面だったので、一番目の粗いヤスリでガリガリやりました。

手動なのでかなり疲れます。

 

そして、いくら削ってもなかなかキレイになりません。

 

なんかブツブツと、ゴマのようなものがみえます。

 

ただこれ、よく見ると、もともと木の繊維が粗くて、凸凹が大きいことが原因。これをなだらかに、平らにしていくにはかなり研磨しなくてはならず大変。

凸凹が大きい

うーん、窓枠だけに準構造材みたいな扱いで、見た目の良し悪しより強度や耐久性優先で採用された木材なんですかね。

 

・・・ということで、滑らか&キレイにするのは諦めて、この研磨作業も適当なところで切り上げました。

この凹んだところにある色の濃い部分は木目だ、素材の味だ、という認識をもって納得して次に。

 

あく抜きは前回同様にこれを使いました。

木部洗い用の洗剤

メーカーの説明にあるブクブクと汚れが浮いてくる感じはしないのですが、それなりに何かしらの汚れ(?)は落ちている感はあります。

コレが灰汁なのかどうかはよくわからないが・・・

 

ちなみに、2液混合させたときの発泡はかなり強力で、使用推奨期限の1年をだいぶ経過していますが、洗剤の劣化を感じることはありません。

これはまだ序の口で、時間経過でそのうち完全に泡がモッコモコにあふれる

時期によっては、塗布後発泡前に乾燥してしまうこともありそうなので、混合してしばらく置き、発泡が強くなったタイミングで塗布した方がいいのかもしれません。

 

あく抜きが終わるとこのようにだいぶ木部が白っぽくなります。

光の加減もあるけど、だいぶ白くなるのも確か

比較対象としてホワイトウッドの2x4材を置いてみましたが、それなりに近い感じの色合いになります。

 

コレを見ると、このままでもいいか?って気分にもなってくるのですが、ココ、南側で紫外線が強い場所なので、やっぱり何かコーティングをしたいところ。

 

というわけで、家にあったものからワトコオイルを使って塗ってみました。

ワトコってみた

実はワトコオイル、紫外線防止効果は一切ないらしいということがわかったのですが、他に家に塗って良さそうなものがなかったので諦めてこれにしました。

目地を活かして浸潤するタイプなのでしかたないのか・・・(オイルフィニッシュ系はみんなそうなのかな?)

 

しばらく使ってみて、短期間であんまりにヒドくなるようなら再度研磨して、今度はウレタンとかのコーティング系の塗装をしよう。。。

 

というわけで最終的にはこんな感じに。

ちょっと濃い目で色むらがある感じに・・・

どうしても木目を活かすタイプの塗料だと、下地の凸凹が大きいものはこんな風になってしまうようです。

これがイヤならもっと頑張って研磨して滑らかにするとか、ウレタン系の表面を覆うタイプの塗装をすべしってことなんでしょうね。。。