ふれふり!

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エアリー敷きパッドを12年使っているがまだまだ使えそう

アイリスオーヤマ2013年03月製エアリー敷きパッドシングル

 

以前、敷きパッドを手洗いした話を書きました。

2020free.com

 

が、実はそれ以外に夏場専用の敷きパッドとして

エアリー敷きパッド

というものを使っています。

 

これです。

www.irisohyama.co.jp

 

今回はそろそろ夏が終わりそう、という時期なので洗って収納する、という作業をしました。

 

2~3年の短期使用のレビュー(だいたいアフィ)は見かけたのですが、うちのように12年もの長期にわたって使っている例は見かけなかったので、所感なども含めて書いておきたいと思います。

 

敷きパッドは極薄の敷き布団

なんといったらいいのかわかりませんが、、、敷きパッドというのは普通の敷き布団とは違うみたいで、単体ではあまり使われないようです。なぜなら激しく薄いから。

厚みは昔の「煎餅布団」みたいな感じで、エアリーの場合は数字としては厚み3cm(カバー含めて3.5cm)です。

薄っ!

 

なので、普通にマットレスや敷き布団を用意して、その上にこれを敷いて、人間がその上に寝るという感じの使い方になります。

 

※一応エアリーのシリーズには敷きパッド以外に、ちゃんとした敷き布団(マット)もあるようです。もっと厚みがあったり、三つ折りできたり、色々違いがあるみたい・・・買い換えのときはそれらも検討したい・・・(ただし、敷きパッドは薄いので買いやすい値段!)

 

エアリーはラーメン構造(違

で、このエアリー敷きパッドというのは素材がウールや天然繊維系ではなく、

・極太の化繊がモジャモジャになったもの

で構成されていて、かなりの部分が空気といっていい構造なので、非常に通気性がいいです。

なので、夏場にこれを敷いて寝ると、通気性抜群で蒸れず涼しいです。これは使っていて実感するし、そのため毎年夏場になると出してきて、夏が終わると収納する、という面倒くさいことを繰り返しています。

特に40℃近い灼熱地獄の時期に、これがあるとないとでは寝やすさに格段の違いがあると感じます。

 

中身はこんなん。

中身を水洗いして干し終わったところ
ちなみに小さいのは座布団(エアリーの別商品)

拡大するとこんな感じです。

 

ラーメンの食品サンプルに色を塗り忘れた感じでしょうか。

プラスチック系の素材ですが、紫外線を極力あてていないおかげか12年経過しても劣化はみられません。

 

もちろんそのまま敷くわけではなく、カバー・・・というか袋?が2種類ついています。

2種のカバー(袋)

まず右側の真っ白のが目の細かい薄いもので、最初にこれをかぶせます。

袋状になっていて、ただ入れるだけ。チャックやフタのようなものはありません。(微妙に長いので、端の部分を折り返すことでフタの代替に)

 

ビニール?と思ったのですが、溶接(溶着)ではなくちゃんと糸での縫製があるので、繊維なんでしょう。空気も通すようです。

糸で縫ってある

 

これにモジャモジャを入れると、目が細かいのでホコリなどの侵入をシャットアウトして、モジャモジャにゴミが絡みつくといったことを防止できます。

白いカバーで細かいゴミは入らない

モジャモジャは毎シーズン使用前、使用後に一応水洗いして干しているのですが、12年たってもほとんど汚れは感じません。

 

次に左のメッシュのやつで、これが表地になるもの。そのため、こちらは多少の痛みがみられます。

タグなどはこの有り様。

タグはボロボロで読めない

 

表面なんかはこの状態。

さすがに12年も使っていると表面は痛み、凸凹が多い

穴があいているわけではないのですが、見ての通り凹っとした部分が結構みられます。これは化繊の弱点かもしれませんが、凹んだ状態になると(クセがつくと)もとに戻らないってことなのかなと。

実害はないのですが、このように光にあてるとかなり目立つので見た目はよくないです。(裏側は別素材でもう少し柔らかいので、こうした穴状の窪みはない)

 

上の白い袋に入れた状態のモジャモジャを、さらにこのカバーで覆う感じになります。

こちらは側面(L字状二辺)にチャックがついていて、カバーするのは簡単です。

 

ただ、そのぶん、上の「ただの袋」だった白いやつに比べれば構造が複雑で、端の部分にはこのように縫い目があり、内側の凹んだ部分にホコリがたまりやすいようになっています。

こういった端の縫い目の部分にホコリのカタマリがたまりやすい

 

化繊とは言え、静電気が発生しやすいという印象はまったく受けないのですが、空気中の埃が落ちて、徐々に堆積していくという感じかなと。

 

しかたないのでガムテープなどでペタペタして除去していきます。

 

中身は上で書いたとおり綿などの繊維ではなく、ぶっといモジャモジャ化繊なので、エアリー自身の毛が抜けてホコリになるということはなさそうです。

(プラゴム系のいつものパターンで、繊維にヒビが入ってボロッと崩れていくってことはありえそうですが、少なくともこれに関しては12年の経過ではまったくその気配は感じません)

 

また、衛生面で問題があるわけではなさそうですが、メッシュの裏側にはホコリのダマのようなものが、ところどころ付着しています。

この写真は洗濯をした後なのですが、つまり、洗濯では落ちなかったと言うことです。(洗濯のせいでむしろ細かいチリやホコリが一箇所に集合して大きく目立つようになってしまったのかもしれない)

ところどころ、メッシュの裏側にホコリのカタマリが

これも除去できればいいのですが、このメッシュ生地自体が微妙に厚みのある立体的な構造になっているおかげか、なかなか取りづらいです。(その立体的な構造のおかげで空気が入りやすくて涼しいのですが・・・)

 

ちなみに虫の死骸などではなく、本当に全部ホコリのダマみたいなやつなので、気にしなければそのままでも大丈夫っぽいです。

 

エアリー敷きパッドは夏場にならオススメ

というわけで、メンテナンス(洗濯、掃除)にあたって気になるところを挙げてきたところですが、夏場の涼しい感じというのは捨てがたく、今後ベッドを買い換えていったときにも、引き続き使っていきたいと思うほど気に入っています。

 

メーカーの言う、冬場も使える通年使えるというのはうさんくさいと思っていますが・・・(もちろん使えなくはないけど、寒い時期に暖かいとは感じない・・・ので冬場は使っていない)

 

一応リンクを貼っておくとこれ。

エアリー敷きパッド PAR-S シングル

エアリー敷きパッド PAR-S シングル

  • アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
Amazon

 

うちではこのほかに、クッションも買っており、夏場にオットマンの上に乗せて使っています。(オットマンに足を乗せていると蒸れるので、その回避のため)

 

まぁ夏が終わり、これから冬になるという時期に、夏に役立つ商品でオススメですとかってどうなの?って感じもしなくはないのですが・・・