季節の変わり目だから・・・というわけではないのですが、ベッドの敷きパッドを手洗いしてみました。
ウール系のセータなど衣服は結構手洗いしているのですが、こういう大きいモノで手洗いってあまりやったことがありません。(もちろんシーツとかは定期的に洗っているけど、折りたたんで洗濯機)
ベッドパッドは汗を吸い取るためにあるらしいが・・・
敷きパッドというのは何かというと、ベッドのマットの上に敷くパッドです。(そのままやんけ・・・)
最近はマット自体が柔らかいのが多いのに、その上にわざわざ別のパッドを敷くの?という感じで・・・シーツがあれば別にパッドなんてなくてもいいんじゃね?という感じもします。
ただ、人間は就寝中に汗をかくので、その汗などから高価なベッドマット(スプリングが入っていて数万円~数十万円する)を守る役割があるなどとされています。確かに夏場なんかは、染みるほど汗をかいたりするんですよね。
ペラペラのシーツだけではホコリや汚れは防げても、染みるような汚れはそのまま下に染み下がっていってしまうので、少し厚みがあったほうがいいんじゃね? という理屈なのかなと。
うちのはモコモコしていて厚さが3cmくらいあり、素材としてはウールの詰め物がされたもの・・・らしいです。(ウールは吸放湿に優れているらしい)
マットの上にこれを敷いて、さらにその上にペラペラのシーツをかぶせて使用してます。
使用期間は1年半ほどで、ウォッシャブルなタイプではあったのですが、洗ったことはないという状態。
洗い方=シングルでも重くてデカくて洗うのが大変
200x100cmくらいのサイズのため、手持ちの100均洗い桶では全然入らず、
・浴槽に少しお湯を張ってそこでゆすぎ洗いをする
感じになりました。
ウール製品なので給湯器の設定を38度にしてお湯を出し、実際は30度強に下がった状態で洗っています。(ウールは39度以上で縮むらしいので。念のためもうちょっと低温でもよかったかもしれない)
使用した洗剤はそこらで売られているアクロンで、ウール可とされているものです。
実測してませんがカタログ値だとこのマットの重量は1.5kgほど。ただ、水を含むとかなり重くなり、自分の力だとかなり重いな~という感じのズッシリ感がありました。
ゆすって洗う(押し洗いする)くらいであればなんとかなるのですが、持ち上げるのは結構大変。
もっとも、持ち運びの大変さより、無理な持ち方をすると重みで生地が伸びてしまわないか心配になってきて気を遣う、というほうが問題としては大きいですが。
カバーを付けて使っていたおかげか、あまり汚れていなかった
洗った際のお湯は思ったほど色がつかず、汚れはほとんどなかったように見えます。
お湯がもっと真っ茶色にでもなれば何度も洗うのですが、初回でこの状態なら・・・ということでお湯を変えて2回目のゆすり洗いで終了としました。そのあと、1回そそぎ洗いをしたのち、流水(湯)をかけて洗い終わり。
うーん、汚れてないのはいいことなんだろうけど、なんか「洗い甲斐」みたいなものがないなぁ~(苦笑)
お風呂場で水を抜く方法
毛布なんかもそうですが、デカくて重いものを洗ったときにどうやって水を抜くのか結構難しい問題です。(無理に吊すと生地が伸びる)
セーターとか小さいものであればタオルなどを押しつけて吸水するという方法が良く使われるのですが、これだけ大きいとそれは難しい。
今回はまず、お風呂場にある物干しバーにM字状に掛けて水抜きをしました。
この状態で30分ほど水がボタボタ垂れる状態で放置したところ、だいぶ水が抜けました。
が、まだまだ湿気がどうのと言うレベルではなく、水気がビタビタ。
続いて、残った水分を洗濯機の脱水で減らします。1回7分を2回。
(びしょびしょの状態のまま脱水をかけると、うちの洗濯機は重量バランスの偏りに耐えられず、ドラムが暴れてうまく脱水できない)
これで「水浸しの状態」から「メチャクチャ湿った状態」に改善?されたので、その後、物干しバーにワイヤーネットを取り付けて、その上に乗せます。
このワイヤーネットは900x600の大型のもので、さすがにこのサイズになると100均で売られていません。だいぶ前にホームセンターでセールをしていたときに、こういう作業で使おうと見込んで買っておいたものです。1枚500円くらいだったと思います。
換気システムは乾燥モードに設定して、ネットの上にパッドを乗せます。
ワイヤーネットを2連にしてもパッドは全部乗らないので、端の部分は持ち上げて小型のワイヤーネット(ダイソーで200円くらいの幅800のやつ)で山状にして支えておきます。
これは特段の固定ギミックはなくて、繊維の摩擦力を利用して、うまいことネットが立つように位置調整しただけです。(なので、ちょっとの力で倒れるレベルの、極めて微妙な設置)
この状態で2時間ほど放置したのですが・・・うーん、、、風が当たる部分はそれなりに効果があったものの、全体的にはそんなに乾かないですね~。除湿機とか動かした方が良かったのかもしれません。
除湿機は壊れているのか上手く除湿できない
というわけで、除湿機も出してきたのですが、、、これ、うまく動かないんですよね。
なんだろう、除湿機と言っても純粋な除湿機ではなくて、空気清浄機にキメラみたいに増設された除湿機能だから、除湿が目的ではなくて、実質「調湿用」で、強制的な除湿はできないってことかな?
湿度が何%になったら稼働状態になるのかもよくわからない・・・
衣類乾燥モードに設定しても風が出るだけで、なんか上手く動かない・・・壊れてるのこれ?
なんかモチベーションもあがらず、この除湿機能を使うのは諦めて時間の経過で乾燥させることにしました。(以前、ちゃんとした除湿機も持っていたのですが使い道があまりなくて処分してしまった・・・)
その後、夕方になって日が落ちてきた段階でベランダに出して1~2時間ほど干して終了としました。
悶々としつつ、せっかくのウォッシャブルだから定期的に洗っていく
今回やってみた感想としては、
・こんなに手間暇かけて洗う必要はなかったんじゃないか?
ってことです。
上で書いたとおり、洗い終わったお湯が色づいていなかったことから、汚れが落ちている実感が得られなかったんですよね。
ただまぁ、透明な汗などであればそもそも色づきはあまりないだろうから「汚れていたけど色はなかった」のかもしれない?
でも臭気も感じなかったので、やっぱり別に洗わなくて良かったのかも・・・
ど、どっちなんだー?
まぁ、年に1回くらいは嗅覚を活用したうえで洗っていくのがいいのかなぁ。夏場の汗がやっぱり気になりますからねぇ。
こんなふうに、なかなか判断のつかないことも多いのですがこういうのはきっちり決めごととしてやっていくというより「負担にならない範囲でやっていく」「気になったらやる」っていう留保付きの判断になるのかなぁ・・・。