
発泡スチロールふすま分解などの話です。
これまでの話で、
・発泡スチロールふすまの表面の紙を、(ふすま紙ではなく)通常の壁紙で貼り替える
・だたし水のりを使った通常の壁紙を貼る方法がとれず、スプレー糊を使ってみる
ということになりまして、前回まで
・まず引き手を取り外す
・アルミのフレームを取り外す
という作業をしました。
これまでのところ、枠の取り外しが一番苦戦したところ。
今回はふすま紙?を剥がします。
発泡スチロールふすまの古い壁紙(ふすま紙)を剥がすのに少しだけ苦労する
端からペリペリめくっていって剥がすだけなんですが・・・やはり古い紙は表面素材が劣化しているのか、ちょっとするとすぐ破れて(切れて)しまって、大きい面積で剥がせないので時間と手間がかかります。

また、下地も弱っているのか、当初の糊付けが甘かったのか、剥がしているとところどころ、下地ごと剥がれてしまうことがあります。

(Aのマークは左右のふすま区別用に記入したもので直接の関係はない)
壁だとパテで均すけど、前回みた通りこの発泡スチロールふすまは2.2kgしかないわけで、ここにゴテゴテとパテなどできようもありません。(パテの収縮で湾曲する可能性もある)
こういうのを見ると、壁紙っていうのはやっぱり10年くらいで交換(貼り替え)したほうがいいのかもしれない・・・(劣化したプラと違って手で触ったくらいでポロポロ崩れたりはしないので、普通に生活している分には気にならないかもしれないけど)
また、通常の壁紙との違いとして感じたのは下地で、「厚くて毛羽立ちが多いな~」という印象。

単純にそういう紙なのか、別の理由なのかわかりませんが・・・これ、あとで新しいのを貼るときに、毛羽立ちが接着剤を吸収してうまくつかない、なんてことにならなければいいけど・・・
もう一点、使用するうえでの話ではなく、あくまで作業する上での違いですが、壁紙と違って土台側がしっかりしていない(発泡スチロールな)ので、コンクリや石膏ボードに比べて弱く、しなるっていうのがあります。
紙をはがそうとすると全体がしなってしまうので余計なチカラが必要、みたいな感じです。
これが最初の話につながるのですが、
・チカラを入れづらいので大きいカットで剥がせず、小さくカットして剥がしていくことになる
ということで、結果、一般的な壁紙剥がしよりは作業時間は余分にかかる印象です。
そんなわけで古い故の問題は多少あったものの、前回のフレーム取り外しに比べれば格段にラクに(普通に)作業を終えることができました。
次回は壁紙貼り作業をします。