転居して風呂のサイズが変わったため、所有していたお風呂のフタが使えなくなりました。
前所有者から引き継いだ既存の風呂フタは上の写真の通り
東プレ Ag脚付きアルミふたL14
という製品だったものの、これ、フチ部分のカビが結構ヒドくて使い続けるのはちょっとなぁ・・・という感じ。
それでどうするか、、、という話なのですが、いろいろ調べたり考えたりしたのでその話を。
前回の話はこちら。
既存フタのゴム部分にカビが入り込んでしまって、それはカビキラーでは取れず、新しいのを買うか、どれを買うか、いやいや何か代替品で済ませればいいのでは?みたいなことをグダグダと考えていて、桧のフタがよさげだということでホームセンターに行ったけどネットの完成品の方が良かったじゃんね・・・(ションボリ)という話でした(説明長っ)
ところで、仮に新しいのを買った場合は(それがなんであれ)この既存のフタは捨てることになります。
というわけで、どうせ捨てるなら・・・ということでまずは解体してみることにしました。
さすがに長期間使用されていたもののようで、全体的に薄汚れ感はあるものの折れたり割れたりはしておらず、カビがヒドいことを除けばまだまだ使えそうです。
事前にフチ付近の汚れをカーボンのスクレーパーで削ってみたのですが、キレイに取れそうだったというのもこの作業を開始した理由です。
フチの部分はゴム素材、板の部分はスチレン+アルミ板?
解体といってもパーツが多いわけでもないので、脚を外してからフチのゴムを取っただけ。
このゴムパーツは一体形成されているので、元通りにできるよう分解して取り外すことは難しいようです。(ネジはあるものの、脚を固定するためだけのもので、ゴム全体を固定するためのものではない)
そこで、カッターで切り込みをいれて、ラジオペンチで引っ張るかたちで撤去しました。どうせカビだらけだし・・・
接着剤などはなく、ゴムの噛みパワー?で取り付けられているだけなので取り外しは簡単でした。(元は両面テープとか接着剤とかついていたのかもしれないけど見る影もなく・・・)
汚れの除去と板の構造
場所にもよるのですが結構汚れがついていて結構気になります。
前述の通りスクレーパーで削れば取れるのですが、端には僅かに凹んだ部分があることから、もう少し細かい作業がしたくて主にカッターの背を使いました。
フチのゴムは見ての通り、しっかり噛む(フィットする)ような凸凹がついており、さすが専用品だなと思わせる構造になっています。
結構肉厚なので、カビのついている部分だけカッターで削って元に戻せばそのまま使えるのでは?などと思ったくらいなのですが、、、
残念ながら全体的に内側もカビがヒドい。
惜しいですが、もはや捨てるしかなさそうです。
端の汚れを削っていったところ、このようにキレイに仕上がりました。
さて、この風呂フタの板の部分ですが、、、厚みは5mm弱で、このような構造になっていました。
推測ですが、厚み4mmのスチレンボードを薄いアルミで挟んだものかな?って感じです。
アルミのテープとかだと最厚で0.2mm厚くらいなのですが、それよりは丈夫そうなのでこのアルミ板は0.4mmくらいの厚みかな?
カビ対策の作戦を考えるが・・・すぐには思いつかない
さて、結構キレイになって、もう板はこのままでいいかな~そのまま使えば0円だし、って感じになったのですが、コーティングされていない部分からカビていく可能性があるので、このフチの部分をどうにかしていきたいところ。
しかし、桧の風呂フタと違って、こういう古い風呂フタを再生させている事例が見あたらず、どうしたらいいか結構長い期間考えるハメになりました。(一ヶ月くらい?)
何かボンドみたいなやつで固めるか、耐水テープ的なもので覆うか・・・テープのほうが楽そうだけど、耐水テープって使ったことないので、湿度の高いところでどれくらい耐久性があるのか、といったことも調べていかないといけません。
この時期はまだシャワーでいいのですが、冬の寒い季節にはぜひ湯船に入りたいので,本格的な冬が来る前までに何か良い方法で解決すると良いのですが・・・