ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

お風呂のフタ更新その6(結局、フチだけ交換して使い続けることに・・・)

新居にあった(前の居住者の使っていた)風呂フタ

転居して風呂のサイズが変わったため、所有していたお風呂のフタが使えなくなりました。

それでどうするか、、、という話なのですが、いろいろ調べたり考えたりしたのでその話を。

 

今回で最終回です。

 

前回のがこれ。

2020free.com

その前がこれ。

2020free.com

 

話の流れとしては・・・

既存の(前の住人から引き継いだ)フタは、フチのゴム部分にカビが入り込んでしまって、それはカビキラーでは取れず、新しいのを買うか、どれを買うか、いやいや何か代替品で済ませればいいのでは?みたいな話から、桧のフタがよさげだということでホームセンターに行ったけどコストや向き不向きを考えるとネットの完成品の方が良かったね・・・という話でした(説明長っ)

前回は新規購入を一時保留として、既存のフタを分解してキレイにしてみようという話で、、、まぁ結構キレイになりました。

その結果、じゃあこれ、そのままでいいんじゃね? ということになったのですが・・・

 

カビ対策の作戦を考えるが・・・

結構キレイになって、板はこのままでいいかなって感じになったのですが、短期間でカビるといやなので、このフチの部分をどうにかしなければなりません。

しかし、桧の風呂フタと違って、こういう古い風呂フタを再生させている人が見あたらず、どうしたらいいか結構長い期間考えるハメになりました。(一ヶ月くらい悶々と?)

 

この時期はまだシャワーでいいのですが、冬の寒い季節にはぜひ湯船に入りたいので,本格的な冬が来る前に何か良い方法を思いつくと良いのですが・・・

 

汎用ドアモールでフチの部分を覆えばいいじゃんね

いろいろ考えたり調べたりした結果、ドアモールという製品でフチを覆えるのではないかということになり、やってみることにしました

 

モノとしてはこんなやつです。

車用ドアエッジモール 5m ホワイト U字型 ゴム

ドアモールといっても家のドアではなく、車のドアの端部が傷つかないようにカバーするゴム製の部品です。(上の写真を見ると、わかりやすいようにだと思いますが、黒い車に白いゴム端部があって、なんか変な感じだけど・・・)

 

これを選んだのは

・コストが安い

・挟み込みタイプで特殊な加工が不要そう

・車用=屋外利用が前提なので水気の多い風呂場でも大丈夫そう

ということが理由です。

 

これは日本のメーカーの製品ではなく中華のどっかの工場で作られた汎用部品で、いろんな店(アヤシイ・・・)が写真を使い回して販売しているようです。

残念ながらこの製品、どこのショップを見てもサイズが書かれておらず、前回せっかく採寸したのにそれが役に立たず、使えるかどうかやや賭けになったのですが・・・

(こういう製品あるあるで、本来は販売店が載せるべきなのになぜかユーザーレビューのなかに採寸した写真を載せてくれている人がいるという本末転倒的なアレ・・・。流通経路が定かではないので店として公式な数値が出せないにしろ、参考数値くらいは載せておいてほしいところ・・・)

 

届いたドアモールは使えないのと使えるの2種類

上でも書いたとおり、このドアモールの正式な寸法どころか、おおまかなサイズ感すらがよくわからなかったため、別の製品と2種類を別々に購入してみました。

 

で、フタにあててみたのがこちらでして・・・

サイズがだいぶ違っていて、透明なやつは小さすぎて挟み込めない

 

上に引用した店の白いドアモールはサイズが大きめでなんとかなりそう、引用していない透明タイプのドアモールはサイズが小さすぎて明らかにダメそうでした。(前者が500円くらい、後者が300円くらい)

 

車のドアの端部なんてどれも似たような厚さだろうと(だから汎用品として販売されているんだろうと)思っていたのですが、こうしてみるとかなりサイズ感が違いますね。

ちなみに透明なほうは内部に両面テープが貼られていて、それを剥がしながら取り付けるようになっています。(噛み合いで固定するタイプではない、ということ)

 

サイズ感の違いが生じているのは、片や挟み込みタイプ、片や両面テープで固定するタイプ、という取り付け方法の考え方の違いが大きいのかなと思います。

 

透明タイプは今回は使えませんが、別の目的で使う予定があるので、その時までしまっておきます。(薄い金属板を加工、その端を保護するのに使う)

 

 

車用ドアエッジモール 5m ホワイト U字型の中身

このドアエッジモールは、解体してみるとこのように内部に金属のバネのようなものが入っていました。(販売店では写真内の説明でその旨明記はされています)

中にコの字状の金属パーツが入っていて、強く挟み込むようになっている

見ると結構凝った造りになっており、この構造で100円/mというのは部品としてはコスパがいいなと思います。手で触った感じとしては、耐久性にやや不安がありますが・・・

今回は5mx2組で計10m購入なので千円ほどでした。

 

 

かなり固く、押し込みはローラーとかなりのパワーが必要だった

モール全体としては、金属が入っているとは思えないほど柔軟に動くのですが、いざ風呂のフタの端に挟み込んでいこうとすると、なかなか大変でした。

 

それは

・元の隙間が5mm厚の風呂フタを挟み込むのにはかなり狭い

・横には柔らかいが、縦(挟み込む方向)にはあまり柔らかくない

というのが理由です。

 

 

最初にやったのは、モールの隙間を広げる作業で、網戸の押し込みローラーを間に挟んでグリグリと広げ癖をつけてやる必要がありました。

ドライバーの先やローラーで広げクセをつけてやる(結構チカラが必要)



その後、端からなんとか押し込み。

波うった部分が出てくるのでローラーを使って凸部分を押し込んで均していきます。

硬質プラスチックのローラー(壁紙用)

 

なお事前に採寸し、角の部分は折り曲げられるようVの字にカットしてから作業を開始しました。(上の写真では右端のあたり)

フィットする市販品(専用品)ではなく汎用品を使うと低コストで自由度は増すのですが、このように自分でひたすら採寸とサイズ決定をしていかなくてはならないのがシンドいっていえばシンドいです。(採寸と微妙なサイズ合わせは作業の中では苦手分野)

 

ちなみにこのV字カット作業、前述の「中に金属が入っている」というのが障害になってかなり大変でした。(中の金具をいくつか、ペンチで強引に引き抜いてなんとかV字を作ることができた)

金属抜きもまた結構大変



フタのフチを交換完了

できあがりはこんな感じになりました。

なかなかの仕上がり(なお銀色の面が下(湯船側)、白い面が上)

モールが新品で真っ白ということもありますが、結構キレイに仕上がったかと思います。

 

 

フチの隙間をシリコンでコーキング

冒頭で「車用なので水回りOKでしょ・・・」などと書きましたが、雨は大きい粒で、それに似せて言うなら湯気は細か過ぎる粒なので、風呂場で使う場合は屋外より気を遣います。

 

そして、見るとやっぱりモールのサイズ(幅)が少し小さいのを無理矢理押し込んでいる感があって、結構隙間ができてるんですよね。

この写真は押し込み途中とはいえ、結構隙間がある・・・

とはいえ、前回のフチ除去の際に見たとおり、ピッタリ専用形状でつくられたフチであっても隙間には汚れかカビか、何か良くわからないもので汚れが付着していたので完全に隙間が生じないように密着密閉するのは難しいのかなとは思いますが・・・

 

というわけで、コストをかけずにやれる手段として洗面所やキッチンなどの水回りで使うシリコンコーキングを施すことにしました。

キッチンなどで使った余りがあったのでそのまま使う

いろんな作業を並行してやっているおかげで、こういうのも余りが結構出るんですよね。(新規で買うと上記写真のセットで2千円くらいかな?)

 

内側をマスキングテープで覆ってからコーキングしていきます。

グルッとマスキングテープで

 

できあがったのを見ると・・・仕上がりがヒドすぎて我ながらガッカリです。

ゴム&ゴムで相性が悪かったのか、主にモール側に乗ってしまったシリコンが凸凹が多く、汚くなってしまいこの有り様です。

モゾモゾ、ボロボロの仕上がり

今思うに、板側だけじゃなくてモール側にもマスキングテープを使えば良かったんですよね。失敗です。

まぁ風呂フタのフチの仕上がりが気になる人はいない(自分は気にならない)し、実用上は問題ナシ・・・などと言い訳しつつ、このまま使うことにします。

3枚ともコーキング(防水)完了して浴槽の上に置いたところ

 

ちなみに、、、キッチンのコーキング作業をした際は両脇にマスキングテープを使ったのですが、こんな感じにキレイに仕上がっています(よくわからない弁明)

キッチンのコーキングはそこそこ上手にできている・・・