ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

お風呂のフタ更新その2(組み合わせフタは高い割にカビが生えることにはかわりない)

新居にあった(前の居住者の使っていた)風呂フタ

転居して風呂のサイズが変わったため、所有していたお風呂のフタが使えなくなりました。

それでどうするか、、、という話なのですが、いろいろ調べたり考えたりしたのでその話を。

 

前回は旧居で使っていた手持ちフタのカビ状況を凝視?して「単純に買い換えるのも考え物かなー? どうしようかな?」みたいなところで終わりました。

2020free.com

 

当然ですが、買うより自作するかな?みたいな話になるわけです。

が、まず買い換えたらどうなのかっていうのをもう少し具体的に把握しておきます。

 

というわけで、今回は組み合わせフタの話を中心にした話です。

 

ただのフタなのにどうしてこんなに高いのか

前回「次に買うときはこういうタイプかなぁ、でもなぁ」みたいなことを書いた「組み合わせフタ」というやつですが、、、

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これ、実売価格を調べてみると結構いい値段します。

サイズが大きいこともあって高い印象(他メーカーはもう少し安いのもある)

 

うーん、これ、、、考えてみるとただの板なんですよね。3枚の板があるだけで、連結もされていないし、なんか、、、ただの板なのに3枚セットで安い店でも1万円以上とか、結構イイ値段過ぎませんかね。

なんでだろう?

 

まぁ仮に値段はヨシとしても、問題なのは、そんなに高いのに構わらずカビは生えるってこと。

 

実は新居(中古マンション)に残置されていた風呂フタが、この組み合わせフタだったんですよね。

もちろんかなり使い込まれたもので、状態も悪いです。

 

割れているとか穴があいているといった大きな破損はないのですが、端の部分の状態がこんな感じです。(全体像は冒頭写真参照)

板にカビはないのに端のゴムにはカビがひどい(これは一番ヒドい部分)

 

これ、表示を見てみると自分が前回購入したのと同じメーカー(東プレ)の製品でした。

 

拡大してみるとわかるのですが、ミューファンパウダー(?)らしきキラキラした感はまだちゃんと残っているのですが、それでもお構いなしに素材の内部にカビが入り込んでいます。

キラキラは残っている

 

このカビ、ハイターとか漂白剤でなんとか除去できるものかな~? 試してみるかな~? と悩んでいたのですが、公式サイトを見る限り無駄な努力っぽいです。

カビが生えたらもう落とすことはできない、とあります。

 

うーん、、、

つまり買い換えてね、ウチのをまた買ってね、ということでしょう。

わかります。商売ですからね。

 

ただねぇ、、、防カビ完璧です!みたいなことであれば1万円でも価値あると思うのですが、なんか結果が伴っていないというか

・中途半端な割にお値段だけは結構イイ

っていうのがなんか不満の残るところで、そのまま素直に高いの買うのもなぁ。

 

上の説明の前半部分もよくわからないんですよね。安全基準などと言われると思考停止してしまいそうになりますが、「風呂蓋を浴槽上で滑らないように安全基準があり」って、蓋が浴槽の上で滑るとか滑らないとか、どういうふうに安全に関係があるの?って疑問を持ちます。

風呂の蓋に寄っかかったりするんでしょうかね(そもそも人間が体重かけても大丈夫なほど風呂の蓋は頑丈なのか? と)。

 

まぁ実際、このカビたフタも20年使われていたのかもしれないし、なんともいえないんですけど・・・。(さすがに20年も経過してこのカビ具合だったらまぁしょうがない、よくがんばった! と思います。)

 

カビキラーでは軟質ゴム内部のカビは除去できなかった

とはいえ、一応試しにカビキラーでカビが取れないか試してみます。

今回は実験なのでこんな感じに風呂場でゴムの一部にだけ塗布し、ビニールでラップして1日置きました。

カビキラーとラップ保護

 

が、、、結論からいうとこのカビまったく落ちず、メーカー様の言うとおりだということが確認できました。

この作業前の自分の気持ちとしては

「全体的に薄汚れた感はあるけど壊れてはいないし、元は高いグレードの品物なのでカビさえ落ちたらしばらくそのまま使っていくのが一番コスパ高いのでは?」

くらいに思ってカビキラーにちょっと期待していたのですが、さすがにこのカビの具合ではちょっとそのまま使い続けるのは厳しいかな、というのが正直なところ。

 

やはり買い換えるしかないのかな・・・

 

※後日、別件で窓ガラスのフチのゴムに付着したカビを除去する作業をしたのですが、そのときに利用した「かびとりいっぱつ」という製品なら、もしかしたらこのカビも取れたかもしれません。残念ながらこの風呂フタ問題は別の方法で解決してしまい、自分は試すことができませんが・・・

 

 

買い換えの選択肢

風呂フタはネットにもありますが、店頭でも色々あります。

ホームセンターに他の部材を買いにいくついでに見てきました。

確かコーナンだったと思いますが、こんな感じ。やはり面積に応じて高くなる・・・

店頭PBだと縦サイズのオーダーができるのか?(○○センチ以下といった表記)

オーダーはできるけど下部のプライス(既製サイズの価格)を見ると差は大きい・・・


購入する場合のパターンと価格

自分の購入&使用イメージとしてはだいたいこんな感じでしょうか。

3千円コース

・安い蛇腹のフタにして、掃除はテキトウ、汚れがひどくなったりカビが生えてきたら買い換える(2-3年サイクル?)

5千円コース

・前回と同じような板状の折りたたみ(連結)フタにして、年1くらいでマジメに掃除をしつつ5年くらいで買い換える

1.5万円コース

・組み合わせ(非連結)フタにして軽い手入れで10年くらい使う

 

各コースとも、がんばってクーポンやキャンペーンなどをうまく利用してこれくらいで買えるかな?という感じの価格です。

それでも見ての通り

・高額な割に手間かけてメンテをしていかなければならないというのが不満

みたいです、自分の場合。

 

高い値段にはちゃんと理由があるが、自分に合っているかはまた別の話

組み合わせフタって高い高いって書いてしまったけど、調べていてわかったのは、どうも断熱材を使っているらしくて、根本的に構造が他のフタと違って原材料から相当なコストがかかっていそうなんですよね。

(おそらく構造から考えて、蛇腹と折りたたみフタは中空構造で断熱材使ってなさそう。というか構造が複雑なので、あれで断熱材を使っていたら価格的に組み合わせフタより高くなりそうな気がする)

 

つまり、

・高いのにはちゃんと理由があって、決して割高なわけではない

ってことです。

最近の湯船は「6時間後に温度が2度しか下がっていない」という魔法瓶浴槽みたいなのをウリにしている例も多く見られます。そういうのと組み合わせてうたい文句どおりの高い効果を出すには、断熱材の入ったフタが必須なわけです。

 

とはいえ、20年モノの古い浴槽で果たしてどれだけの効果があるのか、、、そもそも自分は風呂にどれだけ興味、関心があるのか・・・

このあたりをもう少し考えてみる必要がありそうです。

 

(将来のリフォームのための自分用メモ)

魔法瓶浴槽は二重構造のためサイズが大きい(浴槽内寸が小さくなる)らしい

浴槽だけではなく浴「室」そのものも断熱しないと効果が下がるらしい

浴槽の温度が下がらないのは、家族で2-3時間の間に次々入るような場合は役立つけど、ひとりで「次に入るのは24時間後」とかになるならあまり意味がなさそう(ソロもん向きではないんじゃね?

=>ということは、フタだけお高い断熱モノにしても自分には意味はなさそうかな・・・