ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

お風呂のフタ更新その1(2年弱経過し抗菌防カビはどうなったか?)

 

転居して風呂(浴槽)のサイズが変わったため、所有していた風呂フタが使えなくなりました。

 

それでどうするか、、、という話なのですが、いろいろ調べたり考えたりしたのでその話を。

 

通常であれば新しい風呂フタを購入するわけですが、その前に、まずは

・前回購入した風呂のフタが2年たってどうなったか?

というのを、前回購入時の話を振り返りつつみていきたいと思います。

 

前回の風呂フタ購入の経緯

2年ほど前に風呂のフタが破れてしまい,仕方なしに新しいものを購入しました。

 

そのとき破れたフタは自分が賃貸で入居したときに既に置いてあったもので、自分で買ったものではありませんでした。入居から12年経過、前の居住者も含めれば実際は20年くらい使われていたのでは? という古参のシロモノ。

2020free.com

 

いつもどおり興味のないものは「今あるものを大事に使う、壊れるまで使う、壊れたらなおして使う」みたいなスタンスなのでこの前任(?)から引き継いだ風呂蓋はそのまま、最初はしっかり洗浄し、その後は時々ブラシなどで洗いながら大事にずっと使っていました。

 

しかしさすがに長期間の利用でゴム素材が劣化、破損して物理的に3分割されてしまったため、そのタイミングで「隙間が増えて保温機能が落ちているんじゃね?」という疑惑(言い訳)の元に買い換えに走りました。

 

そのとき購入した風呂フタの概要と使用感

風呂のフタは大きく分けてLIXILなど設備メーカーの標準添付品と、ホームセンターなどで売られている単品のものがあります。

単品売りの風呂フタでメジャーなのは

・オーエ

・東プレ

という2社のようです。

前回のとき買ったのは東プレの折りたたみタイプの蓋で、Ag+抗菌仕様のものです。(販路限定なのか、公式で見あたらなかったホワイト色)

風呂フタのグレードとしては中くらいのクラスでしょうか。

具体的な製品などは上のリンク先をご参照ください。

 

その後1年以上使用していたわけですが、フタの機能としては特に問題なく保温もできており、満足していました(満足っていうか不満を抱かないというか・・・)。割れや破れもこれまでの期間では生じていません。

ただし、カビは・・・抗菌仕様を選択したのですが、その効果のほどはいかに・・・というのが今回の話。

 

2年ほどの使用でカビっぽくなってしまった

これは写真を見てもらうのが一番よさそうなのでこれを。

蓋と蓋をつないでいる部分が・・・

うーん、大規模に黒くなっているわけではないですが、カビっぽい黒い粒がそこかしこにみられます。(もちろん流水程度では落ちない)

物理的には壊れたりしておらず、保温能力も問題ない感じですが、せっかくAg+がうんちゃら~と書かれていた割に、このような状態になってしまったのは残念なところ。

 

また、端というかフチの部分は一体成型ではなく別パーツでできており、その間にも(極めて細いながらも)段差があるため、そこにゴミかカビかわからない、汚れがついてしまっています。

平らな部分はマメに洗っているのでカビはないが・・・

う、うーん。

こうして見ても、やはり折り曲げ部分はどうしても表面が凸凹してしまって、そこにゴミが溜まったりカビが生えたりしてしまうようです。

 

メーカーの売り文句としては、この柔らかい部分に純銀パウダー?を入れて抗菌してカビを防ぐんだ、みたいな話のようで、実際上の写真をよく見ると

・柔らかい部分はラメのように少しキラキラしている

のでパウダーが入っているのは間違いないんでしょうけど・・・

 

光にすかしてみるとこんな感じです。

光にかざすと凸凹があることと、そこに黒いツブがこびり付いているのがわかる

ベチョッと広範囲に汚れているわけではなく、カビの粒が所々残っているという感じですね。

もしかしたら目の細い電動ブラシとかでかき出すようにすれば除去できるかもしれません。

 

ただ、旧来の蛇腹みたいなやつよりは少ないとはいえ、これでもやはり10カ所くらいは継ぎ目があるので、一カ所ずつ、キレイに洗い落としていくのはそれなりに手間になりそうです。

(後日、冷蔵庫横の棚に再利用するときにその作業をするハメになりましたが)

2020free.com

 

 

前と同じものを買うのはちょっとな・・・と

というわけで、次も同じもの(新しい風呂のサイズに合った同グレードのもの)を買うか?と問われるとちょっとポジティブにはなれない感じです。

そう考えると、次に買うときはこういうタイプかなぁ。

f:id:takupan2020:20220326151849j:plain

グレードとしては最も上になるのでちょっとお高いのがネック

というのも、

・連結しているゴムっぽい部分がないので、その凸凹にカビが溜まるということがなさそう

だからです。

 

抗菌と防カビは違うらしい!!

ここで新しい製品を物色していてわかったことがあります。それは

・抗菌だからカビ対策ができているわけではない

・抗菌と防カビは別物

ということです。

 

え、そ、そうなの??

 

広告の説明、、、というか新製品(上位品?)の売り文句を見てみましょう。

ミューパウダーでは防カビできない?(東プレ製「フェイヴァ」)

ここでは

・ミューファンパウダー・Ag銀イオンのみでは防カビの効果はありません

とハッキリ書かれています。

カビを防ぐには防カビ剤アモルデンなるものが必要と。。。

上では一緒にして話を進めてきましたが、、、うーん、カビって菌の一種だと思っていたので、抗菌=防カビだと思い込んでいたのですが、、、うーん、そうか違ったのか。

(まぁこれを言い出すと、そもそもここでいう「抗菌」の定義とは何か?範囲は?みたいな話になってくるのですが・・・)

 

もう覚えてませんが、前回自分の買った商品も、防カビなんて書いてなくて、抗菌!と訴えていただけだったのかもしれません。(それを自分が勝手に防カビ効果があると勘違いしていた、と。)

 

ただ、ただね、、、じゃあこの新製品を買えばいいのか・・・というと微妙なところで、この売り文句でも

・よく読むと「そのエリアでの」と前置きがあり「小出し感」がある

んですよねぇ。そのエリアというのは「エッジ部分」で、

・風呂ふた全面に防カビ剤アモルデンを配合したわけではない

ようです。

つまりこの感じだと、

・数年後にまた商品リニューアルをして「今回は全面にアモルデンを配合!」みたいにグレードアップ感を出して買い換えを促してきそう

ってことです。

 

というわけで、うーん、なんか前回のように単純に

・防カビタイプかつ割安なものに買い換える(セールの時を狙って)

のもどうなんだろうな、と思えてきたところで次回に続きます。