前回、エアコンの室内機を分解清掃した話を書きましたが、ついでなので4年前の2018年にカビ掃除をした際の写真を載せておきます。
ちょうど4年前の同じ時期(画像のタイムスタンプからすると7月12日前後)で、少し古いのでうろ覚えですが、やったことはほぼ同じ。
当時は(前の住人も含めて)長いことカビ掃除をしてなかったと思われ、かなり激しいカビが見られたこと、別の溶剤を使ったことが今回(2022年)との違いです。
黒いカビがかなり目立つ
洗濯機のピロピロワカメほどゴッテリしたカタマリではありませんが、それでも写真の通りかなり黒カビが固まって存在していることがわかります。
まず空気の出る部分のフタ、電源を入れるとウィーンと開く部分ですね、そのフタ取り外して裏を見た状態がこれ。
カビまみれです。
下側のパーツは使用時に水分を吸収するためか、布のような素材が貼られていて、その繊維の凸凹にカビがみっちり入り込んでしまっていて「カビを拭き取る」みたいなことができません。
続いて空気の出る部分から中を覗いた写真です。
こんなカビまみれのところから出てくる空気を吸ったら体調悪くなりそう。
参考までに今回、202206に行った清掃「前」の状態が下のもの。
比べてもらうとわかるのですが、上のに比べたらもう掃除なんかする必要ないんじゃないか?というレベルです。
なお、この4年間の使用状況は毎年夏前の時期に
・フィルターを取り外して洗い
・フィン部分にエアコン洗浄スプレーをかけて
・使用日数は各年数日
みたいな感じでした。(2018年や2022年のような分解清掃は毎年やっているわけではない。)
カビは主に空気の排出口ですが、それ以外の部分もかなり汚れていました。
綿埃というか毛羽立ち埃?的なものが目立ったので、作業の前に掃除機で埃取りをした気がします。とにかく全体的にキタナイので、汚れてしまって捨てる直前のクイックルワイパーとか使うのもいいかもしれません。
実際、ホコリとりするだけでもだいぶ違うんですよね。(なお、掃除機にカビは吸わせたくない)
分解したプラパーツもこのとおり黒いのが散っていますが、この黒いのが全部カビです。
カビハイターで洗浄しまくる
この大量のカビをどうにかせねば、ということでカビハイターを使うことにしました。
と言っても風呂場とかで使う赤や青のではなく、ジョンソンのキッチン用の白いヤツ。
この「漂白・ヌメリとり」は赤や青のカビハイターと違ってどこの店でも扱っているわけではないのですが、かなり使い勝手がいいので愛用しています。
これ、商品名がどれなのかよくわからなくて、人に説明しづらいんですが。カビキラー除菌@キッチンが正式名称なのかな? いや一番大きい字の「漂白・ヌメリとり」が商品名なのか・・・
あ、、、ずっとカビハイターって書いてきたけどカビキラーなのか・・・。
1点だけ注意点としては、この漂白・ヌメリとりは塩素系なので2022年に使用したセスキ(アルカリ)と併用はできないことですね。混ぜるな危険と。
プラ部品のみならず、このときは放熱フィンもこの漂白・ヌメリとりで洗浄しました。
除去された大量のカビ
単純に液体に浸って除去された、という可能性もありますが(つまり水道水であっても落ちた可能性はある)、カビが大量に下に落ちました。
この2018年の作業ではカビの飛び散りが激しかったので、下に敷く紙はもっと大きなものを使って、広すぎるくらいの範囲をカバーすべきでした。
(2022年の作業ではさほどヨゴレがなかったので、多少敷紙から外にはみ出して飛び散っても被害が少ない)
まとめ
見ての通り、とにかく当時はカビがひどくて、こんなエアコンを使うことを考えただけで体調が悪くなるようなレベルでしたが、ちゃんと掃除をしてやることで(見えてる範囲の)カビの除去はできるんだということがわかりました。
あとはさらに奥の方なのですが、、、なかなか難しそうで、電気製品としての分解をせずに個人でできるのはこのレベルまでかなぁという感じもしています。
奥を見るとこのように送風用と思われる遠心ファン(シロッコファン?)があるのですが、コレを取り外すことができるのか・・・