ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

テープッシュの凸凹部の茶渋を落とす(カビキラー白のパワーを紹介 その2)

 

カビキラー白(勝手に命名)というのがあって、それがかなり役に立ちます、みたいな話を少し前に書きました。

 

2020free.com

 

今回は、茶器の茶渋をとった話。 

 

愛用のマックマー ティープッシュ

自分の好みは結構年寄りくさくて、子供の頃からお茶を飲みつつ最中、落雁みたいな和菓子をよく食べます。(クソ暑い真夏でもクーラーも入れずに熱いお茶を飲んでる感じのストロングスタイル)

といっても極めて雑食なので、いつも記録しているとおりそこらのスーパーで売られているスイーツもいただくのですが。

 

ところで、お茶を入れるのには昔は急須でしたが今は色々な機材が売られていて、自分が愛用しているのがマックマーのこれ。

 

といっても、自分が買ったのはだいぶ前で、モデル的にはこっちです。

購入が2012年ということはもう10年近く使っているのか・・・

こっちはカフェプッシュではなくティープッシュという微妙に違う名前になっており、いまは取り扱いがなくなっています。

 

この写真のように、径が大きくて茶葉の広がりが良く、お茶を飲む人にはお勧めできるんですけどなぜか販売が終わってしまっているようで、残念です。

好みの時間、停止できるのがよい

上のカフェプッシュでも代用できるのかな? 構造的には同じっぽいので、カフェプッシュが壊れたらそっちを買うかな・・・(コーヒー用に買ってもいいんだけど)

 

自分はこれにコーヒーではなく緑茶を入れているので、お約束ではありますが、使っているとだんだん茶渋が付いて茶色くなってきます。この付いた茶渋、「鉄器でわかしたお湯を飲むと鉄分が取れる」的なイメージで身体にいいのかもしれない(逆に酸化して良くないのかもしれない)けど、少なくとも見た目としてはちょっとNGで、今回はこの茶渋をとってみます。

 

こんな感じに茶渋がついています。

内側の壁面とか、下部の凸凹した部分にかなり茶色いヨゴレが目立ちます。

前回同じような洗浄をしたのは半年ほど前なので半年でこのヨゴレ具合と思ってもらえれば

 

ティープッシュの専用フィルターはステンレス+プラスチック製で、取り外して洗えるようになっているのですがそれもこの有り様です。

使われているフィルター部品

茶色い茶渋が網目に絡みついている

見ての通り、非常に凸凹が多い形状になっています。

なので、「メンテナンスが面倒」だとか「ヨゴレが落ちない」的な理由でレビューの評価が悪くなるのもわからないでもないです。実際、自分も毎回使うたびにちゃんと洗っているのにもかかわらず、このように茶渋だかなんだか、ヨゴレが目立つようになってきてしまっています。

急須やマグのような大きな物体の茶渋取りに活躍するメラミンスポンジも、こういう細かいところは取れないんですよね。あと、メラミンって実は結構固いのでプラスチックのティープッシュはキズがつきそう。(キズが付くと、その凹みにまたヨゴレが付着して取りづらくなる)

 

なので、前回に続いてコレを使います。

 

作業の内容

作業と言ってもカビキラー白をプッシュしてしばらく待つだけです。

プッシュしてアワアワにするだけ

キッチンで下にダイレクトメールなどの封筒を切り開いたモノを敷き、その上に本体とフィルター部分それぞれにプッシュして、あとはまとめて放置。

 

ただ、これもいつも通りなのですが、乾燥したり液だれして一部にしかカビキラーが触れないと困るので、ビニール袋をかぶせてから放置します。

ラップを使う人たちもいるようですが、我々ビンボー人はスーパーで肉汁などが漏れないように配布されている無料の透明ビニル袋を使えばよいかと。(袋として使うわけではないので、多少破れていても問題ない)

かぶせて、その上から手でカビキラーがまんべんなく行き渡るように軽く揉んで(?)、しばらく放置します。

スーパーで無料配布しているビニール袋はこうして再利用してから捨てる

あとは放置して茶渋が落ちるのを待つだけです。

 

30分くらい放置してできあがり

しばらく放置するとこの状態に。

水で洗い流す前の状態なので泡が残っている

フィルターを支える構造上、やむなく底の部分が複雑な構造になっていますが、物理的な掃除と異なり液体なのでまんべんなく行き渡り、このようにキレイに仕上がります。

落ちにくい支柱の周辺もキレイに

フィルターも茶色から銀色に

厳密に見ていくと、こういうプラスチックと金属メッシュの境目のあたりにまだ少~し茶渋のようなものが残っているのですが、これくらいはしょうがないかなと。

よーく見ると端の部分には茶色が

 

ヨゴレがヒドくて落ちないしそろそろ捨ててしまおうか・・・みたいに思って捨ててしまう人もいるかもしれませんが、せっかくなので文明の力を利用すればまだまだ活用できるのでは?と。

 

直接飲み物を入れるものなので、後処理は綿密に

カビキラーはキッチン用だし、ティープッシュも漂白剤OKとされているのでこのやり方自体は問題ないのですが、塩素系だし、自分の印象としてはかなり強い溶剤だと思うので洗浄後、使用前にはよくよく洗っておきます。

(自分は水洗いのあと、念のため大きめのボウルに水をはってそこに一晩浸けるくらいのことをしてから使っている)



ついでなのでビニル袋にもう一働き

最後に、乾燥防止で利用したビニル袋の内側にはカビキラーの液体がついたままになっている(ヌルヌルしている)ので、ビニル袋を裏返して中に手を入れ、キッチンのシンクなど汚れている部分を軽くこするようにふいて液体を移しておきます。

まぁこんなんでどれくらいヨゴレが落ちるのかわかりませんが・・・タダ捨てるのはもったいないですからね。(ビンボー人根性)