
前回の話で、
・発泡スチロールふすまの表面の紙を、(ふすま紙ではなく)通常の壁紙で貼り替える
ということにしたのですが、具体的な貼り替え方法について調べてみたところ、わかったことが2つほど。
1.片面だけ貼り替えると収縮して反るので、両面一度に貼り替えた方がいい
2.壁紙用の水っぽい糊だと乾燥時の収縮が大きく、反るので望ましくない
これは一般的な壁紙貼りの際の下地が(石膏ボードやコンクリートなどの)堅くてちょっとやそっとでは収縮しないものであるのとは違うためで、よくわかる話です。
壁紙っていうのは糊をつけたときに(ベンチタイムをとることで)水分が浸透して弛緩し、一方、貼り付けたあと糊が乾燥する際に引っ張られる力で、ピンと張られて表面がキレイになるわけですが、その力で発泡スチロールは反ってしまうというわけです。
反りを防ぐための方法としては
・上張り=今の紙の上にそのまま新しいものを貼り付ける(収縮への抵抗を増やす)
・袋貼り=外周だけを糊付けする
・両面テープなどを使う
・乾燥要因である水分のないものを使う(水性の糊などではなく、油性の接着剤など)
といったものがあるそうです。
うーん、なるほど、、、
まず上張りは、もともとの方針(今ある劣化したのは剥がしたい)に反するので除外。
次の袋貼りっていうのは知らなかったのですが、やるとどうなんだろう、、、真ん中がプカプカ浮いちゃいそうだけど、そもそもふすまだから別にピッタリしてなくてもいいし、なんならもはや中空でもいいんじゃね?って感じなのかな???
確かに中が木組みの格子状(障子みたいなイメージ?)だったりすれば、それでもいいというか、それしかないのかもしれません。
ただ、発泡スチロールは格子状ではないし、そういう芯地のようなものも入っていない。そして、壁紙ってもとから結構ヨレヨレなんですよね、構造がビニルの表面に紙の裏地って感じなので、表面のビニルを支えるものがなくて、たぶんそのまま外周だけ貼るとシワになるというか、たわむ気がする・・・
両面テープで全面貼りはコスト的に厳しいし、糊を変えるしかないかなぁ・・・
というわけで、とりあえず広い面積をペタッと貼るものとして思いつくものとしてはスプレー糊がありますが・・・ググってもやってる事例が見当たらない。
何か決定的な弱点でもあるんですかね・・・染みて壁紙がヨレちゃうとか、、、
検索しても出てこないのでこぴ君に探してもらいました。。。

実例は見つからず。
ここで紹介されている1.の畳屋さんはプロなので、Noteの情報は有料でして、今回はパスしました。
もう一つは「暗示されています」ってなんやねん?という感じですが、実際に紹介されている内容は「両面テープで上から貼る」方法。
今回自分がやりたいような、
・元の壁紙を剥がしてスプレー糊でプシューみたいなのはありません
でした。
まぁしょうがない、、、こういうときはやってみなはれ!という精神でやってみるしかありません。
失敗したら畳の更新と一緒に、まるごと更新することを考えましょう・・・(まぁ畳も更新するかわからないんだけど)
というわけでスプレー糊を2種類買ってきました・・・続く。

作業後にスプレーのりについて考えると・・・
(実際の貼り作業についてはすでに終わっているのですが写真の整理などがつかないのでまた後日書く予定・・・とりあえず気付いたこととして)
色々やってトラブルばかりだったのですが、思ったのはスプレー糊の選定はかなり大事ってことです。この時点ではかなり適当に選択してしまったのですが、モノによってだいぶ違うらしく、、、
もっとよく違いを調べてからにすればよかった・・・