キッチンのガスコンロ、なんかここのところ点火がイマイチになってきました。イマイチっていうか、どうやら電池切れのようで、ピーピーとエラー音が出ます。
コンロ自体はIHではなくガス式なのですが、着火に乾電池を使用しており、ガスだけでは稼働しないようになっています。(厳密には、チャッカマン的なものを使えばガスだけでも動くのかもしれない・・・)
ちなみにAC電源のモデル(停電時用に電池も併用?)も世の中にはあるようですが、うちのは旧来型の完全電池式です。
このコンロは前住人から引き継いだまま何もしておらず(かなり激しく掃除はしたけど)そのまま使っていました。電池も交換せずそのままです。
電池は前の住人がどれくらい前に使用開始したかもわからないので、まぁ長持ちしたのかどうかもよくわからないんです。ただ、ずっと普通に使えていたのにここのところ着火が悪くなって、電池交換のランプもほぼ毎回つくようになりました。
そのため、故障ではなく電池の残量が減ってきた(電圧が低くなってきた)のかなと・・・
今のところ
・電源投入の2~3秒後に改めて電源のオンオフをすると起電力が回復してなんとか着火する
のですが、調理の最中に毎回これをやるというのは地味に面倒です。
(まだ残量があるのに電圧低下を理由に捨てる、というのはしのびなく、一ヶ月ほどその状態で使用を継続中)
というわけで、電池を交換してみることにしました。
単1電池なんて持ってないなぁ~
単三、単四であれば家中の家電で多数使っているのですが、単一単二の電池ってほとんど使ってないですね。どこで使うんだろう?
思い当たるところがまったくありません。
思い当たるところがないということは、ストックもないということ。
しかたないので、お店で買ってくることにしました。
はいこれです。
しかし単1電池高いですね。お高いパナのアルカリとはいえ、1個200円かぁ。
単三なら、お札1枚で30個くらい入ってるのが買えそうな感じでした。
単1って容量も大きく、どこの家庭、どの製品でも長持ちして頻繁に買い換えるものでもないので、多少高かろうが関係なく(意識せずに)買ってしまう、という人々の習性を利用した価格設定なんでしょうかね。(いわゆる「うがった見かた」・・・)
マヨネーズの値段をガンガン上げていっても気にせず売れていくように・・・
アルカリか、マンガンか?
ところで、買ってから思ったのですがコンロで使うべき電池ってアルカリでよかったんですかね? もしかしたらコンロみたいな使い方だとマンガンのほうがよかったのでは・・・
どうしてなにも考えずに買ってしまったかというと、、、普段から何も考えていないからですっ!!!
・・・というのは冗談(?)で、入っていた電池がアルカリだったからです。
よく
・使用頻度の少ないもの、リモコンのような小電力のものはアルカリよりマンガンのほうが適している
・アルカリより容量が少ないのにマンガン電池が今も存在しているのは、アルカリより適した用途があるから
・アルカリでは液漏れなどの問題が発生するが、マンガンではその心配が少ない
・アルカリは不適な用途に使うと液漏れしやすい
という話を聞きます。
うーん、こうして改めて書きだしてみるとコンロみたいにときどき点火してはすぐ使用終了するタイプは、マンガン電池のほうがよかったのでは・・・? って気がしてきます。
店頭でも見かけたのですが、公式サイトでもガスコンロの着火ってアルカリ電池の適した用途として挙げられてないんですよね。
というわけで世間の口コミ的なものをググってみますと、確かにマンガンのほうがガスコンロに適しているという自説を述べている人もいます。
が、一方で取説を見て交換した人の話だと、アルカリ電池が指定されていたとのこと。
えー、どっちなの?
というわけでウチのコンロの取説を見てみたところがこちら。
答えは「アルカリ電池」でした。
なるほど! 今回買ってきたのが無駄にならなくて良かった!
これは推測ですが、昔のコンロの電池は点火さえ終わればすぐお役御免でお休み~だったのでマンガンが適していたものの、今のコンロは他にもいろいろ制御系の駆動に使ったりするので、使用中はそれなりに継続的な電力供給を求められている(残量の減りも早い)、ってことなのかなと。
とはいえ、実は自分が買いにいった店の店頭ではそもそもマンガン電池自体まったく置いてなかったんですけどね・・・。(単1アルカリ電池もパナの他は三菱OEMがあったくらいで、富士通やマクセルはなかった。単3とかは各社あったのだけど・・・)
というわけで、劣化した電池を交換し、おかげで着火がスムーズになってコンロが快適に使えるようになって良かったねという話でした。