ふれふり!

素隠居してお菓子。リフォームがしたくて住宅を購入。そして興味がないことは無駄なく。

ガスコンロ用の電池の交換頻度はどれくらい?

 

前回、ガスコンロの着火用乾電池を交換した話を書きました。

 

2020free.com

 

・イメージ的にはマンガン電池の方がよさそうだったけど、実はアルカリが推奨されていた

という話。

 

その際気になったのが電池交換の頻度です。電池自体の価格も大事ですが、あまりに交換頻度が高くなると、それはそれで面倒ことになります(交換はそうでもないけど購入にはそれなりに手間がかかる)。

だいたいどれくらいの頻度で交換したらいいのか、ざっくりでいいので把握しておきます。

 

ガスコンロの電池は1年ほどで交換するものらしい

前回冒頭で書いたとおり、コンロは前所有者から引き継いでから1年半ほど使用したわけですが、電池すら交換せずそのまま使っていました。

 

というのも、自分の感覚で

・コンロ用の電池ってそんなに頻繁に交換するものでもないっしょ?

・点火の時にほんの一瞬使うだけなので、容量の大きい単一x2本なら10年とか平気で使えるんじゃないの?

と思っていたためです。

 

本当はどれくらい使えるのか?

 

答えはこちらです。

取説によればアルカリで約1年とのこと

えー、約1年?

単1を2本使ってるのに、そんなに短いの?

ホントに?

という感じです。

おそらく使用頻度が高い、厳しい条件になっているんだと思いますが・・・それにしても短いなぁという印象。

 

とはいえ、現実は前述の通り少なくとも1年半以上は使えていたわけです。

 

自分は好きなときに好きなものを(自分で)作りたい派なのでほぼ完全に自炊しており、ソロもんにしては比較的コンロの使用頻度は高いかと思います。

が、そうはいっても家族分のおかずをアレコレ調理するファミリー層と比べれば全然使っていないハズ。(基本的に1日一食なので、それだけでもガス調理を朝晩する一般家庭の1/2になる。昼は職場や学校で弁当or外食で家のガスコンロは使わない想定)

 

加えて、既存電池が一般的なアルカリの1.3倍ほど長寿命とされているエボルタネオであったことを加味すると、うちのコンロの電池って長持ちする条件が整っているのかなって気もします。

そう考えればこの取説の説明にある1年というのはあながち間違いではないのかなと、そんな感じもします。

エボルタネオは通常のアルカリの1.3倍長持ちらしい(グラフの作り方がアレ過ぎない?)

 

使用期限はこんな感じで、日付だけを見れば「まだまだお使いいただけます」の世界。

 

2029年9月までの期限ということは製造は2019年10月、仮に店頭流通期間を1年とし、2020年10月に購入、使用開始したとすれば、4年以上使えたことになります・・・(すべてまったくの推測ですが)

 

いずれにしても、最も長持ちすると豪語しているエボルタネオで4年程度とすれば、少なくとも「10年くらい使えるのでは?」などという認識は改めた方がよさそうですね。

今後はそれなりに頻繁に電池交換していくことになりそう・・・。

 

 

ダイソーなどの100均でも単1アルカリ電池は入手可能らしいが・・・

実店舗で見かけなかったので取り扱いがないのかと思っていたのですが、サイトを見るとダイソーなどの100均でも単1電池の扱いがあるようです。

 

マンガン電池だと100円で2本入っているようですが、アルカリはさすがに1本入り。ただ、それでも1本200円ほどの国産アルカリ(家電量販店価格)に比べれば半額です。

 

ダイソー2025.04時点、思ったより種類がある(赤字は個別ページで確認したもの)

 

次回以降の選択肢として、これをどうみるか?

 

確かにデカい差ではありますが、税込み110円と税込み200円で比べれば2倍までいかず、家電量販店のポイントなどを考慮すれば価格差はさらに縮まります。

また液漏れで高額な本体側にダメージがいくリスクを考えると、

・アルカリ乾電池は100均のと家電メーカーのとでは別物

と考えて、この価格差は無視していいかなという判断に。(100均のアルカリ電池は液漏れ対策は謳われていないため、ないものと想定)

 

つまり、コンロ用のアルカリ乾電池を買うなら次回も家電量販店に行く・・・ということです。

 

100均でマンガン電池を選ぶという手もアリ?

ところで、アルカリにないマンガン電池のメリットとして、液漏れナシがあります。(厳密には液漏れしないわけではないけど・・・)

なので100均で買うのであれば2個100円のマンガン電池を買って、早め早めに交換していく、というスタイルが良さげかなと。早く交換すれば液漏れリスクもさらに低くなります。

 

リンナイも

・マンガンを推奨しない理由として化学的な特性、適性を挙げているわけではなく、寿命が短いという点だけを挙げている

ので、マンガンを使用すること自体は問題ないと思われます。

 

店頭で単一マンガンを見た記憶がないんですが、次交換することになったら100均で探してみてもいいかな~と。

 

いやアンタ家電量販店でアルカリ買う!って上で書いたばかりじゃん? という感じですが、実はこれ個人的な事情がありまして、、、家の近くに家電量販店がまったくないんですよね・・・昔はあったんですがみんな撤退してしまって今や結構な距離のあるところまで出かけないと・・・(田舎あるある)

いまは乾電池1個でも無料で配送してくれるような通販もありますが、おそらく単体購入では赤字でしょうから、いつまで続くかあやしいところもあり、それに依存するよりは100均のマンガンのほうがまだ持続可能性は高いのでは・・・と。

 

なお、100均のマンガンは推奨使用期限が3年等とアルカリの10年に比べるとかなり短くなっているため、買い溜め&自宅ストックには向いていません。また、それに関連して古いモノを掴むと残量が少なそう・・・というリスクがあるので買うときは注意は必要そう。

 

※上の画像で製造国について注記したものの、自分としては全体的にニュートラルです。特に国産に執着があるというわけでない、という感じ。

というのも、こうした工業製品もいっときは国産より中国やマレーシア製のほうがむしろクオリティが高かった(中国の工場のほうが建設時期が遅かったため設備も新しく、日本の工場は古いものが多かった)のですが、ここしばらくの国内回帰で国産もクオリティが回復している印象があって、いまは玉石混交かな?と。