さよならシリーズ
ウチではできるだけモノを捨てないで長いこと使おうと心がけているのですが(貧乏人根性で生きている)、ときどき「さすがにもうゴールしてもいいよね」的な状態になってしまったものとお別れすることがあります。
ここでは、そんな奴らに感謝をしつつ、その活躍を記憶にとどめておくため写真などをとって送りたいと思います。
ネッククーラーとは
そろそろ季節も終わりかけなのですが、まだ暑い。
どうやって過ごすかという話ですが、数年前からネッククーラーを使っています。
ネッククーラーというのは水を大量に含んだ素材で、文字通り首だけを(気化熱の作用で)涼しくしようというものです。要は濡れタオルの高機能版です。
個人の身体的な問題ですが、自分の場合、結構マメにエアコンの掃除などをしている割に、実はエアコン(というか涼しすぎる環境?)が苦手なんですよね。おなかを痛めたり、頭痛がしてきたりダルくなったりとダメージを受けます。
なので、あまりエアコンは使わず、こうした「多少涼しくなる」程度のグッズを活用して過ごしています。
膨らまなくなってしまったネッククーラー
ネッククーラーは乾燥するとシワシワ、ヨレヨレになりますが、しばらく水に浸しておくとヘビみたいな感じにぷっくりと膨らんできます。
今年の夏は水に浸していてもなかなか膨らまないので、うーん?と思ってよく見たら、中身が外に出ていました。
どうも透明な粒が吸水材(特殊高分子ポリマーというものらしい)で、それが中で膨らむはずが、どういうわけか外に出てから膨らんでしまったようです。
中の粒を補充する仕組みはないので、こうなってしまうと粒は元に戻すことができず、捨てるしかありません。
実際これだけではなく、他にもいくつか粒が外に出てしまっているのが発見されたので、どこか生地に穴があいてしまっているのでしょう。
この状態で使っていても多少は保水するのでムダではないと思いますが、首に巻き付けて使用することになっているので、何かの間違いでこの粒が口に入ってしまっても(胃の中で膨らんだりして?)いやなので、これはもうお役御免ということで廃棄することにしました。
中身の粒(吸水材)を見ておく
捨てる前に中身の粒を見ておきます。
ハサミで切ってみると・・・
こんな感じで透明な粒が入っていました。
数年使ったはずですが、ヨゴレとかはないですね。キレイな透明の粒です。
ついでなので、この吸水材というのがどれくらい水分を放出するのか、新しいティッシュの上に載せてみました。
が、見ての通りほとんど水分出ないです。ティッシュがもっと積極的に水分を吸い取るかと思っていたのですが。
特殊高分子ポリマーというのが何なのかよくわかりませんが、このように手でつまんで潰してみると、ゼリーのように粉々に砕けました。
というわけで、そんなに強靱なものではないので多少口に入っても大丈夫そうな感じ。まぁ胃液で溶けるかはわかりませんが・・・
マジクール正規品はまだ長持ちしている
今回破損したオレンジの品は、何かのノベルティのようなもので、素性もわからないパチもんです。
一方、自分はマジクールというブランド品(?)も使用しており、同じ頃に入手したはずですが、こちらはまだ元気に使用できています。(洗濯もするのでローテーションで使っていた)
本物・・・というかオリジナルなのかな? 名の知れたネッククーラー製品、マジクールはこちらです。
長持ちしているのは偶然かもしれませんが、とりあえずこのマジクールが壊れるまではそれで夏をしのいでいきたい所存です。