
寒い季節になってきたので、羽毛布団の更新について検討しました。
理由は
・古くなってきたこと(そのせいで寒いのでは?)
・足先が寒いこと(加齢で冷え性が酷くなってきた?)
です。
前々回はそうした願望に加えて、いまどきの布団に対する調べをしていたら「敷き布団のほうが大事じゃね?」みたいな話を聞いたので、その確認をしてみたという話。
続く前回は「ウチの羽毛布団を調べてみたけど、何も素性がわからなくてげんなりした」みたいな話です。
前回のラストで羽毛布団にネガティブな印象を抱き、買い換えについても後ろ向きなニュアンスだったのですが・・・
実はタイトルにあるとおり、考え方が変わって結局買い換えた! というのが今回の話です。
睡眠環境を整えるべき、という考えに至る
前回まで色々調べてきたのですが、調べながら蓄積していく情報や知識とは別に、頭の中で色々自分自身の身体や生活のことを考えていくと、
・ふだんほとんどゼニカネを使わない(予算管理している)身としては、こうした必需品、身の回りのものくらい予算上限を設けず、好きなものを選んでもいいのでは?
という考えが頭をよぎってきました。
生活環境のなかでも睡眠は(過去に不眠のしんどさを体感している身としては)重視してしかるべきなんですよね(・・・などと散財の理由を自分に言い聞かせる)。
打ち直しコストと「今ある羽毛布団の品質」とのバランス問題(コスパ問題)
もう一つ、上のエモーショナルな問題とは別に、もっと切実というか、リアリティがあるというか、現実的な判断もありまして・・・
初回に書いたとおり、
・うちの羽毛布団は買ってから相当年数がたっている
ため、ホコリや汚れが中に入ってそうで、
・仮に買い換えをしなかったとしても打ち直し(中身の羽毛を洗ってもらう)くらいはしておきたいなぁ
という考えでした。
ただ、前回みたとおり、結局ウチの羽毛布団は素性がまるでわからず、どれくらいの価値があるものかよくわかりません。(冒頭のとおり、サイズと暖かさに問題があるのでは?という主観的な価値判断はある)
そういうものに対して、わざわざ打ち直し費用(1~2万円かかると想定)をかける意味や価値があるのかどうか? って話です。
そんなことを考えながら実際に調べてみると、実は打ち直しの費用っていうのは結構するんですよね。

これは2~300g追加充填アリの西川なので、たぶん「最高グレードの打ち直し」だとは思うのですが・・・それにしてもダック90%で3万、グース90%で5万円弱です。
おまけに、それだけの価格でも新しい側生地はポリエステルで、仮に綿100%を望むならプレミアムプランで6.6万円~となってしまうようです。
というわけで
・今の「素性も中身もよくわからない羽毛布団」を打ち直ししてもらうのに数万円かけるくらいなら、その費用を買い換え費用の一部に充てた方がいいのでは?
という判断に傾きました。
※イオンの打ち直しサービスなどでは想定通り1.5~2万円程度からあるようです
羽毛布団はピンキリなので、ほどほどを狙う
というわけで、買い換えの方向で・・・ということで具体的に商品を見ていったのですが、羽毛布団ってフツーに天井無しなんですね。
西川などの信用で売ってるそれなりのもので20~30万円程度、なかにはアイダーダック使用の数百万円の布団も存在するという・・・(いや天井あるじゃん?って思う人もいるかもしれないけど、自分には遠すぎて天井が見えないんよ・・・)
上で「予算を設けず」と書きましたが、本当にコスト度外視にするときりがなくなってきます。
なのでまぁ、前のめりになって良いものを選ぶというよりは、
・予算をキチキチに決めないにしろ、ほどほどのところでなんとかおさめたい
という感じで調べていくことにしました。
(ちなみにイメージ予算はカバーなども含めて10万円くらいです)
超ロングタイプの掛け布団に少しの条件をつけると、実はほぼ選択肢がない
これまで挙げてきた掛け布団に対する自分なりの条件をまとめると
・足までしっかりカバーできる超ロングタイプ(長さ230cm)
・側臥位対応できるセミダブル(幅170cm)~ダブル(190cm)の幅広のもの
・羽毛布団なら、うさんくさいものはもうイヤなので素性のハッキリしたもの
・羽毛のグレードを落とすなら、起毛タイプのカバーを使って寒さ対策にする
といった感じです。
結論からいうと、こうした条件を満たす布団を探すも、合致する羽毛布団はビックカメラで取り扱いのあるコレ↓くらいしか見当たりませんでした。(あるいはこれの上位版)
本掛け羽毛布団「生毛ふとん」 PR310 [ゆったりシングル(170×230cm) /冬用 /ポーランド産ホワイトグースダウン95% /日本製]
ネットのモールなどをざっと見た感じですが、まず230cmというサイズにした時点で候補が激減するんですよね。(まったくないわけではないが極めて少ない・・・)
どうもバリエーションといえるサイズですらなく、オーダーレベルの扱いらしい・・・

このとおり、「(わざわざ)作っていただいた」というレベルのようです。
実際バレーボールとかバスケットとか、スポーツの試合を見ると背の高い人類というのはいるんだとわかるわけですが・・・やっぱ数が少なくて売れないんでしょうねぇ。
羽毛に信頼感のある西川も調べてみたのですが、傍流ライン(他社と共同開発?)だったり、いわゆる特注だったりする(?)ようで、選んで買えそうなものがありません。(西川公式では「230cm」「超ロング」[スーパーロング」をキーワードにしても結果が出てこない)
ショッピングモールではいくつか出てきますが、そのほかの条件を満たすものがなかなか見つけられず・・・(これは次回にでも紹介したいと思います・・・)
それで結局、
・リーズナブルでそれなりの品質がありそうな、バランスの良いモデルっていうのは生毛工房くらいしか見つけられませんでした
という結果です。
選択肢がないのは残念ではあるのですが、まぁしかたない・・・否、たった一種類であっても、市販してくれてよかった! というべきかもしれません。
これだけ色々書いておいてなんですが、羽毛布団にメチャクチャこだわりがあるわけでもないので、際限なく探し続ける気力も出てこず、今回はこの生毛工房製品でいくことにしました。
全国展開している生毛工房=ビックカメラの取扱品なので誰でも買いやすい、ということもあるので、紹介がてら条件合致を確認していきます。
条件は満たしているか? 生毛工房のLは230cm!
まず長さですが・・・生毛工房の場合Lがつくと、(スーパーロングという表現こそされていませんが)230cmになるようです。
サイズが大きい点をPRしているので、間違いではないです。
生毛工房ではノーマルの長さが210cm(他社のロング)、ロングだと230cm(他社のスーパーロング)となるようで、自分としては好感が持てます。
なおこのシリーズ、型番が非常に似通っていて(途中まで同じ)、画像が似たような感じなので注文する際には間違えないように確実にロングを選択する必要があります。(あやうく間違えそうになった)
条件は満たしているか? 生毛工房のWSLは実質セミダブル!
次に幅について。
条件で書いたとおり本当は170cm幅のセミダブルサイズが良いのですが、このシリーズにはセミダブルって商品の設定がないんですよね。(190cm幅のダブルはある)
が、生毛工房のWSLというのは、名称こそシングルといいつつ、ゆったりサイズと称して実質的なサイズはセミダブル同等になっています。

ラインナップのなかにはもちろんノーマルサイズ(210cm長x150cm幅)のシングルも扱いがあって選べるようになっています。
そして、なぜか両者は価格が同じです。
羽毛布団というのは「中身の羽毛が高価」なので、同じ商品価格でサイズが大きいなら、中身同じで単にサイズを引き延ばしただけなのでは? と思ってしまいました。
が、実は中身も増えています。シングル1000gに対して、ワイドシングルロングが1150gと15%ほど増になります。

数字で見ると
・面積が170x230=39100/150x210=31500≒124%
・マス目で見ても6x6と6x5なので120%
になりますが、羽毛はその比率ほどは増えてはいないです。
それでも20~24%増に対して(同価格でありながら)15%ほど内容量を増やしているのはまだ良心的なのでは?という感じがします。
もちろんそのぶんカサ(高さ)が低くなっているはずで、厚みが重要な羽毛布団では気になる人もいるかもしれませんが・・・
(逆に、厚みがありすぎるとイヤだ、寝づらいという人もいるらしく、そういう人には合っているのかも知れない)
条件は満たしているか? 生毛工房の羽毛はポーランドANIMEX社からの直輸入
羽毛そのものはどうか。
ここは出所のあやしいものではなく、ポーランドのAnimex社からの直輸入を謳っています。
これは信じるしかないところですが、オレオレじゃないAnimexの証明書がちゃんとついているし、大手のビックカメラがそう言っているのだから信じるに足るのではないかと。(ビックそのものがどうなんだ?という話はまた別として・・・)

側生地も、前回紹介したサイトにあった「側生地は綿100%にすべし」という考えに一致しており、品質面でも悪くなさそうという印象を受けました。
(2025年11月時点で、極端に悪いレビューがあったり、悪評価が多いということもない)
条件は満たしているか? 羽毛のグレードを落とすなら・・・カバーでカバー?
生毛工房の羽毛はグースと、さらにグレードの高いマザーグースがあり、価格がけっこう違います。
羽毛については前回色々書きましたが、正直、自分としてはグースだろうとマザーだろうとさほど変わらないんじゃないかと思っているんですよね・・・。
そのため、冬用のシリーズの中でもっとも安いグースの羽毛布団を選択しました。
(具体的な根拠があるわけではないけど、世の中だいたいが2倍の価格だから2倍の性能になったりはしない、という風になっている・・・というのが自分の認識)
ただ、羽毛の量は気になります。
サイズに比べて羽毛の充填量が少ないのではないか? ということです。
特にWSLという、セミダブルのロングサイズに対して1.15kgの羽毛で足りるのか、寒くないだろうか? という点は気になりました。セミダブルだと1.3kgとか、1.5kg近くあるものを(他社の商品では)見かけました。・・・もちろんそのぶん高いですが。
ちなみに、羽毛がもっと欲しいといっても、増量されたものはラインナップにないんですよね。
増やしてもらうオプションとかあると良かったんですが・・・それもないみたいです。
これはどう対処するかというと
・夏と冬で違うカバーを使うことで使い分けられないか?
と考えています。
つまり冬は起毛のカバー、夏は薄手の綿のカバー、という感じです。
起毛カバーに空気をまとわせて、断熱を補助するというイメージ。
実際、羽毛布団自体も薄いのを2枚重ねして冬をしのぎ、暑い季節にはそのうち1枚だけを使う、といった使い分けをしている例も(そのための羽毛布団も)あるわけで、そのうちの1枚をカバーに変更したと考えれば、やり方としてはアリなのではないかと。
(冬用の羽毛布団は夏期に使うには暑すぎる、冬しか使えないのではもったいない、ということで敢えて2枚に分けている構造のようです)
生毛工房で気になったこと(敷きロングがない、防臭加工の意味があやしい?)
このようなわけで、条件をあらかじめ決めてしまったことで、結果的に商品の選択肢がなくてある意味(悩まずに済んで)楽ではあったのですが、生毛工房のサイトを見ていて気になったことも少しありました。
一つ目は残念ながら公式サイトを見ても「敷き布団のロング」は210cmまでで、230cmのものはないようだってこと。
サイズの整合が取れていないんじゃないか、と。
初回に書いたとおり、どうせ買い換えるなら全部230cmのロングにしたい、という考えがありました。
ただ、他を見ても敷き布団の230cmは見かけないので、幅が敷き+50cmとなっているように、長さも「敷き210cm+20cm=掛け230cm」という組み合わせでフィットする、ってことなのかもしれません。
(そもそも敷き布団を230cmにすると、床にじか敷きする場合を除いて、ベッドのサイズも長いものが必要になってきてハードルが更に高くなるので、ここは諦めるか・・・という感じになっている。220cm長のベッドは見かけたけど極めて種類が少ない・・・)
またもう一点、今回の購入とは関係ないのですが、なぜかマザーグースタイプ(ラインとしては最も高額なもの)に限って、側生地に防臭加工がされていないんですよね。高額商品で、なぜそういう部分のコストを削減するのか、謎です。
羽毛があまりに高くなりすぎて、どうにかしてコスト削減をするために泣く泣くカットしたのか、そもそもカットしてもいいくらいの意味のない機能だったのか。(あるいは単なる記載漏れか)
今回は購入したのがマザーグース品ではなく、下のランクのノーマルのグースなので関係ない(防臭加工されたものを買ったの)ですが・・・
購入価格は5万円ほどで、予算イメージの範囲内
というわけで今回購入した商品は上のリンクにある
・本掛け羽毛布団「生毛ふとん」 PR310[ゆったりシングル(170×230cm) /冬用 /ポーランド産ホワイトグースダウン95% /日本製]
です。
これは2025年末現在、公式サイトでは約6万円で販売されており、ときどきポイント10%だったり5%オフだったりという実質値下げをしているようです。(そこらの情報をざっと見ると、この製品もご多分にもれず過去数年でだいぶ値上がりしてこの値段になったようです。が、まぁ過去に戻って買ってくるなんて芸当はできないので気にしないことにします・・・)
今回は公式サイトではなく、出店しているショッピングモールYahooショッピングのキャンペーンを使ってグループ会社のコジマから購入。
使途限定ポイントの使い道があるか否かにもよりますが、これくらいで買えてまぁまぁいいトコロかなと。(もうチョイ安い日もあったみたいですが・・・無念!)

上で見た西川の打ち直し費用や、自分の目安としていた予算額から考えると、これくらいがいいトコロかなぁと。
というわけで、無事念願の230cm羽毛布団を手に入れたのですが、これだけで全てが終わったわけではなかった・・・