ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

202309博多~大阪探訪記1日目 ー福岡体験バスツアーのフリーパス特典をシャブり尽くせない無念(?)-

パンフレットとチケット(「福岡きらめき」にペンでレ点が・・・)

前回、2022年10月に鳥取~京都までの旅行をしてからちょうど1年。

2023年9月に九州の福岡~大阪まで5泊6日の旅行をしてきたので、その記録をつけております。

 

前回は1日目のメインイベントとして位置づけていた、オープントップバスツアーへ参加した話を書きました。

2020free.com

 

今回はかなりの余談になるのですが、このオープントップバスツアーのチケットについて少々気になったことを。

 

※アレコレ書いてはいますが、あくまでメモ的な意味合いなので、トータルとして含むところはありません。(たとえば西鉄バスに対して特別な感情を抱いている、みたいなことはない)

 

 

バスツアー1570円(1100円)は安い・・・

他の都市でも観光客向けのバスツアーはやってたりしてます。たとえば今回の旅行の最後で向かった大阪なんかでもあるのですが、2000円ほど。それに比べるとこの福岡のバスツアーはフリーパスなどの特典がついて1570円と非常にリーズナブルな感があります。福岡体験バスチケット(550円)であれば2枚で利用できるアトラクションに区分されているため1100円です。

カウンターが市役所内にあるほかに、行政から金銭的な支援もあるのかもしれません。

※前回書いたとおり2024年から2000円に値上がりの予定です。福岡体験バスチケット(550円)2枚との引き換えがどうなるのか不明ですが・・・(おそらく3枚に変更になるのかと)

さすが福岡市役所というべきか、夜間も一部営業中(観光・証明書カウンター?)

 

予約などの仕組みは超アナログ

それはともかく、バスというソコソコの規模の設備を運行する割に、予約などの手続はかなり手作り感満載の仕組みになっています(穏当表現)。

チケットは

・事前に電話等で予約して枠(席)を確保する

・当日、福岡市役所内の専用カウンター(有人)でバスチケットを購入する

という手順で入手することになります。

福岡市役所内に常設されている受付カウンター

内金や予約金、先払いの仕組みもありませんし(WEB予約は先決済あり)、SMS認証などもないので、おそらくですが無断キャンセルとかが容易にできてしまいます。

我らヒッキーの中には電話ダメ絶対みたいな(苦手な)人もいるので、そういう人には申込しづらい感じでしょう。自分は引きこもりたいと言いつつも電話対応などが苦手なわけではないのですが、「おぉぅ、電話予約か・・・」みたいな感じでちょいと構えてしまうところはあります。

 

※地方の観光地イベントがこういうアナログな仕組みなのはココに限った話ではなくて、かなり多いんですよね。新しい仕組みに鈍感なのか、客数が少なく人件費が安いため多少のロスはあってもトータルではこういう仕組みのほうがローコストなのか・・・

 

矛盾を感じるバスツアーチケットのフリーパス特典

ところで、このバスツアーのチケットですが、福岡市内のバスを利用するときに運転手に見せると(具体的には降りるときに見せる)、当日乗り放題になるという特典がPRされています。

これは自分が初日に太宰府に行ったときに使ったコイン削り式のフリーパスとはまた別の特典です(自分の場合は初日はフリーパスにこの特典が被ったので、片方を無駄にしたともいえる。)

 

ただ、ここで問題になるのはこのツアーチケットの入手手順との整合性です。

上に書いたルールでチケットを購入するかたちになるのですが、

・他の場所では買えない

・事前にチケットを郵送してもらうこともできない

とのことです。

 

ということはですよ、

・このツアーチケットの乗り放題特典を利用してチケット売り場まで行くことはできない

ということになります。(当たり前ですが、バスの運転手に「これからバスツアーに参加するのでチケットを買う、だからフリーパス扱いで乗せてくれ」などと言ってもダメ)

 

旅行先まで来てみみっちい話だなという感じではあるのですが、フリーパスっていう以上これってなんか変じゃね?と思って、

「じゃあ、前日までにチケットを購入しておくことができればイケるかな?(例えば別の観光行程の合間に福岡市役所に寄るみたいなこと)」

と思ったのですが、確認したところ

・その日のチケットは当日にしか購入できない

とのこと。

やはりどうあっても

・チケットを買いに福岡市役所までフリーパスで行くことはできない

ようです。

 

ついでにいうと、ご丁寧にバスツアーの最中にこの特典の説明もされていましたが、今回のように夜間に行われるツアーに参加した場合、ツアー終了後にバスに乗ろうと思っても数時間後には日付が変わってしまい、活用の幅は非常に狭いです。

(なんとしてもフリーパスを使いたければ、朝のウチに一度福岡市役所に寄ってチケットを購入して日中使い、夜になってまた市役所に向かう、という方法もなくはないけど・・・)

 

西鉄バスの立場に立つと・・・

まぁ(利用者の立場から純粋に疑問に思ったことを)グチグチ書きましたが、発行元の西鉄バスとしては

・色々特典付きでサービスしてるんだから福岡市役所までの往路くらいは正規料金でバスに乗ってくださいよ

という含意があるのかもしれません。それならそれでしょうがないけど・・・

 

なお、これの回避策として

・福岡市役所の徒歩圏内に宿を取る

という方法があります。

そうすれば、

・宿から福岡市役所まで徒歩でチケットを買いにいき、そこからフリーパスを使って移動する

という方法がとれます。

 

たとえば今回自分が宿泊したエスペリアホテルでは、福岡市役所の近くに「エスペリアホテル福岡中洲」という同グループの別のホテルがあって、なんとか徒歩圏内です。

900m程度でギリギリ徒歩圏内?

別にエスペリアホテルの回し者ではないんだけど・・・(このエリアは福岡一の繁華街なので、他にも宿はたくさんあると思います)

 

 

・・・とまぁこんな感じでいつもの貧乏性を発揮して色々考えてしまったオープントップバスのチケット問題(?)でした。

 

まぁ

・フリーパスなんだからスルメのようにしゃぶりつくそう

みたいな貧乏くさい性癖(?)だからこんなことを思ってしまうのであって

・フリー乗車はオマケなんだから活用できたらラッキー

みたいな考えで旅行を楽しむのがまっとうな人としての道なのでしょう。。。