ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

引きこもりたいソロもんが家探しをする(その18 立地と健康と老化とを考える)

国土交通省サイトより

家探しの話の続き。今回が18回目。

 

現状まだ家を買うには至っておらず、、、

 

ここ数日、このサイトの更新もしてなかったのですが、実は体調不良で寝込んでおりました。

金曜夜から月曜までなので3日強。ほぼ寝たきりで、ときどき起きては水分を摂取したり、薬を飲んだり、ソファを飲んだり。いやソファは飲まないか。ソファに座って本を読んだり。(まだ脳があまり復活していない)

 

まともな人間活動ができないゾンビのような感じで、固形物があまり摂取できず、体重が4kgくらい減りました。

BMIでいうと16台に突入してしまい、、、さすがにちょっとヤバそうなのでしばらくは色々セーブして体力回復に努める所存。

 

ちなみにBMI16ってどんな感じかというと全身が何の緩衝材もない棒(ホネと皮?)だけでできているかのような感覚です・・・歩いたときの足首の衝撃がダイレクトに頭に伝わって脳を揺らす、みたいな感じ?

または、操り人形のように上からワイヤーで吊されれば動くけど自分の中から出てくるエネルギーで身体を動かすのは無理・・・身体は重くないはずなのに、関節がなんか重くて手が上がらない、的な。

 

ゾンビって手足ダランとして重そうにしてるけど、なるほどこんな感じなのかな、ってゾンビ理解が深まった。

(世の中もとからBMI16くらいの人もいそうだけど、そういう人っていつもこんな感じなのかな~? それとも身体の構造がBMI16に最適化&省エネになって継続的に活動できる状態なのだろうか?)

 

 

さて、今回はそんななか、ソロもんにとっての住宅の立地について色々考えたことがあるので、メモ的に残しておきたいと思います。

 

徒歩圏内にスーパーやコンビニなどがあることの価値

最初にちょっと昔話というか前提条件というか、自分の考えの基になっている「現在住んでいるところ」について説明しておきます。

実は現在自分が居住している物件というのがかなり(自分にとって)理想的な状態なんですよね。

選択した理由というのは、もちろんたまたま気に入った部屋(壁厚、高さ、広さ、価格など)があった、というのもあるのですが、立地に関しても非常に恵まれていたことが理由です。

それは大きく分けて2つ。

 

1.駅から15分弱、線路から1kmと、ほどほどに遠い

15分というのはマンションの立地としては一般にNG(10分超は評価が低い=資産価値も低い)とされていますが、静かな環境を選びたい自分としては騒々しい駅前よりずっと好ましい。

また、同じ15分でも線路沿いの15分と異なり、線路から離れる感じでの1kmほど距離なので、電車の騒音からもある程度隔離されるのがメリットです。

 

2.付近に生活に必要な生活施設が整っている

徒歩圏内にスーパー、ドラッグストア、コンビニ2軒、郵便局、ファミレス、パン屋、弁当屋、ラーメン屋、格安床屋、クリーニング、小粋なレストラン(?)など多数のいわゆる「生活施設」があり、日常生活の9割以上が圏内で完結します。

ないのは銀行と和洋菓子屋くらいかな? 

※この場合の徒歩圏内というのは~300mくらいの信号ナシのご近所的な距離感で、雨の日でも抵抗なく行けるレベル

 

大きな病院はないものの、内科はなんとか徒歩圏内。

(ただし、こちらは500mくらい距離があり、、、歩いて行っても遠いとは思わないけど体調が悪いときの500mは正直シンドイ)

 

それに加えて、勤めの時代は家賃補助が出るので賃貸有利>持ち家不利、毎日の通勤途中に上記以外の別系列のスーパーが複数あって帰りがけに食材もスイーツも選び放題、最短の動線で利便性が高く無駄なく快適な生活ができる高効率なのがキモチイイ・・・みたいな好条件でした。

 

というわけで、立地という意味では非常に快適な環境にいて、家賃もじゅうぶん納得のいくものなので(一連の新しい家探しの話の根幹をちゃぶ台返しするわけじゃないですが)本当はこの場所を離れたくはない、ってくらいなんですよね。

※ただ、初期に書いた「住みやすい家にしたい」「DIYしたい(が借家では不可能)」という住宅としての限界もあって、両者が綱引きをしている感じ

 

 

・・・という前提のうえ今回の件について話を進めると、上記の2.付近に生活に必要な生活施設が整っているについてはまさに「今回のように健康を損なったときのリスクを回避するため」という意味で価値があると思っていました。

自分が素隠居などといって勤めをやめたのも、もとから肉体的に脆弱だったことも理由だったりするのですが、今のこの家を借りるにあたって

・これだけ身近に色々揃っていれば多少何か具合が悪いときでも(一人でも)なんとかなるだろう

という目論見があったのです。

 

本当に具合が悪いと生活施設がごく近くにあっても活用できない

ところが今回ベッドでうんうん唸っていて思ったのは、

・本当に体調が悪いときは近所のコンビニに行くことすらツラい無理

・こんな状態で外出とかダメゼッタイ

ということです。

 

当たり前ですがアタマがガンガンしようが目の前が揺れまくってまっすぐ歩けなかろうが、何かで切ってしまって小指から血が流れていようが、面倒をみてくれる人もいないし、プリンやゼリーをぶら下げておかゆをつくりに来てくれる人もいないわけです。(そういうの自分だけ?)

 

必要なら自分で買いに行くしかない。

しかし、家の目の前にあるコンビニにすら行ける気がしない。

 

このあたりがソロもんのツラいところです。

 

で、どうだったかというと今回はキッチンにあったアクエリアスやグミ、アイス、ちょっとしたクッキーやクラッカーなどのお菓子、みたいな家の備蓄が非常に役立ちました。(引っ越し準備でかなり備蓄を消化して一時的に減らしていたので、かなり選択肢が少なかったけど)

 

というわけで、家族のいないソロもんの心得として

・いつなんどき発生するかわからない体調不良に備えるには建物内に備蓄が必要

・近所にスーパー等があってもマジもんの体調不良時にはあまり役立たない

ということが確認できました。

 

まぁ「多少の」体調不良であれば近いところに店があるというのはアドバンテージなのかもしれませんが、、、フラフラして近くの店に行ってさらに体調を悪くするより家の中の備蓄を活用して体力温存する、っていう方向性のほうが良いよね。

 

※ちなみに薬のストックはちゃんとありました

 

住む場所(立地)を選ぶにあたって考えるべきこと、の優先順位変更

今回の一連の家探しの話の中で、立地選定に関してはそのうち書くつもりだったのですが、

・身近な生活施設の充実

については、日常生活の利便性のほか

・ソロもんの場合は健康を損なったときのリスク低減の意味でも重視すべきだよね~

という感じで最重要ポイントだと考えていました。

しかし、今回のようにグダグダのヘロヘロリンになってしまった場合のリスク低減という観点でいえば、あまり役には立たないな、、、と認識を改めました。

 

立地選定にあたって、

・生活施設が身近にあるというポイントは「重要なポイント」から「あったらいいなレベルのポイント」に優先順位を下げてもいいかな

ということです。

 

平時、充実した生活施設は日常生活を送る上で便利だというのは間違いなくあるんですけどね、、、重めの慢性疾患があるわけでもないし、1年のうちの日数としては元気なときのほうが多いので価値は高いのですが、元気なときは多少遠くても平気なんですよね。遠いと面倒なだけで。

 

ただ、今はいいとして今後、加齢とともにどんどん調子が悪いときの割合が増えてくる可能性があります。賃貸であれば引っ越せば済みますが、買ってしまうと移動ができなくなります。そういう点についてはどう考えるか。

 

リスク低減のため「なんでも配達サービス」の活用について考える

今回の件で、もしかしたらウーバーイーツみたいな「何でも出前屋」みたいなのを(普段使わないにしても)契約だけしておいたほうがいいのかも、と思いました。これまで頼んだこともないしそのつもりもなかったのですが。

それって出前の代替では?と思われるかもしれないですが、どうも最近ではコンビニとかで売られてるものも買って配達してくれるらしいんですよね。

これをを読む限りローソンとかドラッグストア系もイケるらしい。

これはウチにポスティングされていたチラシ

 

今回はうんうん唸っている最中、なんか「みかんゼリー」みたいなのを食べたくなったのですが、家にはそういうものがありませんでした。(ゼリーを作る粉末はあった)

配達の手数料や商品の割高さ(店頭価格より高い配達用価格が適用されると聞いている)はあるにしても、いろいろとハイリスクな生活をしているソロもん、それもこれからどんどん(加齢に伴って)活動が鈍くなっていくという自分の現状や将来を考えると、こういうのもリスク低減の一手段としてアリかなと。

こう考えると、単なる宅配や出前とは違う、しかし家の中に入るヘルパー業務やハウスキーパーまでは行かない、そういうポーター(運び屋)みたいな仕事は今後どんどん増えていくのかもしれないですね。