ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

引ソロ家探し(その26 物件の優先順位 部屋と建物と財布と)

国土交通省サイトより

家探しの話の続き。今回が26回目。

 

モゾモゾと活動はしているものの、現状まだ家を買うには至っておらず、、、

 

前回までは物件の「立地」「部屋」「建物」についての、自分個人の考え方(というか趣味趣向?)を書いてみました。

 

今回は、そういえば書いてなかったな的なゼニカネの話と、それを含めた総括のような話。

 

価格帯

自分の生活は昔から「無駄を減らしつつ自分でやる」というスタイルなので、あまり日常生活でゼニカネを必要としないのですが、さすがに建物を買うのにはゼニカネが必要です。

というわけで予算ですが、諸費用コミコミでの物件価格で1000~2500万円くらいかなぁと漠然と考えています。

以前は

「自分の希望にピッタリ合う物件が1000万円以下になっていたら買おう、それくらいになったらさらに諸費用込みで1000万円以下まで値切って買おう、普通の値段じゃ絶対買わないぞ! 住宅資産なんて興味ないんだから安く済まそう!」

くらいにゴリゴリに絞っていく方向で考えていたのですが、昨今

・(自分の)高齢化

・DIY熱の盛り上がり?

などの個人的な事情により購入意欲が高まり、一方で

・物価の上昇

・マンション価格の上昇

みたいな購入意欲を削ぐような社会情勢があり、両者がバチバチ戦った結果、前者が優位に立ち

・予算は上げてもいいから自分の希望に合う、自分の過ごしやすい家で過ごしたい

と考えるようになってきました。

 

また、「家が資産になる」とか「持ち家信仰」みたいなのは全然なかったのですが、やはり自分で家を住みやすくしていくことができない、という賃貸の限界はどうにもならないなと。自分でやりたい派にとっては賃貸は限界があります。2020free.com

 

必要な維持コストについてもう少ししっかりした認識を持つ

上ではサッとイメージしやすいように予算を物件価格で書きましたが、それだけじゃなくて長期的に支払うランニングコスト(積立金・管理費)も考えないとね、というのは以前調べたとおり。

2020free.com

 

ここで確認したとおり30年後までに負担する額のシミュレーションは

・物件価格1000万円のマンションは積立金管理費込だと2200万円

・物件価格2000万円のマンションは積立金管理費込だと3200万円

・物件価格3000万円のマンションは積立金管理費込だと4200万円

となるので、このへんの額は(今後の管理費等の上ブレも想定しつつもとりあえず)頭に入れておきたいところ。

※ちなみにこの額には税金は含まれていないので本当はもっとかかります

 

その他もろもろ

なんだろう。

挙げ出すときりがないんですよね。

立地に関しては付近に郵便局や図書館、病院といった公共(的な?)施設があると、それにともなって商圏が形成されることもあるので考慮したほうがいいんじゃないかとか。

部屋については老後を考えると広い部屋は管理しづらくなってくるので再考の余地があるのでは?とか。

建物については防災マップの確認とか、地盤の調査情報のチェックとか、駐車場の数とか、豪華な共用設備はコストアップで無駄なので、ないほうがいいんじゃね?とか。

とはいえ自分が見ているような物件では共用設備なんてないんですよね。あってもせいぜい宅配ボックスがついているかいないか? 駐車場は機械式かそうでないか?くらいの話。

 

 

現実的に難しい条件だったのは・・・広さと中部屋の両立

というわけで、

・物件の条件とか自分が気にするところ

みたいな要件的なものはかなり絞れてきたところなのですが、これまで挙げてきた条件を前提に実際の物件を見ていくとすぐに壁にぶち当たりました。

 

というのも

・中部屋で90㎡以上という物件がほぼ存在しない

のです。

 

 

はれぇ??

 

 

色々考えてきたのはどうなっちゃうのかぇぇぇ?

 

 

 

冷静に考えてみればその通りなのですが、分譲マンションの標準的な部屋のサイズは70㎡くらいで、90㎡以上の部屋となると

・大家族ニーズのあった時代の極めて古い団地(エレベーターがない)

・ちょっと都会の特別な部屋(高いし、そもそもトカイナカにはほぼ存在しない)

みたいなところか、比較的新しいマンションであれば

・角部屋

・最上階

みたいな変な(変わった)部屋がほとんどなんですね。

 

う、うーん、いくら妄想を抱いてもないものは手に入りません。困ったぞこれは・・・