前回、2022年10月に鳥取~京都までの旅行をしてからちょうど1年。
2023年9月に九州の福岡~大阪まで5泊6日の旅行をしてきたので、その記録をつけております。
初日2日目と、福岡市街で過ごしました。
アレコレ書いたような気がするけど、、、なんだったか(しばらく間があいてしまったので忘れている)
最後のはこれか。。。
天気が悪くてひどい目にあったせいかわかりませんが、、、数ヶ月経って思い返してみると「とんかつよしだ」が一番印象に残っていますね。
とまぁそれはともかく2日目はそれで終了で、、、3日目4日目の宿泊地が大分県由布院になっているため、3日目の朝から由布院へ移動しますた。
特急「ゆふいんの森」号で博多にさようなら~
せっかくなので、旅行気分を味わうため特急「ゆふいんの森」号に乗車。
こちらは全席指定で、当然ながら事前の座席予約が必要です(乗車券は当日でも可で、乗車券+座席指定券の2枚を組み合わせて初めて乗れる・・・という仕組みらしいです)。
JR九州の特別列車で有名なのは「ななつぼし」ですが、あれは「お一人様65万円~」みたいな豪華ツアー専用列車です。それとは異なり「ゆふいんの森」は普通の特急で、ただ普通の通勤や近所の移動に使う電車と違ってちょっとした鉄道旅行気分が味わえるように
・風景が見やすいような列車構造になっている(座席が高い位置にあるなど)
・座席が全席指定になっている
・音声ガイドがある
といった付加価値がついています。
公式サイトがこちらですね。
どうせなら最前席を狙いたいが・・・
確かどこの席でも指定席券の料金は同じだったと思うので、どうせ同額なら最前列の席を確保できれば良いですよね。
ただ、競争が激しくて実際はなかなか取れないようです。抽選ではなく先着でして、今回も受付開始直後に申し込んだものの最前列は確保できませんでした。もっと人気があれば(もしくは高額の指定席券であれば)抽選方式にでもなるのでしょうが、抽選するのだってコストがかかりますので、そのバランスで先着になってしまっているのかと思います。
とはいうものの、どの席も同じ料金というのもおかしな話なので、最前列は+3千円、2列目3列目は+1千円とかでもいいんじゃないかと思いますけど。
今回は前から数列目の席が予約できたので乗車します。
最前列まで行ってみるとこんな感じです。
正面の窓は天井まで開けているタイプではなく、ワイドスクリーンのような感じで横に広がっています。
古い機体だけあって(もしくは鉄道の安全性のため?)そこそこ太めのピラー(柱)もあるので、全面開放みたいな広がりは感じられません。
もちろん2列目以降も左右には大きめの窓がついていて、座席も高い位置にある(ハイデッカー?とか言うらしいです)ので、真正面にこだわらなければ横の窓からでも周囲の風景はかなり堪能できます。
ただ、繰り返しになりますが古い列車なので設備のほうはかなり劣化が見られます。
たとえばですが、肘掛け部の金属塗装はこの有り様・・・
もちろん安全第一なので、、、そう言う意味でのメンテはちゃんとやっているのでしょう、古いからといって乗ってて不安を感じるようなことはありませんでした。
しかし、特別列車にしてはちょっとボロいなという感は否めません。。。まぁこれも歴史の味だと感じるべきなのかもしれませんが。
ゆっくり行こうや~
ゆふいんの森は博多から由布院まで130kmほどの距離を2時間で走ります。(終点は由布院よりさらに先の大分)
なので、そのまま時速にすると60km/hくらいですかね。鉄道なのでいくつかの駅は停まりますが、信号はないので走行中の実際のスピードとしては7~80km/hくらいって感じでしょうか。
乗っていて特急という特別な列車で急いで移動しているという感はまったくありませんでした。むしろ「ナニコレ鈍行?」という感じでして・・・非常にのんびり走ってるなという印象を受けました。
実際に速度がさほどでもないということの他、風景がひらけていてだだっ広い感じの区間が長い、っていうのもそう感じる理由かもしれません。
こういうゆったりした時間を贅沢に楽しめる人にはいいのかもしれませんが、自分のようなセカセカしてしまう人には向いてないのかもしれません。(ぼーっと見つつも、ときどきウトウトして2時間を過ごした)
あくまで自分の感覚ですが、特「急」という割に急いでいないので、
・風景を楽しみながらゆったり移動する特別列車
という認識のほうが合ってるかなって気がします。
コレは乗車前の博多駅ですが、ホームに入ってくるゆふいんの森号をスタッフがお出迎えする、というパフォーマンスがありました。
由布院到着するも・・・
由布院はたぶん、、、3回目の訪問になります。
1回目は温泉目的だったかな? かなり昔に大分空港から杵築、由布院、九重といった感じでレンタカーで回った記憶があります。今もですが、当時からゆふいんの宿はどこもかなりイイ値段になっておりまして、そのときは安いところを探してペンションみたいなところに泊まりました。
安いのはよかったのですが、壁が薄くてメチャクチャ寒かった印象があります。(自噴温泉で、お湯は良かった)
2回目はコロナ騒動の経済打撃緩和に資するという目的(お題目)で、ガラガラだった時期に来ました。
人がいないのはふだんの自分なら大歓迎なのですが、何しろその日だけではなく毎日ひたすら人がいないわけで、地域経済全体へのダメージが半端なく、とにかく何もかもがムチャクチャでした。(観光地なのに大半の店がずっと臨時休業とかで、食べるところがない、お土産は買えない、、、みたいな感じ)
そんな2回目の特殊事情はともかく、由布院駅周りはあまり人がいないという印象があったのですがそれは今回も同様でした。
誰もが知っている由布院というネームバリューの割に、駅の周りは派手さがなくてこぢんまりした感じなんですよね。
ただし、人がいないわけではなく、どうも駅から吐き出された人たちはゾロゾロと金鱗湖方面に歩いて行ってしまうみたいです。
こんな感じで。
以前来たときも駅の周りに人がいないなあと思ったのですが、こっち方面に人が移動しているのは気付きませんでした。
金鱗湖というのは、、、有り体にいうと池です(?)。
朝霧とか、時間帯によっては良い景色らしいのですが、どう見てもただの池です。
みんな名前に釣られて来てはみたものの・・・という感じで札幌の時計台みたいなガッカリ観光地っぽい印象を受けました。
残念ながらあまり魅力を感じなかったため、この日はこのまま温泉に一つ入り、宿に向かいました(早っ
なお、正直今回はロクに下調べをしておらず、「人がいるならそっちに行ってみよう」レベルの行動原理だったため、本当はもっと良いところ(見所)があったのに見逃していただけかもしれません。(≒由布院をdisる気はありません、という言い訳)
旅先の魅力、地元のスーパー
旅行先のスーパーは聞いたことのないローカル店が多く、自分のふだんづかいになってしまっている地元店とは違うし、イオンだヨークだといった全国チェーンともまただいぶ違った趣があって面白いです。(その地域だけのパンチェーンの菓子パンとか、その地域では普段から食べられている変わったお菓子などが置かれていて興味深い)
ここもご多分に漏れずマルミヤストアなるチェーンが。
ローカルの個人店ではなくて上場しているリテールパートナーズという会社のお店らしいです。
リテールパートナーズ自体もまったく知らなかったのですが、、、(なんか「おいしい牛乳」みたいなネーミングで、すぐに忘れそう)
こういう旅先のスーパーは電子決済がほとんど使えなかったり、超ローカルな電子マネーをやっていたり、レジの処理スピードが都心と比較にならないスローペースで衝撃を受けたり、場合によっては行列を気にせず近所のオバチャンとレジの人とが世間話をしてしまってイライラさせられたり、と普段では経験できないことがありますね。(後半はあまりいいとは思えないけど、たぶん時間の流れが違うんだろうなぁ・・・と)
という感じでこの日は早めに宿に入りました。宿は友人の福利厚生利用で、会社の保養所みたいなところにご同伴させていただいたので、写真等は省略となります。