前回、2022年10月に鳥取~京都までの旅行をしてからちょうど1年。
2023年9月に九州の福岡~大阪まで5泊6日の旅行をしてきたので、その記録をつけております。
前回、太宰府は行ったけど改修工事とかでロクに見られないまま終わったという話を書きましたが、、、
せっかく来たので太宰府にある美味しそうなものをいただいてみました。といっても、歩いて行ける範囲ですが。
パン屋Loop a Breadは生地が良い
参道から横道に入り、そこから脇に入ったところにあるパン屋。
なんかセレクトショップというか、洒落た感じの共同施設にケーキ屋(?)などと一緒に入居している感じ(デザインは同じだけど、棟はそれぞれ独立)。コーポラティブ施設「NISHIKIMACHI」というらしいです。
ここ、建物の表通り側は作業場というかパンを焼く工房になっていて、お店はこのように奥側に入り口がある、という変わった構造になっています。
普通なら表側に店の入り口を設けるのに、、、なかなかに洒落た(?)店構えです。
この日は先客はおらず、途中から一人別の方が入店されたレベルでゆっくり選べました。
扱われているパンはだいたい1個300円前後で、全体的にサイズはやや小さいかな? という感じ。まぁ値段気にしないなら、小さめのほうが多種類のパンを食べられて良いかも。
5個ほど購入しました。
一つは食べ歩き、残りは夜になってホテルで夕食としていただきました。(ホテルは素泊まり)
購入5個で1500円以上になったので1個おまけがついて合計6個になりました(いつもやっているキャンペーンかどうかはわからない)
しかし、全部美味しい。
この店は2023年春オープンしたばかりということで一部ニュースになっていて知ったのですが、名前先行だろうと思っていたら、生地の味と香りが非常によくて純粋にパンとして美味しいです。(特にハード系の生地が良い)
パン好きであちこちのパンを食べてみたい、という向きには一度どうですか?とオススメできる感じです。
モンブランの香菓
続いてスイーツ。
ソフトクリームをモンブランでデコレーションして出すというこれ。
どれを選んでも1000円ポッキリ! ということだったので、シャインマスカットにしました。
店外の自動販売機で券を買って入り口で渡すと、製造するカウンターを教えてくれます。
皿に、まずは土台になるソフトクリームを乗せて・・・
「これから絞りますよ~」的な声かけがあってから、このように細目のモンブランが形成されていきました。
サイズはまぁ普通かなという感じです。若い人には物足りないかもしれませんが、小食の自分にはちょうど良いサイズ。
プラスチックのスプーンがついてくるだけで他には何もありませんが、店内にはセルフサービスのレモンを搾った冷水がありました。
ソフトクリームなんかもコクがあるかというと、ごく普通です。おそらくミニストップのソフトクリームのほうが美味しいかというレベルです。
味を堪能するというよりは、(前述の声かけもそうですが)どっちかというとライブキッチンのような感じで、つくっていく過程を見て楽しむイベント的な感じですかね。
この日は到着時点で既に疲れていたので、この甘いスイーツは助かりましたが・・・まぁ次回太宰府に行ったら食べるかと言われたら・・・他のものを食べてみたいな~って感じです。
オープン当時はニュースに取り上げられていて、今もやっているということはそこそこ人気があるのかと思います。レビューを見ると1000円は高い!と言ってる人もいますが、どっちかというと
・いまどき1000円ではこの程度の味になってしまうのが道理
かなと思うので、観光地で美味しいモンブランが食べたければもっと価格帯をあげていかないと、という感じでしょうか。(例えば小布施堂の値段を考えると・・・)
バスが来るまで太宰府館で休む
旅行に来ていきなりソレかよ?と苦笑いされそうですが、すでに疲れ切っていて帰りのバス(20分間隔)を待つあいだ、近くの太宰府館というところでグッタリと休んでいました。
参道から少し横に入ったところにあり、バス停からも歩いて3分くらいかな?って距離感です。
最初は観光案内所みたいな感じなのかな?と思って入ったのですが、どっちかというと地元の交流施設みたいな意味合いが強いのか、1Fは地元住民の利用する展示スペースみたいな感じになっていました。(薄暗くて閑散としていて、正直「うーん・・・」という感じの元気のない施設だった)
2Fが休憩スペースになっていて、この日は平日だったこともあってか空いていたので少し休憩。
ここには面白いコーヒー販売機がありました。
これ、どうやらお好みの豆を選ぶと本当に豆だけが排出されてきて、横にある機械で自分で挽いて自分で淹れて飲むらしいです。
カフェや自宅で豆から挽いたコーヒーを飲んでいる人にとっては、外出先で同じ環境で飲めるというわけで、これまでなかったものです。
帰ってきて調べたところによると、どうやら福岡にある「S.F.カフェシステム」という会社が開発したシステムのようです。
正直、この規模のスペースや設備を整えてコーヒーだけ売るというのがどうなのか? とかカップがむき出しだけど衛生面でどうなのか? などと気になることがいくつも出てきますが、面白い試みだとは思います。
普段なら飛びつくところですが、この日はコーヒーという気分ではなかったので手を出しませんでした。
次回行くことがあったら使ってみたいな、という感じです。
次はバスに乗って福岡駅に向かい、ホテルで休みます。