ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

キッチンのレンジ用ワイヤーラックをグレードアップした(ビルドアップ)

 

前回、キッチンのレンジ用ワイヤーラックについて掃除をしつつ色々考えて

・とりあえず洗ったラックを再組み立てする

・高さをかせぐために延長ポールを追加して棚の位置を再検討する

・アブラ汚れが付着しにくいような対策を別途考える

ということになり(?)ました。

 

2020free.com

 

再組み立ては省略して、それ以外について書いておきます。

 

延長ポールで天井近くまで収納スペースを拡大

まず最初にこのラック、もともとが高さ155cmしかありません。上に吊り戸棚でもあれば別ですが、そうでなければそこから上は完全に死に空間ということになります。

上にもったいないエリアができあがる

天井は220cmほどあるので、まだ60cmくらいはスペースが空いていることになります。もったいないのでどうにかしたい。

 

この状態で高さをかせぐには、ポールを延長して上に伸ばすか、最上段にさらに何か別のラックを乗せるかということになりますが、上の写真をよく見るとわかるとおり155cmあるポールは背面(奥)の2本だけ。

一方、前面(手前)の2本のポールは92cmのところで終わっているという、変則的な構成になっています。

そして155cmのほうのポール上部に、小物が乗せられる奥行き半分(25cm)程度の子棚がちょこんと載っているという構造になっています。この小さな棚に、さらに色々モノを乗せていく、それも天井近くまで、、、というのは2本のポールでしか支えられていないことからくる重量強度的にも、接地面積の少なさからくる不安定さからも、心配があります。

 

うーん、これは・・・あまり拡張性とか考えられておらず、そのまま既製品の状態で使うことしか考えられていない製品ですね。

「拡張性のないワイヤーラック」なんて存在価値が極めて低い。

結局「既存のワイヤーラックのパーツを流用して用途を拡張しよう!」としてかなり無理のあるバリエーションとして作られたのがこれ、ということかなと。

 

ポールを延長する

しょうがないので、とりあえず延長ポールを使って工夫してみることにしました。

ドウシシャのルミナス用延長ポール2本、(互換性があるという噂の)カインズPBの延長ポール4本それぞれ購入し、セッティングしました。それぞれ最小購入単位です。(カインズが4本なのは当然として、なぜルミナスが2本単位で販売しているのかちょっと謎)

4本使えといいながら2本で販売する謎・・・

4本で798円のカインズ延長ポール



元のポール高が前述の通り155cmと92cmだったところ、90cmのポールと30cmのポールで次のように高さをかさ上げしました。

見ての通り前面が高く、後面が低いという、かなり変則的な構造になっていますが、これには理由があって、前面に何かしら「アブラよけのカバー」をつけたいと思ってるんですよね。本当は天井にロールカーテンでも設置して隙間なくカバーしたいところなのですが、残念ながら賃貸ではなかなかそういうこともできず。

これについてはまたあとで検討します。

 

212cmでピッタリとなる天井

前面の高さが212cmになったのには理由があります。実はうちのキッチン、天井に梁(はり)があって、その梁のある端の部分は10cmほど低いんですよね。

脇に10cmほどの梁がある

なので、この212cmのポールを梁のあるところにセッティングするとほぼ天井に接触するレベルの高さになります。

これでいわゆる突っ張り棒なしに転倒防止効果が得られます。(少しの傾きでもポールが天井に接触するので傾く(傾ける)ことができない)

 

30cm以下の短いポールは他にも色々選択肢(17cmとか)あったのですが、ちょうど近所のカインズに30cmものがあったので試しに買ってみました(値段が安かったこともありますが。)

 

一方、背面の低い方のポールは185cmとなり、この頂点付近に棚を設置すればそこから天井までは40cm弱の高さ。ほぼ天井まで荷物を積むのに十分なスペースと考えられます。

 

組み立て作業で無茶苦茶苦戦する

そんなわけで組み立て作業なのですが・・・これがまた大変でほとんど1日がかりでした。

棚の位置をいろいろ調整しながらだったということもあるのですが、このようにパタパタするような感じでサイドネットを組み付けるのがかなり手間でした。

サイドネットの上下スリーブ間に棚のスリーブを挟み込むというアクロバットな組み立て
(写真右側のポール)

 

このサイドネットの設置はかなり苦労したのですが、結局は挫折してこのようになりました。

上下の間に挟み込むのをやめた

サイドネットを棚を上下のスリーブ固定部の間に挟み込むという(かなり苦労した)組み立てはやめ、最上段の棚とその下の棚板との間の位置に普通にセットしました。

これ、挟み込みをするとサイドネットが(棚が干渉して)途中までしかラック側に畳めない,ということがわかったためです。

サイドネットの高さ(位置)的には挟み込みのポジションが最適で、挟み込む方法を思いついたときはなかなか画期的な方法だと満足していたのですが、畳めないのではしかたありません。

サイドネットの上部に30cmほど無駄なスペースが発生してしまいますが、ここは諦めました(そもそもここまで高密度に収納している例は少ないでしょう)

 

最終的にはこのようになりました。

ラックの下には油汚れに強そうな隙間(取っ手の穴など)がないダイソーのケースを収納

右下のワイヤーネットは、サイドネットに吊り下げることで壁面にもっと多くのものを収納しよう(吊り下げよう)という目論見があって買ってきたものです。

この状態だとご覧のとおりフライパンの厚みがありすぎてサイドネットの折りたたみ角度がイマイチなんですよね。

 

次回はこのあたりを・・・