家探しの話の続き。今回が3回目。
前回まで
・一人だけど家の中で色々やりたいので広い家に住みたい
・家の中で快適に過ごしたいけど、好きに加工するには所有するしかない
みたいな自分の考えを書いてきました。
今回はもう少し具体的にどのような家に住むかを考えます。
個人の城である戸建 or ケア付きの集合住宅であるマンション
戸建なら広さの問題は解消され、何をするにも自由度が高いので最初は戸建に魅力を感じていました。
新築は割高という話は聞いていたので中古物件を見ていたのですが、戸建というのは立地も建物の構造も本当に千差万別でたくさんあり、中には自分のようなわがままなタイプであっても「これならイケるのでは?」みたいな物件がいくつかありました。
ところが、実際に住んで暮らしていくことを考えるとなかなか難しい。
何度か書いてきましたが自分はソロもん(一人者)で、ずっと一人暮らしを続けており同居の家族がいません。
その状態で戸建に住むことを考えると、家で留守番をしている人がおらず、地域のコミュニティ活動や当番制の役への参加、回覧板回し、日常のゴミ出しなどが生じるといった環境になるので、なかなか大変です。
地域によっては例えばゴミを収容するカゴを早起きして集積所に出し、回収&洗浄して次の家に回す、みたいな当番活動があります。
また、一人だと自分がいない時間は家に誰もおらず、外出時に防犯上の不安が残ります。当然1階建て、2階建てなので泥棒にも入られやすい。
(いや、自宅警備してるなら問題ないだろ?という説もないではないが・・・)
あと、これは建物の構造的な問題ですが戸建は冬やたら寒いんですよね。しっかり断熱された家なら問題ないのでしょうけど、古くて安い家だと・・・。
そう考えると、結果的に自分の場合はマンションしか選択肢がないなぁという感じです。
ゴミの集積所の管理や庭木の手入れなどを自分でやらず、管理会社に委託してやってもらうわけで、マンションというのは見方によってはユルい介助、ケアつきの集合住宅と言っていいと思っています。
そのぶん、管理費という名のケア費用がかかるわけですが・・・
戸建を否定するつもりはまったくなく、生活スタイル的に大丈夫っていう人は戸建のほうが自由度が高く、面白いと思います。
マンションは各所に掲載されている間取りとかみても金太郎飴みたいで正直あまり面白くないんですよね。(いや、そういう問題ではないが・・・)
マンション購入は中古一択
じゃあマンションにするとして新築か中古か。
これは中古一択です。
ゼニカネがないのが一番ですが、2023年のいま新築マンションを買えない理由は他にもあります。
・よい立地はすでにマンションが建設されており新しいマンションは総じて立地が悪い
・資材の高騰が続き「高い割にショボい」マンションが多い
・駅から離れた場所や地代の安い田舎に高額な資材でマンションを建設しても高値で売れず赤字になるためさらにショボくなってしまう(なので建設されない)
・これらをクリアする立地がよく設備がしっかりしたマンションは高すぎて金額的に無理
まぁ、ゼニカネがあれば解決する問題になっちゃうのですが、、、これ、クリアできないのは自分だけではなくて「もう東京には(高すぎて)住めない」みたいな話はよく聞きますよね。
実際に不動産の人に聞いてみると、ここ10年くらい新築マンションはどんどん安っぽくなっているようです。