ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

AMAZONアウトレットで加湿器の純正フィルターを買ったら盛大に黄色化していた

下側のフィルターがかなり変色している

タイトルの通りです。

Amazonアウトレットで加湿器の純正フィルターを購入したところ、かなり黄変が見られて返品しました。

 

まぁ微妙なんですよね。わからなくはない。

アウトレットというのは中古という扱いで、食品はない(使用済みの食品は販売されない)一方で、家電などはそうすぐに劣化するわけでもないので、利用者の短期使用品も有り得て、劣化さえしていなければ誰かが多少使った後でも実使用上はさほど問題なかったりします。

 

今回はその中間の、食べるわけでもなく、かといって劣化しないわけでもない消耗品。

 

 

明らかにしばらく使用して汚れた品

今回は純正品2個セットのアウトレットを購入しました。

なんか写真だとイマイチわかりづらいですが、端の折れはともかく、目視すると片方のフィルターの黄変がヒドい状態でした。

かなり黄変がみられる

フィルターの黄変は汚れが原因で、明らかにしばらく使用して汚れてしまったものが返品され、それがアウトレットとして販売されたものと思われます。

ダイニチ公式の説明では茶色、黄色、黒色がざっくり同じ理由で説明されている

この文中の「内部の部品が影響を受け」「フィルターが」「変色してしまう」というのもよくわからないところですが・・・内部部品の素材が変質して、そのせいでフィルターに影響が出るってことだろうか?

 

1シーズン使い終わったところでAmazonに返品でもしたんですかね。また次のシーズンが来たら新品を買って、シーズン終了時に返品する、みたいなかなりグレーなAmazonの活用をしているとか・・・???

 

どこまでネタかはわからないのですが、他国では

・何年も使った家電を返品する

みたいな話も聞いたことありますし、そんなことも考えてしまいます・・・(まぁそれを全員がやっていたら商売にならないのでモンクレなんだと思いますが)

 

片方がコピー品?

フィルターについては結構コピー品が出回っているらしく、ダイニチでも注意を促しています。(互換品と言うほうがよさそうだけど今回はダイニチにならってコピー品と表現)

さて、今回のフィルターですが・・・

明らかになんか違う・・・

Amazonでは純正品と表記されており、実際に純正品の箱に入って届いた2個入りですが、こうして見ると明らかに両者色が違うんですよね~。

どっちがどうなのかは分からないのですが、どうも手前の色の薄い(黄色っぽい)やつがコピー品なのではないかという感が・・・

 

自分としては別にコピー品でもちゃんと稼動すればいいのですが

・素材が悪く水を吸わない、気化しない

・すぐに目詰まりを起こして固くなる

といった問題があって本来の性能を発揮できないことがあるそうです。

 

ダイニチは公式オンラインも送料無料だし、比較的リーズナブルに消耗品を提供している印象があるので(まぁ原価も安いんでしょうが・・・)純正一択かなという感じはしています。

 

別にコピー品はダメってわけじゃないとは思うんですよね。

メーカーによっては消耗品や部品の終息が早く、売りっぱなしのスタンスだったり長期的に部品の提供が難しかったりして、後日ユーザーが困っているという例も多くみられます。

例えば、実家のワイヤレス電話の子機のバッテリーのように

・専用の形状で代用品がないにもかかわらず早期に生産を中止

してしまい、

・エルパやROWAといった互換バッテリーの開発、販売をしているところだけが頼りになっている

ということもあります。

そう考えると果たして互換品を作っている会社はそんなにダメなのか、悪いことなのかという話になってくるわけです。

(ただし、ダイニチに関しては製品間の互換を増やして消耗品は同じものが使えるようにし、長期提供していくスタンスでいるようです)

 

まぁただ、2個セットで両者が違うシロモノというのは・・・

上と下でそもそも素材からして違う感じ?

 

中古なのだから多少の使用感は受け入れるべきなのか、という感じもしたのですが、価格としては新品が3100円のところ2600円という感じだったので、ちょっとあまりに割に合わないなと、返品処理をかけました。

(Amazon側がこれは返品を受け入れない、と判断したなら特に異論はなくてそれに従うつもりでしたが、普通に返品処理された)

 

あらためて新品を購入した・・・

結局、同じAmazonで新品のフィルターを買い直しました。

 

当たり前ですが汚れや変色などはなく、キレイなものです。

非常にキレイ

真っ青

 

アウトレット品を返品後にあらためて購入したため、両者を同時に見比べることはできなかったのですが、アウトレットの黄変したものはなんか別物感がしますね。

 

アウトレットの消耗品はハイリスクで避けるべき

同じアウトレットといっても棚ズレだったり長期在庫だったり箱傷みだったりと理由はさまざまで、モノによっては「中身さえ問題なければ箱が潰れていてもいいし、むしろ邪魔なので箱不要」ってレベルまであると思います。

こういうやつ。

2020free.com

 

今回のような消耗品であっても、店頭で現物が確認できれば判断もできると思うのですが、通販でモノが確認できず、特にAmazonの場合は「顧客から返品されたものも含まれる」としているうえに、もともとが返品に比較的寛容なわけで、かなりリスクが高そうです。

同じような例だと、たぶんバッテリーなんかもそうなんじゃないでしょうか。見た目ではなかなか痛んでいるのかどうか、判断がつかない。

 

そういうタイプの商品は新品に限るなと思ったのでした。