今回の話はひとことで言うと、
・ダイソーでワイヤーネットを買ったけど、ワイヤーの太さがバラバラで参ったわ!
という話。
・ちくしょーふざけんな!
という話でもあります。
※うちの近所は愛用していたセリアが撤退(遠くに移転?)してしまい、気楽に行ける場所がダイソーだけになってしまいました・・・
転落防止柵としてワイヤーネットを利用する
何のためにワイヤーネットを使ったかというと、棚板からの転落防止用の柵を作るためです。
棚板はこんなふうなタダの真っ平らな木の板なので何か載せていると地震とかで落ちてしまいそうなんですよね。
軽いものや平べったいもので下にゴムでも付いていればこのままでもさほど問題ないのでしょうが、今回載せたいものは愛用のWiiUとかPS3で、スペースの関係もあって立てて置きたいのです。
そうなると転落防止の柵が必要になります。
横置きもアリなんでしょうが、、、設置効率が悪いんですよね。
ワイヤーネットの便利そうなオプション
店の売り場を見ると、吊り下げ用のフックを中心に結構いろいろな「ワイヤーネット用○○」というオプションが売られています。
ワイヤーネットは別にL型金具を買って据え付けるつもりだったのですが、なかなかに便利そうな品物があったので買ってしまいました。
これ。
ワイヤーネット同士の連結は元々結束バンドで締めればいいかなと思っていたのですが、取り外しできるこういう器具も(1個30円もしないなら)ありかなと思って買いました。
このときは、これがまったくダメダメちゃんだとは思ってもみませんでした・・・
※取り外し可能な結束バンドも存在するのだけど、そういうタイプはだいたいサイズが大きいうえに構造上、しっぽのようにピョンとはみ出る感じになるのでこういう場所では使いづらい
スタンドを加工してネジ留めする
上のスタンドはあくまで「置く」ためのスタンドです。だけど、自分の用途は転落防止柵なので、そのままではダメです。もっときっちり固定しなくては。
というわけで、まずゴムの足を外したうえで、ネジ留めできるように穴をあけます。
ゴム足を取り外してみたら、本体側にちょうどそのゴム足を引っかけるための穴があいていました。これはラッキー。
この写真では隠れてしまっていますが、スタンドはT型を上下逆転させたような形状になっていて、もう一方の端にも穴があいています。
ただ、ソレでは今回は位置的に都合が悪いので、上の写真でキズをつけた場所に穴を開けていきます。
こんな感じ。
正直、このスタンドって金属製の割に頼りなさげな強度(端を持って捻るとミシミシ鳴る)なのですが、それでも鉄製ということで結構な硬度があって穴開けは結構大変でした。電動ドリル必須な感じです。
なお、元からあいている四角い穴についてもネジ留め用にはやや小さかったので少しドリルで拡大しました。
あいた穴を適当にネジ留めしたのがこちら。
ワイヤーとスタンドはフックのようなもので引っかける感じになっています。上下2カ所のフックがあるのですが、上に引っ張ると取れる(引っ張って取り外せる)ような構造です。
強度的にはやや不安ですが、下から上に強い力で引っ張らなければ取れないだろうということでとりあえずそのまま使うか・・・
連結ジョイントがガバガバで、ワイヤーの太さの違いに気付く・・・
上のようなワイヤーを横に3つ並べて使うつもりだったので、一つを固定した段階で試しに隣にワイヤーを持ってきて連結ジョイントでつなげてみたのですが、、、なんかおかしくない?
かなりユルユルで、カチャカチャしているしこの状態でちゃんと連結保持できるんだろうか?
うーん、なんか違う部品買ってきてしまったのか・・・? と思ってあらためてパッケージをよく見たら、、、
実は各部品の太さがバラバラだということがわかりました。
えーっ? こんなことってあるの?
連結ジョイントには「ダイソーワイヤーネット専用」と書いてあったのでまったく考えずに買ってしまったのですが、まさかそのワイヤーネットの太さが何種類もあるうえ、ただの一つもジョイントに適合するものがないとは・・・
一応自分も店頭では太さを気にして現物を重ねて比べたりはしたのですが、見た目でほぼ同じだろうという判断で買ってきてしまいました。完全に失敗です。ちゃんと数字を確認すればよかったです。(正確には、数字を比較したかったけどどこに記載されているか見つけられずに見た目判断になってしまった。ただ、どうしてそういう行動になったかというと、ジョイントとの組み合わせを考えたのではなく、太いほうが丈夫だろうという意図で太いものを探していただけだったんよね・・・)
乱暴なステルス値上げで泣きっ面に蜂・・・
ダイソーも、こんなふうに自社の製品に合わないオプションを組み合わせて売ろうなんてオカシなことを考えているわけはなく、当初はセットで組み合わせて使えるように発売したのだと思います。つまり当初のワイヤーは5mm前後だったと。
ただ、ワイヤーネットだけが先に売れていき、オプションが売り場に残った状態でワイヤーネット側の規格が変わって(細くなって)合わなくなった、という感じだと想像できます。
おそらく、ダイソーの製品管理が個品だけの管理になっていて、シリーズとかセットで考えることがないから、このように新旧規格違いの製品を同じ場所に同じ時期に並べてしまっているのではなかろうか、と。
ただねぇ、セット利用を訴求しておきながらこれはイカン。セット売りを訴求するなら、まったく合わないオプションは売り場から下げるべきでしょう。
もちろん、根本的にはワイヤーネットがどんどん細くなっていることのほうが問題なんですが、検索結果が広告サイトまみれになってしまったので、そういう指摘をするサイトにもなかなかたどり着けません。(ほとんどが縦横のサイズと網目の数の話で、ワイヤーの太さの違いに注意を促すサイトは見あたらなかった)
あんパンの個数みたいなわかりやすいものではなく、こういうのこそ本当のステルス値上げだと思うんですけどね。
残念ながら会社側もこうした気づきは生まれない体質らしく、ダイソーオンラインでも同じような状態なので、買う方が自分でよく確認して自衛するしかなさそうです。