2022年10月に鳥取~京都まで旅行をしてきました。
その記録です。
初日の宿は観光地の三朝温泉にしたのですが、道すがら温泉などに寄っていったのでそれを。
ある種の雰囲気がありすぎる東郷温泉「寿湯」に寄り道
宝喜温泉館を出てしばらく運転してやってきた初日2カ所目の温泉は、湯梨浜町松崎駅近くの住宅街の中にある「寿湯」。
こちらは企業ではなく個人がひっそり?とやっている温泉なので公式サイトみたいなのはないみたい。(床屋さんの副業?)
立地的には東郷温泉というエリアに含まれるようなのですが、その観光?公式サイトに少しだけ載っている日帰り温泉一覧にも掲載なし。
参考までに個人の方のレポートがこちら。
https://hikyou.jp/report/kyoudouyu/60694/
外観はこんな感じです。
冒頭に掲載した細い通路をくぐり抜けると、この写真の右側(女湯側)からこの建物の前に出てくる、という位置関係になります。
ガラガラと扉を開けるとこんな感じの受付が・・・
入浴料200円! 安っ!
なんかこう、構造がかなり古そうで、ちょっと大きな地震が来たらあっという間に倒れてしまいそうな建物ですが、日常的な手入れはちゃんとされているようで不衛生な感じはしなかったし、このようにロッカーまで設置されています。
温泉は小さめの湯船が一つだけ。
体育座りで9人詰め込めるけど実際は4人でいっぱいかな?というサイズです。
お湯はかなり熱めになっており、かなり勢いよく出る水をジャージャー出して温度を下げつつ入る、という感じでした。
上の写真を見る限りなんかただの銭湯みたいな感じで、実は自分で入ってみた感じも同じ印象でした。(温泉といっても成分が弱くてほぼ普通のお湯、みたいなところは結構ある)
ただ、源泉は組合混合泉の掛け流しで、ちゃんと温泉としての成分はあるとのこと。
詳しくはないのですが、pH7.4だと温泉としては中性に分類されるらしいし、成分的には弱めなのかな?
とはいえ自分はココ、お湯から出たあともかなり発汗が続いたんですよね。正直、しばらく車の中に入りたくなかったくらい。
温度が高かったせい?と思っていたのですが、成分的なものもあったのかもしれないです。
寿湯を訪れるなら
平日の日中だからか、当然というかなんというか、人はまったくおらずお湯は最初から最後まで貸切状態でした。
この温泉がというより、この建物の周囲に人の気配がまったくないというか、シーンとした感じで、住宅街としてはこれ以上ない静けさ。(正直、お湯に浸かっていてもなんか居心地が悪いくらいの静けさだった)
駅前が住宅街で、しかもその住宅街がとても静かというのは、自分なんかからすると違和感があるというか、貴重な雰囲気なんですよね・・・(山の中の温泉とかで、自然に囲まれて静か、というのはよくある)
なお、見て想像がつくとおりこの温泉には駐車場はないので、車で来る場合はどこか自分で駐車場を探す必要があります。どことは言いませんが・・・
私有地はアレなので公共的な施設とか・・・店で買い物をしてついでに温泉に寄るテイをとるとか・・・まぁ邪魔にならないように。
付近にコインパーキングとかあればいいんですけど、まったくないんですよね。(そういうレベルの地域じゃない)
逆に電車で来る場合は、松崎駅前すぐ! といってもいいレベルなので全然問題ありません。(ただ、電車の本数に注意が必要なのと、待ち時間が長かったとして付近に休憩する場所があるかというと・・・。)
上の浴室内の写真からしても傷みが結構激しく、中長期的に維持できるのかな?という印象も受けたので、行ってみたい人は早めにどうぞ、という感じでしょうか。