2022年10月に鳥取~京都まで旅行をしてきました。
その記録です。
初日の宿は観光地の三朝温泉にしたのですが、道すがら温泉などに寄っていったのでそれを。
今回のお話のルートはこのあたりです。
恋人の聖地「白兎海岸」に寄り道
特に思い入れはないのですが、道路沿いだったので休憩がてら寄りました。
恋人の聖地だそうです。
恋人の聖地、はっ! 物好きな人たちですね! という感じです(心が歪んでいる?
小規模な道の駅と神社、あとは展望台みたいなところ(行かなかった)がセットになった場所。
道路からみて陸側に道の駅があり、反対側はすぐ海岸になっていました。
海岸に向かうと、バーンと何もない海が広がっています。
割に不思議だなと思ったのは、潮の香りがほとんどしなかったことです。何か神聖な力が働いているのか・・・
道の駅の裏といったらいいのか、少し登ったところに白兎神社がありました。
一応ここまで登ってみたものの祈るような事柄もないため即リターン。
あれっ? 自分はいったい何のためにここまで来たんだろう?
まぁいいや。車で次の場所に出発します。
源泉掛け流しをウリにしている「宝喜温泉館」に寄り道
今回の旅行では行程上あまり多くの温泉に行けないため、数少ない温泉として楽しみにしていたのがここ。
地味な感じですが、公式サイトがありました。
到着するとあまり温泉とは思えない外観・・・でもちゃんとひさしのところに温泉館って書いてあるので、ここで間違いありません。
宝喜温泉館外観
浴槽の一種としてリハビリ用プールなどがあり、この建物の地味な外観とあわせて公共の施設(社会福祉協議会とか3セク)的なものかとイメージしていたのですが、ヤスオカという民間企業の運営とのことです。
中に入るとちょっとした休憩スペース(というか長椅子?)があります。「源泉掛け流し」にこだわりがあるようで、こうしたポスターなどが貼られていました。
実際かなりの湧出量があるようで、湯に入ってもカルキ臭はまったくなし。
アルカリ性とはいえ弱なのでヌルヌルすることはありませんでしたが、サラサラするというか、清々しいお湯でした。
薬湯と言われても今ひとつピンとこないのですが、このサッパリ感をもたらしているのがそれなのかな?
この日の様子ですが、先客は2名。うち1名は温水プールでぐるぐるとウォーキング中。
観光向けの温泉ではないし、平日の昼間なのでこんなもんでしょうか。
広い温水プールのほか、上記書籍に載っている寝転がって入るジェットバスっぽいやつ、そのほかに通常の浴槽がある感じでした。冷泉もあったかな?(冷泉は入らないので未確認)
なお露天、サウナはありませんでした。
ここでは受付カウンター付近で地場産物の販売があり。
無料入浴券(書籍「まっとうな温泉西日本版」)で入れてサイフへのダメージがなかったことと、ちょうどこの日の宿は素泊まりで夕飯のあてがなかったこともあり、おはぎを購入。3つで250円。非常に美味しく、満足していただきました。
ここ、泉質はコテコテの濃厚温泉ではないのですが、そういう温泉は入ると疲れるということもあるし、値段もリーズナブルだし、バランスがよいです。
これくらいの温泉が近くにあったら毎週でも通いたいなーと思いました。(引きこもりなので毎日は行かない)
企業の運営ということで、ほどよく事務的というか、ヨソ者が入りにくい「常連の溜まり場感」がなくて、旅行の途中に寄るのにもオススメできます。(この日の受付の人は事務的ではあるものの、ひとあたりは柔らかくていい感じだった)