ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

カタログギフトではじめて外れリンゴに当たった

過去の経験上、山形県のリンゴはかなり美味のハズだが・・・

 

当たった・・・というかアタリではなくてハズレなんですが、、、過去、カタログギフトでこれほどの大ハズレはなかったので一応メモ的に残しておきます。

 

簡単にいうと、

・カタログギフトで結構いいリンゴを頼んだつもりだったけど、切ってみたら腐っているものがあってショックだった

というものです。

 

届いたリンゴのうち2/4が蜜腐れ

到着後、入っていた7個のリンゴを全て個包装して冷蔵庫の野菜室で保管。

到着翌日から1日1個ペースでいただいていたのですが、4個目(5日目)でギブアップしました。

蜜の色が変わっている「蜜腐れ」が2個目、4個目で生じていたためです。

蜜腐れの状態(この切断面だけでなく奥までガッツリと腐っていた)

 

うーん、、、農産物なので多少であれば「たまにはそういうこともあるよね~」という認識で、何も言うつもりがなかったのですが(実際過去にはそういうのもあった)、今回は半分食べた段階ですでにその半分が可食部がだいぶ少ない状態になっていたというわけで、かなりガッカリしました。

 

仮に残り3個全部が大丈夫でも、すでに2/7で3割だし・・・ということで、ギフトセンターに問い合わせを行いました。

 

翌日にはメールで返事が来まして・・・対応スピードは早いものでした。

ただ、内容はどうかというと・・・

 

カタログギフトセンターの慎重でドライで合理的な対応

対応としては

「ご満足いただける品質で提供できず申し訳ない、代替品を用意したいがそれも今年は出荷が終わっており1年後になってしまう。カタログギフトから再度何か選び直してほしい。リンゴはそちらで処分してほしい」(意訳)

というものでした。

 

正直、感情的には

「あのー、満足してないとかって話じゃなくて、このリンゴいったいどうなのよ? せめてリンゴの状態確認くらいはしてほしいんだけど・・・」

という感じで、、、

 

ただ、仮に送り返して確認したからといってリンゴが元に戻るわけでもなければ、次の年に生かせるというわけでもなさそうなので、この対応が一番無駄がなくて合理的なのかな・・・

 

とはいえ、「ご満足」といった表現に、言質を取られないようにするクレーマー対策的なニオイを感じるんですよね・・・そういう雰囲気を醸し出してイラつかせる作戦かな? あ、こういうのを世間では「匂わせ」っていうのか・・・(違

 

せめて「あれば現物の写真を送ってほしい」みたいな対応なら良かったんですけどね、まぁだから何になる?という話なので、とことんドライに考えるならば、それすらも意味のない無駄な対応なので最初からやらないということかな・・・

 

蜜腐れ(蜜褐変)はセンサーでは発見できないことがあるらしい

せっかくなので蜜腐れというのは収穫時にわからないのか~? と調べてみたのですが・・・光センサーでわかるときもあるけど、わからないときもあると。

 

コープの説明ではこんな感じ。

kensa.coop-kobe.net

なかなかヒドい蜜褐変(蜜腐れ)

この生協の説明だと、通常なら蜜腐れは光センサーで発見できるような書きぶりですが、後半を読むと(おそらく、その変色の形状が)蜜と似た感じだとわからないということのようです。

つまり、光センサーでは通常の蜜なのか、腐った蜜なのか、という区別、判別はできないってことかなと。(「何 か 違う」というのはわかるけど「何 が 違う」はわからないと・・・)

 

※しかし、蜜が蜜腐れになるわけだから、基本的に蜜の位置と腐った蜜の位置は同じ場所になるはずで、、、なんかよくわからない説明だなぁ・・・という感じも

 

今回の品は蜜腐れの位置が通常の蜜(種の付近にあるのが一般的なはず)とは違ってるんですよね。これなら発見できてもよさそうなものですが・・・

 

上の生協の例に比べれば、今回のうちのは蜜腐れのサイズがだいぶ小さいから、出荷時には存在しなくて発見されなかったものの到着までに変色してしまった、という感じかな・・・?

 

余談ですが、光センサーの装置自体が数千万するらしく、個人経営の果樹園では導入は現実的ではないということのようです。(そのために農協等があるんだろうけど、今回の品がそうしたところを経由しているかどうかはわからない)

 

贈答品で7個3千円のリンゴでもハズレはある・・・

これは主観になってしまうので書いてもどうかなと思うのですが、実は今回のリンゴ、蜜腐れのなかった個体も含め、4個すべてがこれまでの生涯で食べてきたリンゴのなかでトップクラスにマズいものでした。

みずみずしさはあったのですが、甘さやりんごとしてのコクがまったくなく、硬くてシャリシャリした味のしない何かを食べている、というものでした。(むしろ、うっすらと苦みのようなものすら感じられた。夏に生ぬるい水道水を飲むような・・・)

送料込みとはいえ7個3千円相当のリンゴというのは自分の感覚だとかなり高級なものなのですが、、、仮に店頭で試食販売されていたら1/5の価格でも買わないレベルの味です。

 

なので、残りの3つはそちらで処分してくれと言われても、心底うれしくないんですよね。(捨てるのも忍びないし、食べたくもないという・・・)

 

ギフトでは工場生産品を選ぶべきか?

カタログギフトは贈答品ということで、通常、人間関係に影響を及ぼすものです。

なので、商品の調達もかなり厳選して気を遣っているハズだと信じていたのですが、農産物となるとなかなかすべてをチェックしきれない、反対に言うと受け取る側もある程度、良し悪しをドライに判断していかなければならないんだなと感じました。(良いもののハズだ、という先入観なしにという意味で)

 

そういうリスクを考えると、カタログギフトでの商品選びはナマモノではなく既製品に限っておくべきなのかもしれません・・・