ふれふり!

素隠居してお菓子。そして興味がないことは無駄なく。

引ソロ家探し(その79 山崎実業の包丁差しで収納力爆増)

国土交通省サイトより

 

家探しの話の続き。今回が79回目。

 

引っ越し直後に結構困ったのが、

・キッチンに「包丁差し」がなかった

こと。

ふつうは扉の裏とかに、なんか差し込みスリットみたいなのがあったりするもんだと思っていたのですが、この家、なにもない・・・前の住人どうしてたんだろ? 卓上型のでも使ってたのかな?

 

卓上型っていうのはこういうやつ。

ウチじゃ、これは邪魔だなぁ・・・コーヒーメーカーとか色々モノが多いし・・・

こういうのはオシャレ系の見せたい人とか、料理大好きでガンガン包丁使う人向けなのかな・・・と。

 

とはいえ、ないものはしかたないし、ないと包丁の置き場所がなくて困ります。

なので、買うか作るか・・・と考えたのですが、パッと良い造作が思いつかなかったのと、その時期まったく時間の余裕がなかったので買ってしまいました。

 

収納力の高そうな山崎実業 Plate キッチンナイフ&シザーホルダー 3843を2個購入

買ったのはこれ。

いわゆる「製品名」がよくわからない

 

1個千円前後のお手軽なものです。

 

これを選んだのは、包丁を差すところが

・端から端まで区切られていないストレートなスリット状になっており、包丁の収容能力が抜群に高そうだったから

です。

 

ちなみに、こういうやつもあってこっちのほうがもっと安かったのですが、、、

見ての通り包丁が斜めに差せるようになっており、この写真だと差せるのは4本だけ。収納力が圧倒的に低いのでこういうタイプは選びませんでした。

 

どっちの製品が上ということはなくて、フルサイズの包丁の抜き差しのしやすさを重視するならたぶんナナメに差す方が便利で扱いやすいんだと思います。(両隣の包丁と干渉して引っかかることがない)

 

自分は結構

・長くて細いパン切り包丁とか、小型の果物ナイフなどを多用する

ので、そうなると「一般サイズの包丁にFixされた差し込み穴」ってミスマッチなんですよね。

 

前の住宅では、この後者のナナメに差すやつがあらかじめ設置されておりまして、収納しきれない包丁はスプーンやフォークと同じ引き出しに寝かし収納。

ゴチャっとしてしまい、どうにかしたいなーとは思っていました。

 

裏側(下側)は空洞になっている

買う前に一応あちこちの商業レビューや個人のレビューを見て参考にしたのですが、どこを見ても写真が載ってなかったのが下側。

なんか提供メーカーから載せるなって言われてるんですかね?

自分は自費購入なので気にせず載せてしまいますが・・・

裏側(下側)写真

このようにポッカリと穴があいています。

なので、、、仮に細いものをスリットから差し込んでスポッと下に落ちると、この包丁差しの中では止まらずそのまま地面まで一直線です。

とはいえ、基本的に柄があるものを入れるためスリットのところで柄が引っかかって問題ないはずですが、、、

 

取付位置やスペースは致命的に重要

購入者のレビューを見ていると設置スペースやサイズをよく調べずに買って困ってる人が見受けられますが、ものがものだけにノコギリでカットしたり加工して使うのも難しく、購入前に厳密にサイズやスペースを測っておく必要があります。

 

うちはシンク下がスライド式のでっかい引き出しになっており、そこの手前、つまり扉の裏に空いたスペースがあったのでそこに設置します。

シンク下のスライド引き出し(結構でかい)

 

先にできあがりを見てしまうと、こんな感じ。

手前が扉

物理的には横に3つ並べられそうなのですが、足りなくなったら追加を考えることにしてまずは2つ取り付けました。

 

設置位置は、引き出し内部の他のパーツ(凸凹)との取り合いもあるのですが、それだけでなく、実際に収納予定の包丁の柄の高さも結構大事です。

 

うちの場合はこのように大きなもので13cm程度だったので、それがほかのものと当たらないように高さを調整することになります。

柄の高さも測っておく

高さは余裕を持たせて設置する

 

高さ調整に失敗するとどうなるかというと、、、↓このように柄が当たって扉が閉まらないというザマになってしまうザマす。

柄がオーバーすると扉が閉まらない

高い位置に取り付けた方が取り出しやすいし、ロングタイプのナイフも入っていいのですが、高くするとこのように柄の大きい包丁が入らなくなるので位置調整は重要です。

 

取付はシンク下のスライドドア内側にネジ留め

位置が決まったらネジ留めします。

取り付け構造はこのとおり、上方3箇所だけ。下は固定されていませんが、扉に沿って設置されているので、プラプラはしません。

ネジは添付されている

固定箇所は上に少し出っ張ったところにあり、この状態のままネジ留めすることが可能です。

 

スリット部のパーツがネジのフタを兼ねるというか、凸部を隠す感じになっています。

端にある3箇所の凹みがネジの凸を隠す合理的な設計

グレーのスリット部を上から押し込むと設置完了です。

 

というわけで、取り付け自体はそんなに大変ではありませんでした。

ただ、ウチのこの扉、表面がメラミン?で覆われているので非常に硬く、穴開けが想像以上に大変でして、最終的に錐+電動ドリルで細い下穴をあけてから固定しました。

 

逆に取り付け先が柔らかい素材の場合は、取り付けネジが添付品でいいのか(強度的に大丈夫なのか)を考えた方がいいかもしれません。(なんか添付のネジ、結構小さかった気がする・・・)

 

収容力が抜群で満足度がタカシ君

とりあえずブッ差してみたところがこちら。

まだまだ収納できる

イイ感じで、問題なく使えそう。

というか実際1年近く使っていますが、特に問題なく快適に使えています。

(上で少し触れましたが、モシャっとまとめて収納されているので、取り出すときに時々隣の包丁が引っかかって一緒に持ち上がることがある)

 

各1個ある穴の部分は、上のようにキッチンハサミを入れたり、下の写真のように泡立て器の柄を突っ込んだりしています。

安い泡立て器だがかなり役立っている

この泡立て器、確かダイソーかセリアだったと思いますが、ちょうど穴のところにジャストフィットするサイズになっていてなかなかイイ感じです。(かな~り前に買ったものなので、現行品が同じサイズかは不明)

 

山崎実業の包丁差しは似たようなのが3モデルあるけど違うの?

今回これを書くに当たって調べたところ、似たようなモノで

Plateシリーズ 3843 グレー

towerシリーズ:3848 ホワイト

towerシリーズ:3849 ブラック

の3つの製品があることがわかり、やや混乱しました。

 

見た感じ色違い?って感じなんですが、ホワイト/ブラックは連番であるものの、グレーだけ少し数字が離れてるんですよね。

この番号から「最初にグレーがでて、しばらくたってから改良版のホワイト/ブラックが出たのかな?」と思ったのですが・・・

 

サイズ等を見ると

幅 220mm×奥行き 42mm×高さ 235mm

重さ    約 450g

厚み約 4.5mm・刃渡り約 23.5cmまでの包丁

ということで全部共通しているようなので、違いは本当に色だけのようです。

 

シリーズの違いについても、Plateは「あれ? なんか入れるカテゴリ間違っちゃった?」みたいな感じのよう。パッケージやリンク先も未だPlateシリーズだし、まだ販売されているし、割に公式では出てこないし、、、よくわからないところ。

公式サイトでPlateを検索するとその名の通り平らなものが3つだけ出てくる
(ただ、なぜか包丁差しは出てこない・・・黒歴史なの?)

 

あとは、、、いやらしい話ですが、販売経路が違うのかもしれないですね。

値引き販売するところにはグレーだけで、ホワイト/ブラックは定価販売するところにだけ卸すみたいな。(自分が見た範囲では全部定価販売1650円だったのでそう推測しただけで、それ以外の特段の根拠はありません。)

特別モデルを作って実売価格を変更するのは家電などではよくある話なので別に問題があるとも思いませんが、ただ、調べて選ぶ人が混乱するので、違いがあるのかないのか、デザインだけなのか、何かしら説明くらいは欲しいところ・・・

(まぁ理由が微妙なのであまり声を大にして言えないところなのかな・・・と納得するしかないか・・・メーカーとしてもデザインだけ見て脊髄反射的に買う人に買ってもらえればそれでいいのかもしれない)