ふれふり!

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引ソロ家探し(その47 引っ越し業者 その3 サカイ1800pの見積書を見る)

家探しの話の続き。今回が47回目。

 

家が決まったので、あとはどうやって引っ越ししていくか、みたいな話がしばらく続きます。

 

ここ数回はまさに「引っ越し of 引っ越し」といっていい、引っ越し業者選びと契約について書いています。

 

前回までの引越業者選びの話はこちら。

2020free.com

2020free.com

 

簡単にまとめると、比較サイトで探したけどなんかイマイチだな~と感じて、サカイとガチンコ勝負で決めてしまいました、といった内容です。

 

今回は何かというと、実際のサカイの見積書の中身を見ていきます。

 

ちなみに、コレを書いている今はもう引っ越し終わって数ヶ月経過しており、今から振り返ってこの契約がどうこう(よかったとか悪かったとか、ここがおかしいとか)というのもなく、オチみたいなのはありません。

一応記録として残しておくということで・・・。

 

実際の見積書の内訳を見てみると・・・

というわけで、実際に現地調査に来たその場で印刷してもらった見積書がこちらです。

 

エアコン付け外しも入っているので、11万円ほどになっています。税込み9万9千円+エアコン1万強ですね。

※エアコンは後日、取り外しが本当に自分でできそうか確認したうえで、サカイに電話して契約変更しました

 

引っ越し本体分の費用内訳を見ていくと

・車両1台6.5万円

・人件費2人分16万円

・保証パック2千円

となっています。

合計23万弱なので、営業の人の言っていた「定価25万円」というのは、これに消費税を付加した額なんですかね。

 

ここから13.7万円の謎値引きが入って

22.5万円-13.7万円=8.8万円

となっています。

 

いやー、半値以下とは、、、ムチャクチャです。

 

ただ、ムチャクチャと言えば、そもそもの人件費が2名16万円というのからしてムチャクチャな気がしますけどね。

一人1日8万円というと発注単価としても相当な高給取りです。(特殊技能やリスクがあって、ニーズが少ないから稼動日数が少ない、でも必要とされている、みたいなパターンかな?)

まぁ表向きの設計単価というのはそういうものかもしれませんが、法人間の取引じゃないんだからさぁ・・・って感じも。

 

トラックについても、レンタカーだと実額は1万円ちょっとだと思いますので、6.5万円はいくらなんでも盛りすぎでしょう。

 

ただまぁ、このへんのおかしさを感じる数字については、実際に引っ越し当日になったら解消されました。

 

というのも、当日はワンサイズ大きいトラック2台、人数は5人でやってきて、ほとんど丸1日がかりの作業となりました。

この見積書の中身と現実の作業とはまったく関係がないようです。なんだそりゃ?って感じですが、この業界はそんなもんみたいで・・・。

(引っ越し作業当日がどうだったのかというのはまた次回にでも)

 

見積書の内訳はあまり意味がないが、ポイントは参考になるかも?

というわけで、こういう見積書の「積み上げ人件費1名分8万円が高いか安いか」みたいなのは考えるだけ無駄で、

・「10万円でこの量の作業をしてもらうのは高いのか安いのか」と全体で考える

という判断をするしかなさそうです。(一応会社組織としては建前が必要なので、内訳を「作っている」感)

 

そんなわけで

・見積書はガバガバ過ぎて、まじまじ見ていってもあまり意味がないな~

ということがわかりました。

うーん、見ても意味がないんじゃ、わざわざ写真にとって載せても意味がないのでは・・・

 

が、せっかく途中まで書いたので続けます。

一応次ページを見ると10万円につながりそうな情報が少しあります。

エアコンは趣味レーターになってしまっている(雑過ぎる・・・

中央にオプションのA/C(エアコン)の料金が記載されていますが、それより重要なのは最上段にある

積卸共通車両 K1台

全積

荷物ポイント 1800

というところ。

 

これが見積査定の額(定価)の根拠となるもので、

K=2トンロングトラック

全積=積み切りではない、全部運ぶ

荷物ポイント=色々荷物を積み上げたら1800pになった

ということのようです。

 

荷物ポイントは内訳(机一脚=100p、的なもの)が公表されていないようなので、何をいくつ運んだら1800pなのかわかりませんが、ネットの有象無象の情報から推測すると、この1800pというのは結構多めの数値なのは間違いないようです。(ただ、900pで2トントラック1台という情報もあるので、それが正しいとすれば1800pでロング1台というのは矛盾している気がする・・・)

 

一つ言えるのは、この荷物ポイントというのが、荷物の数もサイズもバラバラの引っ越し作業において一つの基準になる数値なんだろうということです。

 

比較のためネットにうpされている見積を見て回るとこのような感じでした。(金額は付帯工事を除外した引っ越し本体のみの税込額)

 

600p/65,800円

750p/54,000円

950p/95,000円

1200p/22,000円

1200p/76,800円

1200p/130,000円

1400p/65,800円

1400p/82,000円

1400p/84,000円

1750p/220,000円

※1200p22,000円の激安見積は、同時にエアコン等の購入取付等をして合計が30万円以上の見積になっていて、安いのか高いのかがよくわからない感じに仕上げられていました・・・

 

これは、前回書いたとおり4人家族以上の見積書をネットで探して、目に付いたモノを適当に書き抜いたものです。

しかし、うーん、荷物の量も金額もいろいろですね。

あくまで目に付いた事例を並べただけで、距離や季節、契約コースなどの条件がバラバラなのでなんともいえませんが、なんとなくの「幅」というのがわかる、、、かなぁ・・・と。

 

準備とか間接費もあるので、一概に荷物が2倍なら価格も2倍とはならないのでしょうが、ある程度の目安にはなりそうだなと思います。(そして1800pで10万ならまぁよかったのではないか、と自分を慰めるのであった・・・)

 

自分の古い見積書を引っ張り出してきて今回と比較してみる

ちなみに16年ほど前の、前回の自分の引っ越しの見積はこちら。

字の汚さ!

メールで届いた見積書を印刷したものです。赤字はたぶん電話しながらメモしたやつでしょうね。

金額より字の汚さにビビる・・・(いまも大してキレイになっていないが、なにか?)

 

ちょうど16年前の2007年、夏場の引っ越しです。

うーん、なつかしさもありますが、あまりよく覚えていないんですよね。このときはしっかり比較サイトを使って、近隣の安い業者に最安コースで依頼していたようです。(2トン車積みきり、時間お任せという比較のしやすいシンプルな契約で、事前の現地調査はナシだった)

 

荷物の量は不明ですが、引越業者の提供段ボールが30個ほどだったようで、それ以外に自分で用意した箱も50個くらいあったとうっすら記憶しています。

今回はサカイ提供の100個に自分で用意したものが100個弱、ほかに元箱入りの家電などが50個ほどで全部で250個くらいあり、色々増えすぎた感があります・・・。

 

あと、画像では2トンショートに丸がついていますが、実際は3万8千円ほど支払っているので2トンロングのほうで契約したものと思います。

とはいえ、処分費7千円を差し引くと、実質の引っ越し費用は4万円じゃなくて3万円強になり、それと比べると今回は2倍じゃあなくて3倍ですね。

チと高い?という感じもしますが、段ボール数が3倍くらいになっているのでいいあんばい・・・なのかな?

 

その他のサービス、段ボール

段ボールはサカイの公式情報で50個までサービスとなっています。価格交渉の際にも書いたとおり、追加で50個を営業経費によるサービス提供としてもらい合計100個となりました。

細かい交渉はしなかったのですが一応段ボールにも正価があって、それによると

小2200円x3セット(30個)

大3300円x2セット(20個)

とのことなので、1万円ちょっとぶん営業サイドによるサービスをしてもらった感じでしょうか。(ホームセンターに行くと1箱2~300円しているので、サカイ段ボールの正価自体は妥当な印象。まぁ大きく会社のマーク入りなので広告費扱いで実質0円なのかもしれませんが・・・)

 

しかし実はこの段ボール、あとで気付いたのですが、古いデザインの箱が混在していて困ったことになりました・・・サービスと言いつつ、廃棄予定の旧品処分に使われた可能性があります。

あって助かったとはいえ、かなり使い勝手が悪かったこともあって、これは結構なマイナスポイントです。

 

 

その他いくつか、関連事項をついでに記載します。

 

エアコンの取付は部品が別料金らしいので注意

上の見積書をよく見るとわかるのですが、エアコンの設置はオプション料金を払ってもなお部品代が「別途」になっており、当日追加請求されてモメることがあるらしいので頼む人はよく調べてからにしましょう。

(今回は自分で取り外しをして、その運搬だけを依頼したので自分は実体験していません。)

「え? 部品なんて元のをそのまま使えばいいだけの話でしょ?」と思われるかもしれませんが、エアコンの配管などは移設すると再利用ができず新たに用意する必要があることが多いのです。

 

※室内機の取付位置、室外機の場所などによっては配管の曲げかたを変えなければならないのはわかると思いますが、実はあの配管は薄い金属製なので何度も曲げることができず、新しいものを用意しなければならなくなってしまう・・・場合がある・・・という理由です。もちろん単純に劣化しているというパターンもあると思いますが、多くはこの金属製配管の特性を両者(客も営業も)が理解していないことが原因のように思います。だって普通、あんな蛇腹みたいなやつ、取付場所にあわせて好きなように曲げればいいじゃん、なんで新しくしなきゃダメなの? って思うでしょ・・・

 

 

その他のワザ(米とポイントサイトとキャッシュバック?)

どうでもいい話ですが、いつもの節約クエストの話。

サカイでは見積を取ると米(精米)が支給される、というのが有名なようですが、どうも地域ごとに違うようで、首都圏は対象外だとか? 自分の場合は今のところ米は要らないのですが・・・

 

一応、今回のような一者見積(直接見積)に関して、ポイントサイトにプロモーション展開しており、次の通りポイントを得ることができました。

見積は数日後、完了は3週間後くらいに有効になった

見積で260p、引っ越し完了で900pと、、、まぁ支払った額からすれば1%程度なのでクレジットカードのポイント並のショボいレベルなんですけどね・・・

 

そういえば、支払いにクレジットカードも使えるような話もありますが、何やら事前に申込が必要だとかで、今回はよくわからなかった(調べている余裕がなかった)ので現金払いにしてしまいました。

気になる人は営業の人に聞いてみるといいかも。

そのほか、上に掲載した写真(見積書右下、QRコード部分)にあるとおり、事前に決済をしておくと1000pゲットできるというキャンペーンもあるようなのですが、こちらも抽選だとか書いてあってよくわからなかったので、支払いは当日にしました(ただ、何人が当選するのかという点についてどこにも記載がないので、もしかしたら抽選と言いつつ全プレなのかも? だったら惜しいことをしたかも?)

 

あとはひたすら引っ越し準備を行うのみ

・・・というようなわけで、引っ越し作業までの対外的なアレコレの下準備は整いまして、あとはひたすら自分の作業。

梱包をして当日に備えることになります。

 

引っ越し準備の時期、後半は同時に新居のDIYリフォームも行っていたため、その並行期間については

・日中は新居でリフォーム、掃除等の作業

・夜は旧居に戻って梱包作業(&寝る)

というのを延々と続ける感じになりました。かなり気力体力を削られて疲れました。

次々運び込まれる100個の段ボール(それでもやや不足気味だった)