だいぶシーズン過ぎてしまっていますが今年2023年の夏、近所の家のエアコンの水が出てくるところ、ドレンホースというやつですが、そこにカナブンかカメムシのような虫がたかっているのを見かけました。
たかっているというと言い方が悪いので言い直すと、虫だってこんなコンクリートジャングル(というほどでもないのですけどねうちの近所は)で、なんとか生き抜くことに必死なんですよね、きっと。
自然界では鹿が小川で喉を潤している牧歌的な光景がみられるところ(妄想)、都会では人間様のエアコン排水が小川の役割を果たしているのでしょう。
とはいえ、このドレンホースというヤツ、実は家の中(エアコンの中)とつながっていて
・ドレンホースの中を通って虫などが家の中に入ってくることができるような構造
になっているそうです。(虫止めの網などもなく、エアコンの中まではモゾモゾと侵入できるらしい)
ドレンホースあれこれ
とりあえず、うちにあるエアコンのドレンホースを見てみました。
ひとつめはこちらで、和室のエアコンのもの。あまり使われていなかったようで、蜘蛛の巣がみられます。(実際、室内機のフィルターもキレイだったので使用頻度が低かったと思われる)
虫が通ればこのような蜘蛛の巣は破られてしまうので、ここを虫が逆走して室内に侵入した可能性はないな、と確信が持てます。(蜘蛛の巣が張られる前に侵入している可能性はありますが)
二つ目はリビングのエアコンで、なぜかここだけドレンホースがエアコン室外機の下にクリップのようなもので固定されていました。この固定に何か意味があるのだろうか・・・?
三つ目は北側の洋室のもの。普通にベロンとその辺に転がされていました。
で、、、調べてみたところ、こういうドレンホースの入り口(昆虫から見て入り口。エアコンから見ると水の出口)に取り付けて虫などの侵入を妨げるようなアダプタがあるということで試しに買ってみました。
ダイソーのエアコンホース用虫よけストッパー100円で2個
買ったのはこういうのです。
買ったのは虫もエアコンも大活躍の夏の時期だったのですが、シーズンに備えて増産していたのか、あまり買う人がいないのか、そのときの在庫は潤沢でした。
店頭では複数の類似製品がありましたが、2個入っていてサイズも両側2パターンあるということで、これを選びました。
・ドレンホースは一般的に14,16,18mmの3種類
があり、
・ダイソーのこの製品は14,16mmの2種類に対応している
ということで、18mmじゃなければ大丈夫そうです。
ドレンホースのサイズ、どれを使うかは決まっているわけじゃなくて、バラバラのようです。
うちのエアコンも大容量のリビングエアコン(室外機が大きい方)のドレンホースが細い14mmで、和室の小型モデルのほうが16mmという逆転現象が発生していました。(今回のストッパーは両対応だったのでどちらも取付できましたが)。
やや押し込みが固い感じでしたが、グリグリ力を入れてねじ込んでいくと無事に装着できました。
ドレンホースが楕円になってしまっている場合は、真円にしてから差し込んだ方がよさそうです。(ストッパーのほうは硬質プラスチックなのでまったく変形しない)
1個50円とはいえ、よく考えたらメッシュで代用できるのでは?
耐久性がどれくらいかわかりませんが、2個で100円なので1個50円。毎日消耗するようなものでもないので、別に気にするような値段ではありません。
が、よく考えたらこれ、買わなくてもいいような気もするんですよね。(別にダイソーの商売を邪魔したいわけじゃないんですが・・・)
たとえば、こういう網の目のようなものをドレンホースの先端にワイヤーなどで括り付ければ、それでもいいような気がします。
もちろん目詰まりを生じさせてはいけないので、ピッチリ取り付けるというよりはダボダボの状態で取り付けておいて、数年に1回、、、というか価格を考えると毎年でもいいように思いますが、取り外して新しいものに交換していく、みたいな作業をしていけば実質的にはコストはかからず、新たな商品を店まで買いに行くこともなく、家にあるものだけで済ますことができそうです。(110円が高いわけではなく、110円のものを買うことを覚えておいて、しかも店まで買いに行く、店で探してレジで買う、ということが高コスト)
実際やるかどうかは別として、製品として利用者に「定期的な確認とお手入れ」を求めているので、そんなことするくらいだったらまるごと交換するのでいいんじゃね?って話です。
たとえば、伝線して捨てざるを得ないストッキングなどがあれば、それを切って使えばエコでイイんじゃない?という感じ。
・・・とはいえ、思いついただけで実際にやってみないと説得力がありません。
というわけで、とりあえず3台目のエアコンはそれでやってみました。
じゃーん。
袋をかぶせるようにして、口の部分を紐状にして縛る感じにして、さらにラッピングワイヤーでくくりました。
とりあえずこれでいいでしょう。
まぁ風雨にさらされて気付いたらボロッとなっていた、っていう可能性もなくはないので、気がついたときに経過をチェックしてみたいと思います。